リアルタイムカーネルとPureData

2010-04-21 00:00:59 | 電脳
Ubuntuにリアルタイムカーネルを入れました。その詳細ともろもろの設定は後ほどメモしますが、思ったほどにはレイテンシーを詰められません。PureDataでは30msでもクリックノイズが乗る始末。四万円の工人舎scと、Realteckのオンボードサウンドデバイスではこんなものかと諦めかけていたところ。

ふとPureDataが”A/D/A sync error”を吐き出していることに気づきました。海外サイトで調べてみると、どうやらこれが原因。ALSAが悪さをしているようです。ソースのビルドなんて書いてあってこれは厳しいなとも思ったのですが、rootでPd立ち上げたら大丈夫だったよ、の書き込みを見つけました。

もしやと試してみると、これが大正解。10msで余裕。5msでは描画が遅れますが、音はクリアです。これがリアルタイムカーネルの本当の力でしたか。ネットブック単体でハード音源並の反応速度を得られそうです。大変満足しています。

あとはPdでぽつぽつとプログラムを組んで、PCの楽器化に邁進するだけです。

メモroot起動:アプリケーション右クリック、ランチャをパネルへ追加。ランチャのプロパティ、コマンド欄の頭にgksuを追加。

メモPureData:アプリケーションの追加と削除のものはバージョンが古い。Pd-Extendedがおすすめ。インストール方法はPureData (en)というサイト参照。

Wubi顛末

2010-04-15 08:33:11 | 電脳
工人舎SC、ubuntu9.04をUSBから試し、無線LAN、解像度の問題も解決法が分かってきました。こうなると、SC本体からブートしたくなります。

でWubiをいろいろと試したのですが、なぜかOS選択画面が表示されず、その先のインストールまでどうしても進みません。ネットで探しても解決策は不明。

システム-詳細でboot.iniを見ると、きちんとubuntu設定されているのです。アンチウィルス切ったり、フォルダ名を半角にしたり、ついには初期設定いじりすぎたのが原因かと、リカバリでWindowsを初期化しても駄目。

が、その過程で気づきました。scのリカバリ領域、ハードディスクの先頭にあるのですよ。Windowsでは見えないので、ubuntuをUSB起動、4.3GBのディスクを見ると、ありましたリカバリ領域にboot.ini。

こちらを書き換えると、無事wubiのインストール完了しました。ほっとしましたが、勢いあまってろくにバックアップも取らずに初期化したWindowsと、まっさらなubuntuを前に、途方に暮れている次第です。