月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

初心之姿

2012年03月05日 20時42分24秒 | 仏々相念(住職日記)

新鮮だな~・・・

 

今年も花粉の季節となっているようですが、皆さんはいかがでしょうか?

今年は、息子も娘も少々影響を受けている様子です。

私もここのところ花粉症の症状がでているような・・・

毎朝、クシャミが止まりません、目も痒いような・・・

でも、認めないのです。

認めると余計に酷くなる気がして・・・

ここにも春を感じますね、辛いですけど・・・

 

松山に用事があり行っていました。

用事を済ませ折角来たのだから献血に行ってきました。

前回行くと成分献血の希望人数に達していたので断られたのです。

別に400でもいいのですが、そちらで・・・とも言われないものですから、十分足りているのだと失礼したのです。

いつも行ったついでなのでいいのですが、断られることもあるのだと思ったことです。

 

コイツは思い立つとそのことばかり気になるヤツなので、やっぱりついでに行ってしまいました。

最初に血液の濃さ等を検診してくださるのですが、どうも新入りさんみたいだったようで・・・

隣りのベテランさんは慣れたものでテキパキとこなしますが、

私を担当して下さる新入りさんは一つ一つを確認しながら書類を作ってくれます。

用事があればイライラしたかもしれませんが、

もう後は帰るだけでしたので急ぐこともなくその様子を見ていたことです。

おぼつかない様子の新入りさんを左右から先輩が見守っていました。

アレ忘れているよ・・・

これじゃない・・・

有難いですね、支えて下さるはたらき。

 

おぼつかなき後輩の姿に自らの初心の姿も見えるのでしょう。

だからあんなに優しく接する事が出来るのかもしれません。

 

大切に確認しつつ不都合がないようにするこころ・・・

おぼつかなき自分を育んで下さった温もり・・・

忘れないようにしたいですね。

 

何事も初めがあります。

 

春の季節のように若葉マークを付けた車を多く見るようになりました。

優しく接してあげましょう・・・心に余裕を持ちながら。

てなこと言えるのも娘のお陰・・・

娘が免許取るまでは、恐ろしき姿のコイツがいたことです。