何故黙示録に謂う【大いなるバビロンの崩壊】について延々考え続けているのかと言えば、それが【地球、この苦悩の惑星】なる大凡七千年に亘る人類の苦しみの地球劇場演劇の終了と新たな時代の到来を告げる事象となるからである。人は実際に自分の眼で見るまでは何事も信じない!千万言を費やして証拠を挙げても信じない。
近所に最近退職した自衛官が居る。昔で言う軍人恩給が出るまで約10年の空白があるからその間何かして生きなければならない。ところが彼は人中に出るのを厭い自宅警備などをやっているが妻女がカネ使いの粗いこともあって何度かに分けて支給される退職金も底が見え始めた様子、近所の広報婆さんの話。彼はパチンコに行き始めた。察するに金を増やそうとの目論見だろう。が、古来博打や投機は主催者のみが儲かる仕組みになっている。身の破滅は火を見るより明らかだが人間と言うものは『自分だけは例外、自分だけは特別』と思いたがるものなのだ。そういえば最近パチプロと言う言葉を聴かない。政府はパチンコの出玉規制をやり始めたらしいからそろそろこの方面も怪しいか?
何が言いたいかと言えば、何時の世にも人間の【射幸心】はなくならない。そしてそれで身を亡ぼす。恥ずかしいが私の父も投機に真っ黒になった挙句、使い果たして死んだ。学校の先生で人々からはホトケサンのようなイイヒトとの評判だったが・・・。だから、と言うのも何だが仮想通貨にギャンブル性があることを知ったら・・・実際にある、どこかのブログに昨日まで130万だったのが今日30万まで下落した、ドーシヨーと嘆く記事があった・・・手を出す人々が出て来る。・・・そして巧妙にその通貨を管理する者共の餌食になる。
【通貨を巧妙に動かすモノ】・・・リーマン・ショックなる言葉で表現される一連の事象を通じてそういう者共が居ることはおそらく周知の事柄であろう。その者共は現在の、政府発行の通貨の世界では最早悪巧みが出来ない、やっても大して儲からない、と踏んだであろう。そして既に、政府の管理下に置かれない仮想通貨の世界を創出してそこに人々を招き入れる、乃至は巻き込まれざるを得ない様にして相変わらず不労所得を得ようと目論むだろう。
こうしてスッテンテンになる人々が巷に溢れる、社会が不安定に向かう、国家の統治組織はその原因になった者共を放逐し、一方で路頭に迷う人々が暴徒化しないようにベーシックインカムの類を実行せざるを得なくなるのではなかろうか。【黙示録17:16 なんぢの見し十の角と獸とは、かの淫婦を憎み、之をして荒涼ばしめ、裸ならしめ、且その肉を喰ひ、火をもて之を燒き盡さん。】最近、仮想通貨の暗証番号か何かが盗まれる事故で多額の損失が出たと言うニュースがあった。政府は多分こういう事象を注意深く見ているだろう。・・・猜疑の眼で!
【仮想通貨】なる言葉やその危うさが一般に知れ渡った今、その終焉もまたそれほど遠くなかろう。地上人類世界を巧妙な通貨操作によって牛耳っていたごく一握りにとって不労所得の最後の拠り所が消滅する。揺らぎつつある。
消滅した暁には【今は誰も絵空事としか思っていない世界】が出現する。神の霊が人の心に働きかけて人々を統治する組織が不要になった世界が。神の霊が働きかける・・・神社の鳥居を潜り神域に入った時あなたは多少なりともそれを感じるのではないか?