月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

低俗住職

2010年09月26日 20時16分26秒 | 仏々相念(住職日記)
しかし・・・

さぁ、ブログ投稿しようってパソコンを開けると昨日の投稿が出てきます。
坊守の優しい投稿を読ませていただきながら、
「あぁ、いいご縁をいただいたんだな~」って思いつつ次の私の投稿・・・
「キツイ旅だぜ~」って・・・
あまりの温度差っていうのか、低俗さっていうのか、自分ながら笑ってしまいました。
少しは格好付けた方がいいのかなって笑いながら反省したものの真面目なブログは他のご住職のブログを読まれればいいことで、このままでいいのかなって・・・

まっ、これが私の日常なのです。

今日もこの低俗住職を支えて下さる多くの方々に出会わせていただきました。
早朝のお墓参りの帰り、
「おはようございま~す」ってよく通る聞き慣れた声。
ベランダから満面の笑みで手を振るアネサンです。
「坊守さんは、今日帰るの? 1人で寂しかったんでしょ! すべて読んでお見通しよ!」
「ありがとうございま~す! 今日、遅くには帰りま~す。」
陰になり日向になり支えて下さるお方です。
空きもせず、このブログをずっと読んで下さり常に私の味方で一喜一憂していて下さるのでしょう・・・

今も尚、父を思い涙される喪主様。
「やっぱり、親父だなって思う話を一つさせてください。」って最後のあいさつ。
仕事に出られる前に麦畑の肥料をやっていこうっと寒い日の早朝、
倉庫に置いてある肥料を軽トラックに積み畑に行ってみると親父が1人畑で待っていてくれました。
「じいちゃん、ワシ一人で大丈夫で!」
「お前1人にはさせられん、手伝うてやるぞ!」
寒い日なのに・・・嬉しかったって涙ながらに語られた。
この方々にもいつも大きな力をいただいてきました。
こんな低俗住職を丁寧に丁寧に・・・
「ご院さん、決してケンカはしてはいけませんよ。」って間の休みの話の流れで言って下さいます。
私もそう思うのです、でも・・・
恐ろしい縁に触れれば恐ろしい自分になってしまう私、
手に握り拳を作りながらも顔を引きつらせてはメッキの笑顔。
家族のものだけは泣かせたくないと今のところは何とか・・・
でも、やっぱり自信がありません、これからどんな自分になるのか・・・

・・・

今日も、嬉しさいっぱいの一日でした。
もう直ぐ坊守と子どもたちに会えます・・・

高松教堂彼岸会のご縁のはなし

2010年09月26日 03時34分08秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
昨日、今日の2日間、本願寺高松教堂の秋季彼岸会のご縁にお参りさせていただきました。

懐かしき父母やお育てをいただいた方々のことを偲ばせていただきながら、お念仏にあわせていただいてよかったなあ…としみじみ思いました。

お念仏の声の中に懐かしい呼び声を聞かせていただいたことです。
素敵な出遇いもいただきました。徳正寺の先々代住職も何度もご縁をいただいてたそうで、祖父の法話集を大事にしてくださっていたお方が、わざわざその本を見せて下さったり、またある方はご自分で撮影された栗林公園の写真をたくさん見せて下さったり、お念珠をかけて最後までおとなしく聞いてくださった7歳のユウキくんという男の子にも遇いました。。
お昼食は、讃岐うどんをいただきました。こしのあるおうどんに、深みののある手作りのおつゆ。やっぱり、讃岐うどんはご当地で味わってこそですね!
「多くのいのちとみなさまのおかげにより このご馳走をめぐまれました。深くご恩を喜びありがたくいただきます!」
と、早速一口いただきますと、本当に美味しくて、感動…すると、
もうすでに、お代わりのおうどんが………

はい、もちろん、おいしくいただきました!

身にも心にもよろこばせていただく尊いご縁でした。