チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

旧東ドイツとドイツ・マルク:留学の思い出

2015年07月01日 08時40分30秒 | Weblog
中国新聞のちゅーピーメルマガが毎朝配信してくれる「デイリーメール」、
2015.7.1版にはこんな記事があった。(以下引用)

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■きょうは何の日?
 東西ドイツ、共通の通貨に
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1990年7月1日、東西両ドイツは西ドイツ・マルクを共通通貨にする体制に移行。西ドイツが経済主権を握りました。同時に両ドイツ国境と東西ベルリン境界の検問が廃止されました。
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(引用以上)

旧東ドイツには行けずじまいで、留学中に、統一後の旧東ドイツ地域へ1度行ったのみだった。ベルンに行って間もない1991年の秋だったか冬だったか、教会関係の集会に参加するため、ベルンからドイツへ列車を乗り継いで行った。旧東独圏に入ると、車両のマークがDB(Deutsche Bundesbahn=ドイツ連邦鉄道) からDR(Deutsche Reichsbahn=ドイツ帝国鉄道)に変わり、車体も古ぼけた感じのものだったのを何となく覚えている。旧東独圏のどこでその集会が行われたのか、残念ながら忘れてしまったのだが、3回くらい列車を乗り換えて、最後はものすごい山奥のような場所へ行った(そこに綺麗な保養所のような建物があった)ことは覚えている。

ドイツ・マルクすら今では懐かしい通貨になった。留学中、とくに後半の1993年くらいから後はかなりの円高で、1スイス・フランが70円台、1ドイツ・マルクは60円台前半、時には50円台に入ったこともあったように記憶している。日本からもらった奨学金(もちろん円建て)をスイス・フランに換えて生活していた貧乏留学生にはありがたい時期だった。今ならとても生活できない。

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