ゆる~い毎日が好き

大好きな針仕事と、旅立ったわんにゃんたちの思い出などを載せています
(手芸のレシピも紹介しています)

栗の渋皮煮の季節です!

2013-09-05 | レシピ・料理
今年も栗が出回り始めましたね。

毎年、6~7回渋皮煮を作り全国の知人友人達へ送ります。

こんな面倒なことをよくやるわね・・・と言われますが、これは病気みたいなもの!

新鮮な栗を見つけたら作らざるを得なくなるほど、体中がむずむずしてきます、

では、今年も作り方を紹介しますね。

    

☆ 材料   

栗     2キロ(作りやすい量)
ザラメ   700グラム
重 曹   小さじ  3
醤 油   大さじ  1.5

☆ 作り方


☆ 下準備
お湯を沸かした中に栗を20~30分ほどつけておく。

皮が柔らかくなったところで、渋皮に傷をつけないように鬼皮をむく。


① 鬼皮を剥いた栗にかぶるくらいの水を張り、重曹小さじ1.5を入れ茹でますが
  沸騰したらすぐに弱火にして10分茹でたら火を止めて自然に冷めるのを待ちます。

② 冷めてから水を取り替えて、また重曹を小さじ1・5入れて①を繰り返します。



一回目に茹でた状態はこんな感じになります。

③ 三回目からは重曹は入れずに水だけで茹でます。
  今までと同じように沸騰したら弱火にして10分煮て火を止めて自然に冷めるのを待ちます。

3回茹でただけで柔らかくなる栗もあるので、ここで柔らかくなった栗は分けて取っておき
硬い栗だけを③を繰り返しますが、4回目は弱火にしたら30分茹でて火を止めて自然に冷まします。

4回目が茹で終わったら、一個、一個を指の腹で渋皮の筋を取りながらきれいに洗います。



こんな状態になります(2キロ、60個くらいですね)

4回茹でて柔らかくならない栗は、これ以上茹でても駄目な栗ですからあきらめましょう~


注 意

全部で4回茹でるのですが、
必ず沸騰したら火を弱火にして火を止めてから自然に冷ますのは
じっくり火を通すことで栗がくずれないで芯まで柔らかくなるのです。

この仕事だけでまず一日はかかります。

これからは、茹でた栗に味付けをします。

☆ 蜜作り

水    6カップ(1200ml) 
ザラメ  700グラム
醤 油  大さじ1.5を入れてタレが沸騰したら

きれいに洗って水切りした栗を入れますが、
このときも栗を入れて沸騰したら弱火にして30分煮ます。

栗だけを取り出して蜜を煮詰めます。



しっかり味をつけたい方は蜜は半分くらいに煮詰めますが、薄味の好きな方は
あまり煮詰めない方が上品なお味になります(ただし日持ちはしません)



少ない蜜でまんべんなく栗にしみこませるには ↑ こうして
ナイロン袋に入れて蜜を入れると栗にまんべんなく味がしみこみます。


出来上がったものは必ず冷蔵庫で保存してください。

 
今年はもう九州から北海道まで3人の方々へ送りました。

割れたり硬い渋皮煮でもいいから頂戴!と言う近くの友人や、 
おばさんの作る渋皮煮を食べると秋になったのだなぁ~って感じるのよ・・・
と言ってくれる甥・姪もいます。

店では買えないもの、なかなかみんなが作らないものだから
喜んで待っていてくれる人がたくさんいます。

今年からは時間は十分ありますので、体力の続く限りは作りたいですね。

栗は新鮮なものが一番なのでJAの直売店へ行ったり、
生産者のお宅へ図々しくお邪魔して分けていただいたりします。

2回目はお宅へお邪魔したので、最高の栗を分けていただけました。

  

そしておまけに自家用で食べて・・・と、こんなに頂きました。



なので2回目は4キロ弱作ったので鍋も2個になり鬼皮を剥くだけで
肩が凝ってパンパンです。 


渋皮煮は作り方は難しくありませんが根気が必要で、丸2日はかかります。

途中で手抜きをすると必ず失敗します。

最初にちゃんとレシピどおり忠実に作られた方は、みなさん、おいしく作られていますよ~~

新鮮な栗を見かけた方は、是非挑戦してみてくださいね。



昨夜、息子が帰宅して『みかんは家に居るの?』と聞くので居ないというと
そこの信号で猫が死んでいた!というではありませんか!

深夜の0時半、
懐中電灯片手に庭で『みかん~~』と呼び続けたら『うんにゃぁ~~』とみかんが寄ってきたので
すぐ捕まえて、久しぶりに家に泊めました(へんな言い方だけど)



布団の上で朝食中のみかんです。

もうこの時間は雨が降っているのに外で出て行きましたが、外へ出していると
心が休まる時がありません。

困った子だ・・・
コメント (22)
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