月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

元気一発

2009年11月28日 23時02分50秒 | 仏々相念(住職日記)
住職、お疲れでしょう・・・

案じてくれるお若いご夫婦。
しばしば書かせて頂いているあんちゃん夫婦です。
ご夫婦揃ってのお取り越しデビューでした。

式章、数珠、聖典・・・
その姿、本当に頭が下がります。

「夜勤の時、読ましてもらってます。本当に洗車好きなんですね!」

もう自分で書きながら恥ずかしいことです。
でも、このようなブログを読んでやろうという
その一瞬の思いが有難いです。

A講中の大切な高座・・・
2年前のお取り越しで復活!
先代が若い頃とおっしゃっていたので、
3代前は座らせて頂いているのでしょうね・・・

縁あって、私も坊守も座らせて頂いています。
そこには、つながりを感ぜずにはおれません。
「お前も座らせて頂く様になったか!」と、懐かしい声が聞こえてきそうです。

去年元気だった方が、
今年のお取り越しでは姿がありません・・・
お家に参らせて頂くと狭く感じた部屋が広くなっていました。
心も体も存在感のあるお方でした。

いつも座っていた場所の背もたれ代わりの棚は変形していました。
「よく、ここに座っておられましたよね・・・」
「そうなんよ・・・まだ暫くそのままにしておこうと思って・・・」
棚を擦りながら語られる息子さん。
私はそんな優しさが大好きです・・・
親父の温もりを感じるのでしょうね!

死しても消えないつながりを大切に・・・

クタクタ住職を元気にして下さいます。             

手紙のはなし

2009年11月28日 00時07分56秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
先日ご門徒さまから2通のお手紙が届きました。
どちらも心のこもった丁寧なお手紙でした。
手紙っていいものだなあと思いました。

わたしは、字を書くことが苦手です。
姿勢が悪いので、どうしても歪んだ字になります。
はずかしいかぎりです。

そういうことも理由の一つですが
近頃は、携帯電話のメールで気軽にやり取りをしますので
あらたまって手紙をしたためるということがなくなりました。

でも、いただいたお手紙が本当に素敵で丁寧だったので
お返事を書かなくちゃ・・・と思いペンをとりました。
書きたいこともたくさんあるし、書き損じては便箋がもったいないので
下書きをして清書に臨みました。

きれいな便箋に、自作の阿弥陀さまと蓮の花のの消しゴムはんこを押して
書きやすいペンを持ち、「一筆参らせます。」
姿勢を正して、一字一字下手ながらも丁寧に書きました。
途中、何度も頂いたお手紙を読み返しながら
ご門徒さま方のお顔を思い浮かべます。

手紙ってほんとうにいいものですね。

昼までかかってようやく書き上げ、封をして
ポストに投函しに行きました。

明日には届くかしら。
「ありがとうございます」の気持ちをこめたお手紙が・・・