月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

彼岸之涙

2010年09月18日 20時10分05秒 | 仏々相念(住職日記)
ようお参り・・・

爽やかな気候のもと、穏やかなひと時をいただいたことです。
亡き母を偲んでお座りいただいた方。
亡き友を偲んでお座りいただいた方。
・・・
本当にようお参り下さいました。
又、お参りしたかったけど他の用事ができかなわなかった方も縁あればまたお参り下さい。

連休だからお帰りになられたのか・・・
お彼岸だからお帰りになられたのか・・・
理由はわかりませんがお母さんをご縁にお参りなされたのは間違いないことです。
母を思うのです、優しい笑顔を、温かい心を・・・
「丁度良かった! お参りして良かった!」

法要後、お家のお内仏でお勤めしてほしいとのこと。
暫しそのお家のお姉さんと2人で仏さまに向かわせていただいたことです。
法要のご法話をお味わいさせていただきながらご縁を喜ばせていただいたことです。
お勤めの間、鼻をすすり泣かれる声を背に聞きながら
寂しかろうな~・・・

でもここに、今ここに抱きしめて下さっていましたね。

ずっと、ず~と一緒に・・・寂しいけど寂しくなかった。
ご縁って有難いですね、本当に!

語らいのはなし

2010年09月18日 06時30分27秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
おはようございます!

今日は、お彼岸のご法座です。
この度のご講師様は、私の先輩でもあり(お歳はわたしよりもずっとお若いのですが)法友でもある女性布教使さんです。

昨夜はゆっくりとおはなしをさせていただきました。
次から次へと、延々と夜中までおしゃべりは続いたのですが、話の底にはずーっと、お念仏のみおしえ、阿弥陀様のぬくもりがながれていました。
だから、数回のお出会いでも分かり合えるし、頷きあえるのです。それが法友との語らいの醍醐味です。

ご法座は午後からです。
心ゆっくりお聴聞させていただきましょう。