月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

優しいメールのはなし

2009年12月08日 22時41分15秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
ひさしぶりのおともだちからのメール。

文面から優しい笑顔が飛び出してくるようなメールです。
といっても、絵文字をたくさん使っているわけでもなく
ピコピコと絵が動くデコメールでもありません。

ことばが、優しいのです。
なんともいえない“間”が感じられるのです。

このメールになんだか癒された夜でした。

ありがと

鴛鴦之契

2009年12月08日 20時42分10秒 | 仏々相念(住職日記)
娘さんからの手紙・・・

やはりまだ父を思い泣くのです・・・
愛する夫を亡くし、
あれもしてあげればよかった、
これもしてあげればよかった・・・
悔やむ思いの中涙を流される奥様。

そうですよね、長く連れ添った大切な人ですもんね!
できることであれば各ありたいな~と私は思います。

会う人によれば、
聞きたくないような別れの言葉をおっしゃる方もいる。
「なんで死んでまであの人の墓に一緒に入らんといけんのよ!」
辛いな~・・・
浄土真宗は、墓の中にいる教えではないものの
そんな日々の積み重ねだったのかと思うと切なくなります。

うちはどうなのかな~と気になるところですが、
「死んでもまた会おう!そう言える愛を二人の間に挿んで生きて下さい」
と恩師のことば・・・

その言葉を胸に生かさせて頂いているつもりです。

その愛とは・・・お念仏なのです・・・

仏さまにならせて頂いてまた会えるのです。
涙のなかにそのはたらきがあるのです。

お母さんを大切に見守ってあげて下さい・・・