お世話になったな~・・・
ウチにとっていなくてはならない人でした。
血縁ではないのですが、深い御縁をいただいた最高のオジでした。
祖父の時代よりウチを支えて下さっていました。
勿論、私も兄も大変にお世話になったのです。
父と変わらない年なのに「〇っちゃん」って呼んで、呼んで・・・
私も兄も親に叱られればオジの所に逃げていたな~
気どりのない態度、いつもいつもズッコケテくれて笑わせてくれた。
だから、オジの話をする時はみんな優しい笑顔になっています、お腹を抱えるほど笑いながら・・・
変わらないおはたらきは、坊守や私の子どもたちにも同じ様に接してくれました。
だれも知らない土地に来て、寂しくて不安な気持ちを抱えていたであろう坊守。
やっぱり「優しい〇っちゃん」で接してくれていました。
子どもたちも「〇っちゃん」って呼ぶのです、呼ぶのです。
私よりず~っと、子どもたちに係わってくれていました。
〇っちゃんの家には沢山の子どもたちの写真・・・
私の知らない写真の向こうの子どもたちも本当に楽しそう!
これだけは分かります・・・真実の笑顔。
ここでも気どりのない態度で、いつもいつもズッコケテ笑わせてくれていたようです。
今日、3年忌のお勤めを家族でさせていただきました。
本当は2日程後なのですが、明日から娘がちょっと大学に帰る為に今日、ということに。
久しぶりにマジマジと眺める写真の顔は、やっぱり最高に爆笑の人で・・・
名前を読み上げながら数々の逸話を思い出しますと噴き出しそうになります。
3年か~・・・
本当にお世話になったよな~・・・
晩年は、偉くなってしまったコイツで申し訳なかったな~・・・
亡くなる数日前に久しぶりに会うオジはビックリするほど衰えていたのです。
行こうと思えば行けたのに、行く用事もないので行くこともなかった。
足を悪くしたので、あれだけ来ていたウチも遠のいていました。
「〇っちゃん、分かる?オレよ!」
「お~、お~」って涙声で布団から差し出された手は細く、細く・・・
何でも打ち砕いてしまいそうな手でしたが・・・
見る影もありません。
流石にズッコケテはくれませんでした。
お葬式・・・
ゆったりとした空気の中で、誰に気兼ねすることもなく優しい時間が流れました。
皆こころ一つ、「いい人だったな~」
沢山泣いて、沢山笑って、最高のご縁となったことは言うまでもありません。
ありがとう!
今日もあなたを御縁にして皆で阿弥陀さまの前に座らせていただきました。
子どもたちの心にはどんな「〇っちゃん」が思い浮かんでいたのだろう・・・
これからも大切に歩ませていただきます。