月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

愛別離苦

2009年10月02日 22時25分20秒 | 仏々相念(住職日記)
幼き頃よりかわいがって下さっていたご門徒さん・・・

京都から帰ったのちもよく寄らせて頂き
その笑顔に出会うとしんどさも癒された・・・
優しいご夫妻に力を頂いていた。

2か月程の入院で亡くなってしまった。

かなりショックで辛かった。
必死で涙も堪えていたが・・・
でもこんな私なので、共にお勤めして下さるご門徒の声が、
「住職、がんばれ!」と聞こえてなんとか勤めることができた。

無常とは聞かされながらも
諦め切れなくて・・・

「残念だね。」と坊守と泣いた・・・

そのようなご夫妻だから
その背中を見ているから、ご家族みな優しい。

辛く、悲しいご縁ではあったがものすごく温かい。
「ここにいて下さいますね。」
お念仏となって、これからもずっとここに・・・

明日、お葬儀・・・
泣いてしまってお勤めにならないかもしれない・・・                             

久し振りに・・・

2009年10月02日 00時29分53秒 | 洗車日和
朝から雨交じりの曇り空・・・

どうしようかなぁ~
えぇ~い!洗え~~!

水アカべっとりのニコニコさん、
束の間だけどピカピカに・・・

気持ち良く松山のご門徒さんの所までお参りできた。

永ちゃん、ガンガンで最高!

帰りは雨でしたが・・・             

またしばらく秋の長雨かな~
次の晴れの日が楽しみです。            

為作大安

2009年10月02日 00時09分16秒 | 仏々相念(住職日記)
松山のご門徒様の近くの海岸、
松並木の傍にそっと咲く秋桜・・・

優しく各々の命を生きている。
大切に、大切に・・・

ご主人を亡くされ、せつなさのなかに涙される。

「主人の手紙が出てきたんですよ。」
懐かしいその文字に改めて主人に出会ったという・・・
「その時は、目を通しただけだったのに・・・」
何度も読み返されたことでしょうね。
親子で号泣されたそうです。

優しく奥さんのことを案じた手紙・・・

ずっと傍にいてくれます。
「だいじょうぶだよ、だいじょうぶだよ。」って。

「優しく咲いて行こうよ、手を合わさせて頂きながら・・・」