月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

伝家宝刀

2010年09月01日 20時00分03秒 | 仏々相念(住職日記)
いろいろと・・・

ご主人のご縁に会わせていただきました。
「なぜに私より先に亡くなったのか・・・」と涙されます。

子どもさんたちといろいろあるようで・・・
「こんな子どもとは思わなかった。親の恩をどう思うのか?」

しんどいな~・・・私に言われているような言葉です。

「親の恩」
確かにそうでしょう、親が捨てずして育ててくれたお陰で大きくならしていただきます。
だからといって、その言葉を大上段に構えて振り下ろされてはこちらも言うことになります。
「俺が頼んで生んで貰った訳やない・・・」って打ち返すことに・・・

「親の恩」というものは押しつけるものなのでしょうか?
確かに、自分の思い通りにならない腹立たしさもあるでしょう・・・
しんどい思いをして育て上げた苦労はなんだったのかってことに・・・

私には2人の子どもがいます、一応父親ということになっています。
でも、恥ずかしながらいつまでも子どもの私は父親の自覚なんてない始末。
子どもだからといって見下すつもりもなく、常に対等だと思って接しているつもりです。
対等と思っているのは私だけで、子どもたちはもうとっくに先を走っているのですが・・・
「すごいな~」って感心しきりの私には「親の恩」なんて伝家の宝刀もありません・・・

「今生に生を受ける」ってことはもう二度と迷いの世界に堕ちることのない人生を歩ませていただくことの喜びを得ることでしょう・・・
「真実の親」は逃げて逃げての私を追いかけて追いかけて抱きしめて下さる。
その御手の中で反り繰り返り暴れ回ろうともずーっと・・・
決して押しつけることもなく・・・「よしよしよし・・・」と。


親も子もその御手の中・・・

認め合いながら大切に生きることができればいいのに・・・と、自分に問いかけていました。



パトカー先導のはなし

2010年09月01日 17時21分36秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
松山からの帰りです。
松山インターからパトカーが数台前に走っていたのですが、とうとう宇和インターまでずっと先導してくれていました。
おかげで、松山道は80キロ、大洲道路は50キロ、登坂車線でも追い越し車線でも誰も追い抜いたりしません。
こうやって、パトカーが前を走ってくれるぶんには捕まる心配もないのですが……
後ろに付かれると、やな感じです。
違反してないのにドキドキします。
なんとも気の小さいわたしです。
あれ?
国道に出てもまだ前にいます。
うちまでつれて帰ってくれるのかなぁ!
ちなみに国道は60キロ走行です!

道後教堂でのご縁のはなし

2010年09月01日 17時03分10秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
今日は愛媛県布教大会があり、松山市の道後教堂にお参りさせていただきました。

わたしを含め四人の布教使が順にご法話をさせていただきました。
お参りの方々のお念仏の声が響く中でのご縁はありがたいものでした。

わたしは日ごろの暮らしや法務の中での味わいをお話させていただいたのですが、まったく、阿弥陀様のお慈悲とはありがたいもので、このざわざわした心のままを、このいのちの有りようのままを、抱きしめていてくださる……と、お話しながらまた味わえて、布教使というおつとめは何ともったいないものか、と改めて思わせていただいたことです。

それに、懐かしいお方(Sちゃん)にもお会いさせていただきましたし、新しい出遇いもいただきました。

嬉しいご縁でした。

希望の朝のはなし

2010年09月01日 06時10分49秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
おはようございます!

今日から9月。
長い二学期がはじまります。

でも、息子は今朝も変わらずに五時半起きでランニングに出かけました。
わたしも怠けてられません。
腕を振り振り、はりきってウォーキング!

すると、きれいな朝焼け雲をみました。
《希望の朝だ!》って感じです!
(そういえば、ラジオ体操の歌にこのフレーズありましたよね!)

みなさ~ん、今日もいちにち、願生(がんば)りましょう!

どんな二学期になりますやら!