1968年、給料が35000円程度の時 60000円の河野ギターを買った。1997年、松村ギターを50
万円で買った。それからタガが外れてドイツの Armin Gropp、Armin HANIKA,スイスのErmanno Chiavi、高知の岩田ギター、スペインのJuan Hernanndez 等入手した。クダラン道楽だった。
飽いて全て手放し、David Jose Rubio 工房の10コースリュートを買った。こうしてギターをやめて5年の空白。偶然一台だけ残しておいたルーマニアの量産ギターを弾いてみた・・・今も弾いた。有体に言えば、無論演奏の感性も向上してはいようがこの HORA 4/4 ほど陶然となるギターはなかった。
棹のある楽器は総て、棹がイノチと思って居る。 このHORA guitar はバイオリン族生産工場のもの故か棹が楓材だ。上記全てのギターはマホガニーかセドロ、或は黒檀芯入りのセドロ(杉)だった。楓は一見柔らかいが逆目や粘りで工作はきつい、値段も高いらしい。おそらくそういう理由で余り使われないのだろう。
1960年代の日本でただ一人、楓の棹を使った製作家が居た。久留米の橋本一男氏、局地戦闘機震電の設計製造に関与した人と聞く。そのギターはまさに粗製乱造の風体、しかし棹だけは楓の太めてごついのが着いていた。音は素晴らしかった!
万円で買った。それからタガが外れてドイツの Armin Gropp、Armin HANIKA,スイスのErmanno Chiavi、高知の岩田ギター、スペインのJuan Hernanndez 等入手した。クダラン道楽だった。
飽いて全て手放し、David Jose Rubio 工房の10コースリュートを買った。こうしてギターをやめて5年の空白。偶然一台だけ残しておいたルーマニアの量産ギターを弾いてみた・・・今も弾いた。有体に言えば、無論演奏の感性も向上してはいようがこの HORA 4/4 ほど陶然となるギターはなかった。
棹のある楽器は総て、棹がイノチと思って居る。 このHORA guitar はバイオリン族生産工場のもの故か棹が楓材だ。上記全てのギターはマホガニーかセドロ、或は黒檀芯入りのセドロ(杉)だった。楓は一見柔らかいが逆目や粘りで工作はきつい、値段も高いらしい。おそらくそういう理由で余り使われないのだろう。
1960年代の日本でただ一人、楓の棹を使った製作家が居た。久留米の橋本一男氏、局地戦闘機震電の設計製造に関与した人と聞く。そのギターはまさに粗製乱造の風体、しかし棹だけは楓の太めてごついのが着いていた。音は素晴らしかった!