韓国にコンサートで行くときは、VISAが必要になる。
VISAは韓国領事館で申請するのだが、始めて申請した20年ほど前には、まだネットでもそれほど情報が行き渡っていなかったため、
間違って大使館に申請をしに行ってしまったことがある。
大使館の閉ざされた扉を前に、インターフォンでおそるおそる用件を告げると、
苦笑とともに、それは領事館で申請するのだ、と教えられた。
大使館も領事館も、麻布十番からほど近いところにあり、ぎりぎりの申請だったから近くて助かった覚えがある。
ここ数年は、年数回VISAの申請に行くことになり、ずいぶん慣れたとは思うのだが、
申請に必要な、国からの招待状や契約書、公演の詳細など、いつも韓国からの書類が間際の到着となるため、
胃が痛くなる思いをする・・
今回も、17日のフライトの前日、16日の月曜が日本では休日だったから、間に合うかどうかかなり心配した。
何とかなったんですけどね・・;;
前回書いた、コンサートで投影しながら演奏するための映像は、出来上がったのだが、
TV東京のドキュメンタリーのテーマ曲が出来ていない・・
毎日この日はこれをやる、と予定を立てていて、その予定よりはほんの少しずつ早めに事は進んでいるのだが、
間に合うのか、と不安になる。
本当ならば、今日、明日は韓国公演の準備にすべてを当てたいのだが、今日はテーマ曲の作曲アレンジ、録音、
そして出発前日の明日は、録音の続きと、帰ってきてすぐの浅野温子さんよみ語りのための機材を、出雲まで発送しなければならない・・
なにせ、韓国から帰ってきて、羽田で乗り継いで出雲に行かなければならないのだ。
出雲の用意も明日終わらせて、車に積んで羽田に停めておくことになる・・
韓国に着いて、韓国料理を食べた時点で、スイッチが韓国モードに入るのかな・・
MCの練習もしていない!!
これがVISA、パスポートに貼られる。