半ば無理矢理休みを取り、信州長坂にある蕎麦屋、翁へ行く。
翁を知ったのは二十歳代の頃。
西武線の南長崎に評判の蕎麦屋があると聞いて行ったのが始まり。
あまりにも人気が出てしまい、店主の高橋邦弘さんは、店をたたみ信州長坂へと移り住む。
当然僕も追っかけて長坂へ。
西荻の「鞍馬」吹田政己さんや、出張蕎麦屋時代に知り合い、その後親しくさせていただいている、
「黒森庵」の加藤晴之さんも、翁の高橋さんの弟子だ。
長坂翁もあっという間に混むようになって、高橋さんは今度は広島へ逃げ出した。
広島まではなかなか行けないが、長坂は、小淵沢や夢宇谷に行く時等に寄っている。