同僚の先生から突然電話があり、日本感情心理学会のシンポジウムでパネラーになってくれ、とのこと。感動というテーマについて、宗教の視点から語ってほしいということです。
そんなテーマについて、これまで考えたこともなかったのですが、色々調べてみて何とか話を見繕い、シンポジウムに臨みました。
日本感情心理学会第18回大会(2010年5月29日(土)・30日(日)、於:広島大学東広島キャンパス)
―感情心理学の新たな可能性を探って―
大会企画シンポジウム「新たな感動研究に向けて ―他領域から心理学への示唆」
パネリストは、桑島秀樹氏(広島大学大学院総合科学研究科准教授、美学)、柳瀬徹夫氏(広島国際大学心理科学部感性デザイン学科教授、感性工学)、川畑秀明氏(慶応大学文学部准教授、認知科学、神経美学)、そして私。司会は戸梶亜紀彦氏(東洋大学社会学部社会心理学科教授、社会心理学、実験心理学)。
「感動」をめぐって、宗教学、美学、感性工学、神経美学の角度から話すという、面白い試みでした。議論が活発になる、ということは(時間の関係もあって)残念ながらなりませんでしたが、日頃聞くことのない他分野の研究についてじっくり耳を傾ける興味深い機会でした。
私は、「至高体験」(マズロー:究極的な恍惚・陶酔・歓喜に関わる体験)に類するものが新約聖書の中にも見られる(パウロの回心、イエスの病気治癒など)こと、また感動が「可能」と「不可能」との境界線で生じ、認識および生き方の劇的変化を伴うものであることをなどを話しました。
シンポジウムよりも印象的だったのは、その後の懇親会です。バスで会場を移った先は、西条駅前の賀茂泉酒造酒泉館。
賀茂泉が作っている様々なお酒が並んでいます。これを少しずつ試飲していくというわけです。
まだ飲む前です。
下の写真が有名な美酒鍋(びしょなべ、と読むそうで、漢字は後から当てられたものらしいです)。お肉と野菜を炒り煮のようにしたもの。味付けは日本酒と塩胡椒。
これを食べながら、賀茂泉のお酒を次々と試飲。飲み過ぎないよう気をつけていましたので、事なきは得ましたが、シンポジウムの緊張が解けたこともあり、結構お酒が回ったような気がします。
シンポジウムよりも懇親会の方がメインイベントだったような一日でした。
そんなテーマについて、これまで考えたこともなかったのですが、色々調べてみて何とか話を見繕い、シンポジウムに臨みました。
日本感情心理学会第18回大会(2010年5月29日(土)・30日(日)、於:広島大学東広島キャンパス)
―感情心理学の新たな可能性を探って―
大会企画シンポジウム「新たな感動研究に向けて ―他領域から心理学への示唆」
パネリストは、桑島秀樹氏(広島大学大学院総合科学研究科准教授、美学)、柳瀬徹夫氏(広島国際大学心理科学部感性デザイン学科教授、感性工学)、川畑秀明氏(慶応大学文学部准教授、認知科学、神経美学)、そして私。司会は戸梶亜紀彦氏(東洋大学社会学部社会心理学科教授、社会心理学、実験心理学)。
「感動」をめぐって、宗教学、美学、感性工学、神経美学の角度から話すという、面白い試みでした。議論が活発になる、ということは(時間の関係もあって)残念ながらなりませんでしたが、日頃聞くことのない他分野の研究についてじっくり耳を傾ける興味深い機会でした。
私は、「至高体験」(マズロー:究極的な恍惚・陶酔・歓喜に関わる体験)に類するものが新約聖書の中にも見られる(パウロの回心、イエスの病気治癒など)こと、また感動が「可能」と「不可能」との境界線で生じ、認識および生き方の劇的変化を伴うものであることをなどを話しました。
シンポジウムよりも印象的だったのは、その後の懇親会です。バスで会場を移った先は、西条駅前の賀茂泉酒造酒泉館。
賀茂泉が作っている様々なお酒が並んでいます。これを少しずつ試飲していくというわけです。
まだ飲む前です。
下の写真が有名な美酒鍋(びしょなべ、と読むそうで、漢字は後から当てられたものらしいです)。お肉と野菜を炒り煮のようにしたもの。味付けは日本酒と塩胡椒。
これを食べながら、賀茂泉のお酒を次々と試飲。飲み過ぎないよう気をつけていましたので、事なきは得ましたが、シンポジウムの緊張が解けたこともあり、結構お酒が回ったような気がします。
シンポジウムよりも懇親会の方がメインイベントだったような一日でした。