月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

さみしい食卓のはなし

2009年12月25日 23時09分10秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
今夜のメニューは≪ミートソース≫!
2学期もおわり・・・ということで
息子の大好きな≪ミートソース≫をこしらえました。

たまねぎとニンジンの山ほどのみじん切りと
トマトピューレをたっぷり入れた
自家製ミートソースは息子のお気に入りなのです。

さあさあ、熱々のスパゲティーをいただきましょう。

とはいうものの・・・

今夜はみんな出かけてて
二人だけのこじんまりした夕食となりました。

うーん・・・
おいしいんだけどね、
なんか、二人だけってさみしくない?
やっぱり、みんなとにぎやかにいただくのがいいね。

於忘年会

2009年12月25日 21時43分29秒 | 仏々相念(住職日記)
やっぱりお酒はいい空気の中で・・・

夜の街に出ることがありません。
好きな人としか飲みたくないので、
年に1度、あるかないかなのです。

やっぱり娘や息子、坊守を前に飲む350の缶ビールが最高!
程良く突っ込まれながら・・・
本当に・・・最高!

出たくもないのですが、一応住職会を兼ねているので・・・

早く酔っ払おうとガンガン飲んで帰って来ました。

酔っぱらってしまい、ブログどうしようかと思いつつ、
姉さんの為に書き込んでいます・・・

あぁ~、親友と一緒に飲みたいな~
すべて分かっている友っていいですよね!

そいつらがいてくれることに感謝・・・
これからもガンバルよ・・・          


大掃除のはなし

2009年12月25日 02時42分05秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
今日は書斎の大掃除。
書斎といっても四畳半ほどのちいさなお部屋です。

事務用品や手紙、書類を整理して、
許容量を超えてしまった本棚の本に挑みます。

ジャンルにわけたり、サイズをそろえたりして
なんとか収まりがつきました。

それにしても、
まだ読んでいない本の多いこと。
京都の本山にお参りに行くたびに
本願寺のブックセンターで数冊ずつ仏教書を買って帰るのですが
まだまだすべてを読み切れていないのです。

報恩講も終わり、少しゆうになったので
一冊ずつ読んでいこう、と
文机の上に一冊選んで置きました。

そういえば、片付けの苦手な父が、
机の周りに本や書類をどっさり積んで
「わしの読書法は“つんどく(積ん読)”だ」と
お得意のおやじギャグを飛ばして
本や書類の山の中に埋もれてたなあ・・・

なんて、なつかしい父の姿を思い出しながら
なんとかきれいになったちいさな部屋で
ひとり、お茶を飲んだのでした。

臨命終時

2009年12月24日 20時46分34秒 | 仏々相念(住職日記)
お前、どうしたんだー・・・

昨晩のお通夜の席、間で休ませて頂いていますと
故人の友がお参りなされた。

歯を食いしばりながら故人の名を叫び、胸を叩き
友の死を悔やんでおられた・・・

あぁ~、私もそうだったよな・・・

三年前、京都の親友がご往生された。
夜中にメールが入りびっくりしたなぁ~・・・
次の日京都に上がると間違いなく冷たくなられた姿・・・
「お前、マジかよ・・・」
正直、突然で涙も出ませんでした。

そのくせ、他の親友にそこで会い、ここに命あり
背中を叩き合うと泣けてきて・・・

命の儚さに気付き、偶々の温もりに感謝した・・・

お浄土は素晴らしき国とお味わいさせて頂きながらも
今、命あることに執着して生きています。
死にたくないと思いながら生きているのです。

恩愛の情・・・断つことのできない私なのです。

仏さまに包まれ生かさせて頂いている、そう頂きながら死を見つめると
恐怖心はありません。
でも、愛する人と語れない、手を握れない・・・
それは、それは、考えたくもないほど辛いこと・・・

だからこそ、だからこそ、仏さまは今ここにいて下さるのでしょう!
悲しみにむせび泣き、自分の手で自分の肩を抱きしめるこの命を
大切に生きてくれよと包んでいて下さるのでしょう!

あぁ~、死にたくないなぁ~・・・          


こたつのはなし

2009年12月23日 23時42分01秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
突然ですが、うちは断然≪こたつ派≫です。
こたつなしの冬なんて・・・ありえません。

晩ごはんが終わると、こたつラッシュです。
宿題もテレビゲームも読書もうたた寝も・・・
そうそう時にはデザートのアイスも・・・
みんな、こたつに集います。

「もうちょっと、あっちに寄ってやー」
「この足なんとかならんのー」
ちいさなちいさなこたつという空間に
親子4人でいる時間が最高に楽しくてしあわせです。

そういう今も、
バスケの試合で疲れた息子が何やら寝言を言いながらこたつで寝ています。
そうして、それを聞いて笑う娘。        
今夜も、こたつで夜が更けます・・・。