ツルノリヒロの生活と推理

アーティスト、ツルノリヒロの気ままな発信基地。

ボストン到着

2012-06-22 12:28:20 | 今日一日

ボストンに来るのはしばらくぶりだ。

辻仁成のレコーディングで、トラックダウンをニューヨークでやることになり、

その際足を伸ばして、まだ元気だった伯母夫妻の家に泊めてもらった時以来。

綺麗になったというボストン空港。

通関に時間がかかり、出て来れたのは到着の一時間後・・・

 

伯母の後見人である堀 晴子さんが迎えに来てくれていて、晴子さんの車でまずチェロを借りに向かう。

晴子さんは頭が良く、行動力があり、そしてとても素敵な人だ。

大きな車をブイブイ走らせながら、ボストンのいろんなことを教えてくれる。

まずはチェロを借りに楽器屋へと向かう。

チェロは、国内、国外を問わず、飛行機内に持ち込むことができない。

だが、預けてしまって、ボディーにひびが入ってしまったチェリストを知っている。

なので、国内の仕事も、韓国へ行く時も、一席チェロ用に購入し、乗ることになるのだが、

チェロ席をそうやって買う場合の料金が高い・・・

人間のチケット代の半額なのだが、人間には最近、安いチケットが沢山ある。

チェロにはそんなチケットは無いので、正規料金の半額を払わなければならない。

つまり、韓国まで、人間は往復で4万のチケットがあったとしても、

チェロは片道12万の正規料金の半額、6万×往復、12万かかってしまうのだ・・;;;

 

今回のボストン行きにはそんな予算は無い。

なので、弓だけは弓ケースに入れ持ってゆき、本体の方はボストンで借りようということになったのだ。

 

ボストン市内から少し郊外へ。

普通の一軒家のような感じでその店はあった。

早速チェロを弾かしてもらい、選ぶAyako。

3本ほど弾かしてもらい、その内の1本は、悪くはないのだが、音の抜けが悪い。

日本から持って来た自分の弦に張り替えてみる。

抜けも良くなり、Ayakoの音がして来た。

これに決め貸してもらうことにする。

張ってあった弦は、返す時にまた張り替えるため、大事にとっておく。

思ったよりも良いチェロが借りられて、ホッ・・

でもケースはソフトケースでした・・・の図

 

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