男之背中

背中、洗ってあげるよ・・・

トレーニングの後、息子と２人で津島のやすらぎ温泉に行ってきました。
私は、先日のキスケに続いてとなるので贅沢だとは思ったのですが、
ひたむきに身体を鍛え抜く息子の身体を休ませるために・・・

温泉に行ってもサウナで鍛えます。
脂肪も無くなり余分なものはないように見えるが、汗がまだダラダラ流れ落ちていました。
サウナも私の方が弱くなり面目ない・・・

温泉にもゆっくりつかったし身体洗って帰ろう・・・

身体を洗っていると、「背中、洗ってあげるよ」って息子。
「えっ」ってびっくりしたけど嬉しかった、本当に・・・

ひょっとしたらこの背中が小さく見えたのかもしれません、
筋肉も落ちてしまって情けない状態になったこの背中、
腰痛の影響で曲がってもいます。

「親父、ガンバレ！」って無言のエールをいただきました。

俺、がんばるよ・・・
情けない親父だけど皆の支えをいただいて歩ませていただくよ・・・

息子の身体のために来たのに、私が生かさせていただく力をいただいたことです。　

直立不動

そこまで・・・

息子が市体育館のジムに行くというので付き添いで行ってきました。
経費削減なのでしょうね、館内暑さでムンムンしていました。

ロビーの椅子で休もうと思っていたのですが、とてもとても休むという場所ではありません。
競技場の方で賑やかな声がするので行ってみるとミニバスケットの試合がありました。
暇つぶしに丁度いいと思い見せていただいた。

こんな小さい頃よりしていたら上手になるのでしょうね・・・

まぁ、しかし力が入るのはよく分かるのですが監督さんの態度の悪いこと・・・
パイプ椅子にフンズリかえり、団扇でバタバタ仰ぎながら怒声を浴びせる・・・
酷い時は試合中にもかかわらず団扇で叩いている・・・
ハーフタイムも偉そうに座っている監督の前に直立不動の子どもたち。

軍隊でもあるまいし直立不動の小学生をよう叩けることよと・・・
そこまでお前は偉いんかって言いたくなります・・・
その学校の保護者もいたようですがどう思われるのでしょう・・・

私の時代の部活はこんな感じでした・・・
歯を食いしばり、いつもいつも・・・
嫌な思い出です。

確かに、強くしたい、勝たしてやりたいって気持ちは十分分かります。
でも、萎縮してしまっている子どもたちには楽しさの微塵も感じることがなかった。

私の息子がどんな練習をしてきたか分かりません。
それこそしごかれたこともあったかもしれません。

でも、試合中に先生がフンズリかえり子どもたちを立たせるということはなかった。
疲れきって座っている子どもたちの前に立ち先生は常にアドバイスされていた、
声を荒げることもなく淡々と・・・勝たせてやりたいと・・・

「もう一回やりたいな～」って昨日PVを見ながら呟く息子。

出遇いって大切ですよね・・・