月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

皆有光明

2009年11月20日 23時48分00秒 | 仏々相念(住職日記)
子どもが出るとこんな感じかな・・・

昨日も今日も遅くなった食事でした。
今日は、2人共起きてくれていましたが、
昨日は、息子が炬燵で眠り
娘も、息子の前で炬燵に足を入れ宿題をしていました。

テーブルに向かいあい、今日1日の事話しながら
2人での食事・・・

別に2人での食事が珍しい訳ではないのですが、
なぜでしょう、昨日はもの凄く寂しく感じたのです。
疲れていたのでしょうか・・・

「どうする、子どもたちがいなくなったら毎日こんな感じで・・・」
「間違ってもこんな大鍋は出んよね~!小鍋、小鍋・・・」

今日も2人の食事でしたが、振り向くと子どもたちが居てくれました。
いろいろ話しかけ、話しかけ頂いたことです。

娘の強烈なツッコミと息子のシビヤな笑い・・・
やっぱ、一緒がいいよね・・・

娘は、あと1年ちょっとしかいません・・・
辛い・・・

頼りのない親で申し訳ない・・・

私が寂しくなったら会いに行くよ・・・

どこにいても心通わせながら大切に生きていこう!   

母子手帳のはなし

2009年11月20日 00時20分32秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
息子が家庭科の学習で自分の赤ちゃんのころのことを調べています。

生まれた時間、体重、身長、好きだったたべものやあそび、初めて話したことば、おすわり、たっち、歩いた月齢・・・
こと細かに聞かれるので、久しぶりに母子手帳を出して見てみました。
懐かしい事柄がページのあちこちに書いてありました。

そうそう、赤ちゃんのころからくるくるまわるものが好きだったよね。
10月10日におすわりができたんだ。
「たいたい」ってどういう意味? 「お魚」のことよ。

そのうちに、娘も「わたしのも見る」といって、あれこれ比べたりしました。

体重、全然ちがうねぇ。
うっ、ベットから落ちたって書いてある・・・
ふたりとも、はじめてのことばは「ママ」だったの?

ビデオテープを巻き戻したみたいに、ふたりの赤ちゃんのころのことが思い出されました。
ふたりのエピソードを親子4人でいろいろ話しながら、しばらく大笑いしました。

かわいかったなあ。
しんどいことなんて忘れちゃったなあ。
ほんとうに、わたしたちのところに生まれてくれてありがとう。
この子たちに出遇えて、よかったなあ。
阿弥陀さまに手を合わせる子になってくれてうれしいなあ。

もうふたりとも、わたしよりずっと大きくなって、
それでも、なんやかんやとまとわりついてくれるのが、またうれしくて・・・

母子手帳はわたしのたいせつなたからものです。