MSXでDTPと言えばHALNOTEでした。多くのフォントが入っていて本格的でした。
これナシでできませんが、画面を取り込み(キャプチャ)して印刷することをハードコピーと呼んでいました。
NEC時代の用語でMSXよりもPC8801の方がメモリもあり主流でした。
前回はこんな書込みでした。キャプチャしてコピーという順番ですが、MSXのキャプチャはカンタンです。
まず、VRAMのテーブルをBSAVEでアドレス指定するだけで出来ます。
これをBlueMSXで読み込めるようにするだけです。
印刷はBlueMSXで取り込んだ画像をWindowsのPrintScreenキーを押してクリップボードにバッファを入れます。
ペイントから貼り付けをすれば取り込みは完了です。その後に矩形選択をします。
プチコンなどでMSXのキャラクタデータを転送させるラクな方法はないか考えてみました。
実はMSXのグラフィックはプログラムを作れそうなレベルまでプログラミングを長期間やってきました。
ビットなど初心者が悩む問題もコレ1本で解決できそうなところまであります。
DEの前作のプログラムを使ってみることにしました!
DEの初期バージョンで全画面対応の派生版より前のものです。
DEのように絵を修正するルーペ機能はありませんが、
ドットのカスタマイズに力をいれたプログラムです。
このバージョンでは色ごとにビットを分解してデータができます。
画像ではコード1の黒色を抽出しています。
ごらんのように黒以外の色はコード0に置き換わります。
右が変換された16進数コードです。0xF81Fで1行目のビットイメージが作成されます。
これを16回繰り返せば1色の16ドットデータが入ります。
かなり地道な作業ですが、この方法か、
直接色データを1188AAというふうに書く方法になります。
どちらにしてもMSXとアクセスができないので大変な作業になります。
さらに2色セットで32進数を仮想で作る方法も考えればできます。
0123456789ABCDEF
GHIJKLMNOPQRSTUV
という方法で、1色目は0~F、2色目はG~Vというような技を使えば
一度に2色まで指定できるので、もっと効率的かもしれませんね。
WindowsXPマシンのセキュリティチェックをはじめました。
私のマシンではないのですが、「動作が遅いのでちょっと見てくれ!」
ということで、スキャンすると何と問題が表示されました!
フルスキャンをして。このような見慣れない表示になって、ちょっと驚きました。
無料でも検出できるんですね。
結果はRealVNCが組み込まれてトロイ化されてしまったようです。
RealVNCの正規品は愛用者が多いので要チェックですね。
こんなことも☆
お待たせしました。
計算問題をDSのプチコンでやりたいと思います。
プチコンでは実数を指定できる便利なRND関数があります。
BASICのRNDは0~1までの0.43とか0.75とかを実数化する必要がありましたね。
A=INT(RND(1)*30)として、ちょっとしたおまじないのような文法で
解いてみると1~30の数を1ならば30倍して乱数を出すという命令になります。
1は30分の1の0.0338になりますね。20から50の場合は+20を文法に加えます。
あらましですが、覚えておくとよいです。
1 @START
2 A=RND(9)
3 B=RND(9)
4 PRINT A;"*";B
5 C=A*B
6 @TRY
7 INPUT I
8 IF C==I THEN @OK
9 BEEP 4
10 GOTO @TRY
11 @OK
12 BEEP 3
13 GOTO @START
ざっと書きましたが、これで入力した数の採点ができます。
間違えた場合はもう一度やり直しです。
かけ算九九の例ですが、自信があれば2と3の数値を99に変えてみたり、
割り算、引き算に変えたり工夫してみてください。
当時は学生でしたので、ちょこっとプログラムをして問題づくりをしていました。
BASICはプログラマー向けというよりも一般向けの言語です。
どんな方でも作れる言語ですから、トライしてみてください。
今は受験の時期でもあります。次回は選択問題をやってみます。