小倉にびっくら

年頭の初見参以来5ヶ月。久々に小倉の地に降り立ちました。今回は、関西新約聖書学会＠西南女学院大学のための出張です。

前回は自家用車で来ましたが、今回は新幹線。小倉駅に降り立ってまずびっくり。



広島駅より何倍も立派。都会の駅ではありませんか。駅から見える街の風景も都会。



駅ビルもでかい。早速腹ごしらえのため、食堂街のラーメン屋さんへ。

　

やはりここまでくれば博多ラーメン。よくばって替え玉もしてしまいました（無料）。

食堂街は何やらレトロな光景。まるでタイムスリップしたかのようです。



初日の夜、学会仲間と一緒に出かけた旦過市場近くの路地の店、店は今風のお洒落な雰囲気だったのですが、店のある路地がすごかった。もう昭和丸出しって感じです。



その旦過市場には2日目の朝、学会が始まる前にちょっと出かけてみました。駅から歩くこと約10分、





5か月ぶりの「再会」です。市場に早速入っていくと、



朝早すぎて、まだお店がほとんど開いてませんでした。市場だから朝早いだろうと早合点したのが失敗だったか。生鮮食料品関係のお店は始まってましたが、小倉土産に魚や野菜を買うわけにもいかず……。

でも、何度も来たい町です。小倉は。

おしい！キャンペーン

近頃広島でよく見るのが

「おしい！　広島県」というキャッチフレーズです。

広島県出身のタレント有吉弘行が登場する映像が話題になっている（らしいです）。「広島の知られざる「おしい！」を紹介し、たくさんの人が実際に広島を訪れて「おいしい！」という感動に変わる日を目指している」らしいのですが、「おいしい」と「おしい」の落差が何と激しいことでしょうか。

まして、「おしい！広島東洋カープ」となると、ちょっと笑い事では済まなくなります。何しろカープは単なるプロ野球チームではなく、広島の勢いを象徴する存在なのですから。

このキャッチフレーズに決まるまでは、いろいろ紆余曲折があったとか、なかったとか。しかしこれを許した広島県知事の英断というか、ユーモアセンスというか、投げやりさというか、いずれにしても称賛に値します。

府中焼きに夢中

ムスコのバレーボール県予選応援で出かけた広島県府中市。広島からだと山陽道で岡山方面へ。1時間くらい走って、尾道ジャンクションから北へ向かいます。広島にはもう一つ安芸郡府中町という「府中」があり、自動車メーカーマツダの本社があるためそちらの方が有名です。こちらの府中市は「備後府中」と呼んで区別するようです。

そのせいで、今日のお題である「府中焼き」を安芸郡府中町の名物と思っている広島人もいるようです。しかしこの、お好み焼きの一種である「府中焼き」は備後府中の名物。B級グルメの大会、B-1グランプリにもきちんと出ています（今年は6月9-10日に鳥取で開催されました）。

試合の前に我々が立ち寄ったのは、会場近くの「平の屋」というお店。

　

お店の前は古い軒並みで、情緒たっぷり。

　

道には「石州街道」の看板が。かつて、石見銀山で採れた銀を幕府へ運ぶために、多くの人馬が通った道をこう呼ぶそうです。


「府中焼き」とは、豚バラ肉を使うお好み焼きとは違い、ミンチ肉や細切り肉を使っています。

　
お店のメニュー。結構安い。

小サイズ600円（シングル）が通常の大きさらしいですが、私は頑張って大サイズ（ダブル）800円に挑戦。



最後に生卵を上からかけるのがまた特徴的で、味がまろやかになる感じがします。ダブルといっても、軽くいけます。車で来ていなければ、確実にビールのお世話になるところでしたが。

「平の家」さんの府中焼き、もう1度食べてみたくなる味です。広島市内には、「としのや」さんというお店があるので、今度行ってみます。