昨夜はバンド、ニガーのミーティングで前橋に行っていました。十二時頃まで。その後館林に帰りさらっと一杯ひっかけてから床につきました。今日は午前中に所用を済まし、午後は実家でサックスの練習。それから埼玉に戻ってきました。
サックスには一週間に一回触れればいいところですねえ。では、そのトレーニング方法を大公開。ここ数年続けているのが、アルペジオの練習。コードCM7ならC-E-G-B,E-G-B-C,G-B-C-E,B-C-E-G…と最低音から最高音まで上昇していきます。これがパターン1。C-E-G-B-C-B-G-E,G-B-C-E-G-E-C-B…これがパターン2。C-G-E-B-C-B-G-E,G-C-B-E-G-E-C-B…これがパターン3。
この3パターンをC7ならCEGB♭、 Cm7ならCE♭GB♭と3つのコードに当て嵌め吹いて、これでCの段は終わり。さらにCからC♯、D、D#…と12個の段(キー)で行っています。これはいい練習になります。だいたいギターと違ってサックスは構造上、ドレミファソラシドとスケールで動きやすいのですが、あえての一つとばしの運指はとてもいい訓練になると思います。なんとなくマイナーなどのコード感も身に付きますし。
音色も均一性を意識しながら、低域ではサブトーンに、高域ではフラジオまで含めて。アタックの付け方もツツターとかターツツとかツターツとかやっています。ほんとはM7,7,m7のほかにm7(♭5)とかdimにまで拡張できればいいのですけど。それとキーC♯,D♯,G♯,A♯(実音B,C♯,F♯,G♯)が、どうしても苦手で。ここも課題ですね。
メカニカルな訓練はその三十分ぐらいで終わるでしょうか。後は、バンドでいつもやっている曲を音源に合わせて吹いたり、ランダムに流れる曲に即興でキー探って合わせて吹いたりしています。アコギな人たちと演奏しているうちに、ダイナミクスの幅が広がって、ピアニッシモのほうも随分コントロールできるようになったのですが、それでも音がでかい。
アパートでやったら間違いなく苦情の嵐、叩き出されるでしょう。ここが大きな問題なのです。実家に行けないときは、河原に行くか、スタジオ借りて個人練するか。考えているジャズスクールはそこらへんの解決策でもある訳なのです。