チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

新球場初見参(2)

2009年04月27日 18時14分34秒 | Weblog
1階席最後部に設けられたコンコースは、内野・外野の区切りがなく、球場全体をぐるりと周回できるようになっています。上の写真は、レフト側からグラウンドを見た様子。

で、同じ位置から球場の外側を見ると、


JRの線路がすぐ目の前です。なるほど、レフトスタンドが小さいわけです。ここから風船でも飛ばそうものなら、すぐに架線に引っ掛かってしまう。


スコアボードの下。


スコアボードの裏側にも何とお店が。


こんな具合です。


マエケンや栗原の名を冠した焼きそば、カルビ丼を売っていました。結構高い。


わかりにくいけど、授乳室(1塁側)。さすがは新球場。行き届いた配慮です。


ぐるりとコンコースを1周して、



テールスープと日本酒を購入。

設備はすぐれているけど、店員はまるでダメ。バイトの教育が全然出来ていません。

食べ物を扱う人間とは思えないようなすごい爪(という時点で既にダメ)のお姉ちゃんがいて、カルビ丼を頼もうと思ったら、ここで食券を買って、別の列に並び直さないといけないとのこと。そんな気の長いこと、できますかいな。で、カルビ丼はキャンセル。お酒は常温と熱燗がありますが、と言うから、熱燗を頼んだら(この日はちょっと寒かった)、熱燗の機械(?)の操作を間違って、熱くし過ぎてたらしい。というので、熱燗も出せない。もう呆れるばかり。

球場内の常で、食い物は高いです。高いくせに手際は悪い、サービスも行き届かない。したがって、食べ物は持ってくるのが正解と見ました。ただし瓶・缶・ペットボトルの持ち込みはできないのでご注意。

(続く)


新球場初見参(1)

2009年04月25日 07時55分43秒 | Weblog
広島市南区に出来た広島新球場、「MAZDA Zoom Zoom スタジアム広島」で、今季初の広島vs阪神戦が行われ、夫婦で観戦に出かけてきました。


球場を南側から見たところ。駅から少し離れており、市街地の中心部にあった伝統の広島市民球場と比べれば、不便な印象は免れません。


内野自由席(1600円)のチケット。この球場では、内野自由席が一番安く、外野は指定席のみ。応援団が陣取る「パフォーマンスシート」が1800円、普通の外野指定席が2000円。結果、応援団のいる席にあまり客が入らないという現象が起こっていました。応援団はこの「パフォーマンスシート」に押し込められています。(座席の配置はこちらをご参照。)


内野自由席から見たグラウンド。試合は非常に見やすい位置です。この日は午後3時開門というので、どの程度混み合うかわからないため(何しろタイガース戦ですから)、4時過ぎには球場に着いた我々。まだまだ空席があり、ひと安心。しかし、周りを見渡すと、あちらにもこちらにもシニアの方々が。早くもお弁当を食べている、ピクニック気分のおじいちゃん・おばあちゃんも。もみじマークの球場、という雰囲気です。


球場のレフト側場外にはJRの線路、新幹線が走っているのも見えます。逆にJRの車内から球場の中を覗くことも出来るようになっています。


ライト側にはユニコーンの広告看板が。ユニコーンは広島で結成されたバンドです。

試合開始まで時間があったので、食糧調達を兼ねて球場探検へ。この球場は、内野・外野で仕切られておらず、内部をぐるりと一周できるようになっています。


市民球場で有名だった「カープうどん」。新球場では経営者が変わったそうですが、うどんは依然として名物なようです。


なんてことない普通のうどんだとは思うのですが(これは食べかけの肉うどん)。


コンコースにはお店が並んでいます。


グラウンドと反対側(外側)にはこんなお店。


グラウンド側(内側)には屋台。見ると、栗原やマエケンなど、選手の名前を付けた弁当が。


コンコースからはこのようにグラウンドを見ることができます。試合の様子を見ながら買い物ができるという仕組み。実際、試合が始まった後もずっと人の流れが絶えることはありませんでした。

(この項続く)

慶の大島定食

2009年04月13日 20時35分35秒 | Weblog
山口県は周防大島町、道の駅サザンセトとうわの道向いにあるのが、お食事処「慶」。ここの「大島定食」は絶品です。

2家族、小さい子どもも加えて総勢10名で店へ。店に入るとすでに机の上に、写真のような大皿の刺身が。





煮魚。




他に焼き魚、ご飯に味噌汁もついて、2500円とは。久し振りに、「もう要らない」というくらいに刺身を食べました。

強いて言えば、交通の便が良くないので、飲酒が叶わないということくらいでしょうか。でも美味しかった。

花見2009(2)広島城へ移動

2009年04月10日 09時19分29秒 | Weblog
船遊びを終えた我々は、平和公園から広島城へと徒歩で移動。

 
途中、市電の「原爆ドーム前」を通過。電停の標識が、ハングルや中国語でも書かれているところが、近隣の国々から来る観光客の多さを示しています。

広島そごうの前を北に上がるとすぐに城が見えてきます。

 
二の丸に入る橋。

 

ここにも被爆樹木が。ここは爆心地から740メートルのところです。

城内には廣島護国神社があります。中国地方で最多の初詣客が訪れる(50万人だとか)ほか、広島カープが毎年必勝祈願に来る神社としても知られています。ブラウン監督はどんな気持ちで参拝しているのでしょうか。



天守閣の周りは、桜がきれいに咲きそろっていました。手前の階段では何やら写真撮影中。どうやら新郎新婦が桜と天守閣を背景に記念写真を撮っているようでした。




SwissinfoのPodcast(続き)

2009年04月07日 19時03分57秒 | Weblog
以前にSwissinfoのPodcastを紹介しましたが、その続き。

仕事からの帰り道、iPodにダウンロードしていたSwissinfoのPodcastを何気なく聴いていてびっくり。このブログのことが取り上げられているではありませんか(3月26日付)。

「広島のブロガーの方が……」と言うので、Swissinfoを聴いている人間が他にも広島にいるのか、などと呑気に思っていたら、自分のブログのことではありませんか。

「いかにも原稿棒読みという感じの喋り方が、何とも素人っぽくて、ある意味かえって好感が持てます」というくだりが読み上げられて赤面(周りには誰もいなかったけど)。

どうも失礼なこと書いてしまって、すみません。毎週楽しみに聴いてます。スイスの巷の流行りなどをたくさん紹介してもらえればと思います。

花見2009(1)旧太田川に遊ぶ

2009年04月05日 23時56分47秒 | Weblog
気持ちよく晴れた休日、平和記念公園と広島城へお花見に行きました。今日はその第1回。

もはや葉桜になりかかってはいましたが、まだ綺麗に咲きそろった桜、平和記念公園と旧太田川沿いは花見客でいっぱい。



対岸には原爆ドームが見えます。


遊覧船での平和公園クルーズというのをやっていたので、家族で乗ることに。


このクルーズは「雁木タクシー」がやっています。「雁木タクシー」とは、NPO法人「雁木組」が行なっている事業の一つで:

「雁木(がんぎ)は、かつて生活物資の運搬船などの船着場として利用されていた川の護岸の階段のことです。広島の太田川デルタは、潮の干満差が大きいため雁木が発達しました。築堤の始まる16世紀までは木製、16世紀末以降は石造、現代ではコンクリート造と、その姿は変わっていますが、現在でも市内の6本の川には新旧含め約300の雁木があります」(上記リンクのウェブサイトから引用)。

乗り場の案内表示


接岸、乗降もいたって手作りっぽく、いい感じです。


クルーズの景色。




手前のドームはプラネタリウム、左奥はリーガロイヤルホテル。


ちょっと大きな遊覧船とすれ違いました。


いったん川上まで行き、反転して今度は川下り。




川岸では「水辺のコンサート」なる催しも。


お花見しながらの旧太田川クルージング。10分ほどで大人500円、小学生250円。なかなか楽しめる船のプチ旅行です。


(続く)