サウンドホールから手を突っ込んで表面板の裏側をまさぐると扇子の骨みたいのがある。これが3本、5本、7本などと製作者によって本数や配置が様々あり、それを【設計】と言うらしい。我々工学技術者の【理論計算の結果】の設計とは大分違う気がする。内心『そんなの設計なんてと言うもおこがましい』と思っている。計算書を見せろ!
ヤフオクで色んなギタをー入手して気がついたがこの力木のサイズ、本数や配置なんて製作者の独善院唯我独尊居士モードじゃないのか?我々には違いがサッパリ分からん。あるギター製作家の方が『あれは単なる補強ですよ』とポロリと言われた事がある。・・・『それ見ろ』と思った。
だったらギター製作家なんて一生かけて【全く無意味なこと】に血眼になっているし、楽器商人は全く無価値なものを言葉巧みに目ん玉が飛び出る値段で売っている。買う方は【思い込みや幻想】に金を払っていることになる。
よくよく考えるとこの世界は【思い込み、幻想、作り話、ウソ、体面、世間体などの虚飾】を掛け巡らして【経済なるもの】を成り立たせているのではないか?
錦鯉の世界!・・・・溺れたモノには三百万円、醒めたモノには猫の餌。