アメリカから帰ってきてから、忙しすぎてブログを書く暇も無い・・
逆にそれがストレスになっているので、無理矢理書いている。
韓国公演が今月の18、19日で、演奏の方は着々とリハをこなし,準備できつつあるのだが,
今回「アコースティックカフェの水中散歩(Sea Dreamer)」の中から何曲かやって欲しい、
と依頼があり、10分のメドレーを作らなければならなかったり、
それに映像を付けて欲しいと言われ,毎日今まで撮ってきた写真を引っ張りだし格闘・・・
使えるものをフィルムスキャナーにかけPCに取り込んでいる・・
これから楽曲にあわせ映像制作を開始する。
さらに、重なるときは重なるもので,TV東京のドキュメンタリーシリーズのテーマ曲を依頼された・・
韓国に行くまでに、ベーシックだけでも作って欲しいと言われ,緊張の汗をかいている。
物作りの作業は、どれだけ時間をかければ良い、と言うものではないので,
時間が無くなってしまうのだ・・
そんな中、6日に尺八の三塚君、琴の小野さん、ギターの曽山さんの三人で結成している、
「遠音(とおね)」のコンサートにゲスト参加してきた。
(先日ゲスト出演した中澤裕子さんのコンサートと、なんと世界の違う事か・・・)
三塚君、小野さんとは二十数年前、和楽器と洋楽器のコラボグループ「風雅」を作り、
この前リリースした「かぐやの夢」と言うアルバムの曲を一緒に録音したことがある。
その後も「アルスラーン戦記」や、「千の砂漠の夢」で三塚君には尺八を吹いてもらっていたが、
ここ数年は、ご無沙汰していた。
今回彼らの曲にバイオリンで参加させていただき、僕の曲、「Moonlit Dancer」と
「かぐやの夢」から、「返音(かえりね)」「帰月(きげつ)」を一緒に演奏した。
とても楽しいコラボレーションだったように思う。
音の記憶、と言うものは強いのだろう、三塚君の尺八や、小野さんの琴の、
音色を聴いた瞬間、昔の事が思い出された・・
変わらず、まっすぐ生きているんだな、ととても嬉しく感じた。
小野さんの琴、17弦の琴に普通の琴、三台積み重ね、プログレバンドのキーボードのようだ!
確かに和楽器プログレと言っても良いような、変拍子でアップテンポの、演奏していて熱くなる曲があり、楽しかった。
機会があったら皆さんも是非聴いてみて下さいね!