関西学院大学キリスト教と文化研究センターが何年もかけて取り組んできた『キリスト教平和学事典』が9月25日、ついに発刊の運びとなりました。
刊行にあたって
これまで日本の平和研究は、紛争の政治学や地政学、南北問題や国内外の人権、環境破壊の社会経済的構造など、さまざまな問題の解明を試みながらも、それらに絡む宗教性、とりわけキリスト教という世界宗教の内実にまで踏み込んだ究明はあまり見当たりません。
今回の『平和学事典』の編纂は、そうした不足を補い、現代世界の紛争における宗教的要素を探り、「平和の文化」の一端を担おうとするものです。グローバル化した世界において人権を尊重し、正義と公平の遵守のための法秩序を構築し、自由の基本的権利を確保することは、今や普遍的な課題です。本書が、世界の平和問題を考え、その構築のために努力される皆さんの一助になることができれば幸いです。
監修者 栗林輝夫 樋口 進
(宣伝パンフレットより引用)
構想のはじめから編集スタッフの一員として、広島大学に移るまで仕事を一緒にさせてもらった者として、この事典が発刊にこぎつけたことは何よりの喜びです。最後まで献身的に編集の労をとられた関西学院大学キリスト教と文化研究センターの事務スタッフの皆さん、そして編集委員として様々な困難を乗り越えて、この事典を実現させた教員の皆さんに大きな敬意を表するものです。
自分もいくつか項目を書かせてもらいましたが、『平和学事典』という大きな枠の中で、しかも限られた字数で書くことの難しさを痛感しました。(ちなみに、事典の最初は「愛」という項目ですが、これは私が担当しました。一番に名前が出てくるので、ちょっと「えへへ」です。)
教文館発行、A5版・上製・450頁・函入
定価8400円(税込み)です。最寄のキリスト教書店でぜひお求め下さい(一般書店でも売ってるとは思いますが、キリスト教書店応援のため、ぜひ)。
刊行にあたって
これまで日本の平和研究は、紛争の政治学や地政学、南北問題や国内外の人権、環境破壊の社会経済的構造など、さまざまな問題の解明を試みながらも、それらに絡む宗教性、とりわけキリスト教という世界宗教の内実にまで踏み込んだ究明はあまり見当たりません。
今回の『平和学事典』の編纂は、そうした不足を補い、現代世界の紛争における宗教的要素を探り、「平和の文化」の一端を担おうとするものです。グローバル化した世界において人権を尊重し、正義と公平の遵守のための法秩序を構築し、自由の基本的権利を確保することは、今や普遍的な課題です。本書が、世界の平和問題を考え、その構築のために努力される皆さんの一助になることができれば幸いです。
監修者 栗林輝夫 樋口 進
(宣伝パンフレットより引用)
構想のはじめから編集スタッフの一員として、広島大学に移るまで仕事を一緒にさせてもらった者として、この事典が発刊にこぎつけたことは何よりの喜びです。最後まで献身的に編集の労をとられた関西学院大学キリスト教と文化研究センターの事務スタッフの皆さん、そして編集委員として様々な困難を乗り越えて、この事典を実現させた教員の皆さんに大きな敬意を表するものです。
自分もいくつか項目を書かせてもらいましたが、『平和学事典』という大きな枠の中で、しかも限られた字数で書くことの難しさを痛感しました。(ちなみに、事典の最初は「愛」という項目ですが、これは私が担当しました。一番に名前が出てくるので、ちょっと「えへへ」です。)
教文館発行、A5版・上製・450頁・函入
定価8400円(税込み)です。最寄のキリスト教書店でぜひお求め下さい(一般書店でも売ってるとは思いますが、キリスト教書店応援のため、ぜひ)。