忙しい時には、仕事は重なる様にやって来て、ますます忙しくなる傾向にある。(本当に、暇なときに分散して欲しいものだ・・)
4月の29日、まり遥さんの神戸ポプリコンサートの次の日、釜山近郊の昌原(チャンウォン)市でのコンサートが決まった。
ポプリコンサートは17時開演だったから、なんとかその日のうちに東京に戻り、
コンサート当日韓国に向かおうと考えたのだが(韓国は近いけれど、本来なら前乗りする)
家に帰り着くのは24時過ぎ、しかも場所が釜山近郊のため、ソウルからは遠すぎるので釜山空港に向かうしか無く、
東京から釜山に向かうには、羽田便は無く成田便になってしまう為、ほとんど眠る時間がない。
しかも、一日一便の成田~釜山だと、コンサート会場に着く時間が遅過ぎる事が分かった。
焦って他の手段を探したところ、ポプリコンサートが終わったら、東京に戻るのではなく、博多に向かい、
博多で一泊、次の日に福岡空港から釜山に向かうのが最善の策と分かった。(福岡~釜山は早い便がある)
僕以外のメンバー全員、成田発では間に合わないのは同じなので、前日の夜、最終便で福岡空港に向かってもらい、
博多で集合することにした。
そうなると、国内便の移動もあるので、韓国のエージェントにチケットを用意してもらうより、こちらで手配した方が分かりやすい。
仕方なくJALへ電話をし、相談することにした。
そこで分かったこと!
羽田から福岡空港を経由して釜山に渡るチケットは、通しで国際線の電話受付でとれるのだが、高いのだ!
国内線は、先徳割引と言った割引が使えるが、通しで取る場合には、正規運賃での計算となってしまうらしい。
メンバー4人で計算すると、かなり違ってしまう。
従って、国内便は国内線専用窓口で購入し、国際便は国際線専用窓口で購入することとなった。
楽器用の席の購入もあるので説明も大変・・他のメンバーのチケットは電話でクレジットカード決済できるのだが、
国内線は楽器用の席は予約は出来るが、チケットは当日空港窓口でしか買えない。
国際線は予約、購入ともに出来るが、PCからeチケットをプリントアウトすることができず、郵送で送られて来る・・
チケット購入だけでほぼ一日費やした。
まり遥さんのコンサートは29日なのだが、リハーサルが事前になかなか出来なかったため、
28日に前乗りし、神戸でリハーサルをする事になっていた。
ポプリコンサート用と、韓国コンサート用の準備に頭がこんがらがる。
楽譜も二種類、衣装も二種類・・
チャンウォンのコンサートは、MCもハングルでやる為、その準備・・
なんとか出発する。
神戸での前日リハの会場は、とても素敵なライブハウスだった。
楽屋には、ここを訪れた方々の写真やメッセージがたくさん飾られていた。
ISILに命を奪われた後藤健二さんの、・・素敵なところで、必ずまた来ます・・と言う写真付きメッセージが心に刺さった。
亡くなられる一年前の日付だった。
次の日のリハーサル前、昼食をとろうとギタリストの久保田君やピアニストの宮原慶太君と三ノ宮を散策する。
こんなテーマパークみたいな建物が出来ていてびっくりする。
三ノ宮は連休初日で、すごい人ごみ・・
普通の中華料理店で、普通の中華を食べ、早々に会場に戻る。