時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

性善説か性悪説か

2023年06月10日 09時07分41秒 | トピックス
テニスの全仏オープン女子ダブルス3回戦での加藤未唯組の失格処分が物議をかもしている。
「一度警告になっているのに失格に変わるのはおかしい」「試合を見ていた審判でなく、あとから出てきたスーパーバイザーやレフリーが処分するのはおかしい」「見ていないのにビデオ確認もしないで判断するのはおかしい」
しかし残念ながら、この流れは正規な規則に則って行われたものなので仕方がない。
その根底にあるのは「性善説」だろう。スポーツマンシップ(※余談だがこの名称はこのご時世にどうなのかね。まもなくスポーツパーソンシップに言い換えられるかなww)を重んじるテニスプレイヤーは、まさか相手を失格にして自分たちが勝つために抗議などしないだろうってことだろう。

国会で入管難民法改正案審議が大荒れした。大きな問題がありそうな改正に思える。しかし不服申請をすれば強制送還が一時停止するという現行法では、それを狙って何度も不服申請する悪質な外国人がでてくるのも必須だろう。つまりはそういう悪人を排除する「性悪説」にたった法改正だろう。

性善説を信じるか、性悪説を危惧するか? ルール作りというのは難しいものだ。

Vtuberブームはいつまで続くか?

2023年05月16日 04時31分55秒 | ネット・IT
ブイチューバーブームはいつまで続くかと言われる。
個人的見解だがブイチューバーとは、すでにシステム確立されたサブカルチャーになってしまっていて、「いつまで続くのか?」などという次元の事象ではなくなってる気がする。
もちろん上下動の波はあるだろうが、例えば「アニメやゲームはいつまで続くか?」というのと同様で、日本から当分の期間でアニメやゲームが無くならないように、ブイチューバーもサブカルの一分野として無くなる事は無い気がする。

ブイチューバーとは、いわゆる「中の人」と称されるしゃべり担当の個人で成立しているファクターではない。もちろん個人でそのような活動をしているかたもいるが、今や数多くのスタッフによって支えられている存在といって過言ではないだろう。それは芸能人にマネージャー、スタイリスト、メイキャップ、ヘアメイク、ボイストレーナー、ダンス教師など様々なサポート職が支えているのと類似する構図だ。大手事務所は既に芸能プロダクションと同等に活動していて株式上場する勢いだ。

ブイチューバーの製作過程は、アニメやゲームのキャラクターの逆だ。アニメやゲームのキャラクターはまずスタッフがキャラ設定を考案してそのキャラに合った声の持ち主の声優を決める。ブイチューバーの場合はまず配信でしゃべる人物がいてそれに合ったキャラクターの見た目を作っていく。
例えばホロライブに大空スバルというブイチューバーがいる。この人の特徴はとにかく声が大きくて元気がいい。そして発言内容がいつも前向きな陽キャだ。こういうタイプどこかにいたなあと皆感じる。そう、高校の部活の女子マネにいたなあ。面倒見がよく働き者で、試合に負けても「くよくよするなよ。次に勝てばいいさ。そのために練習しよっ!」みたいなタイプ。彼女の外見はさながら女子マネのようだ。

サブカルとして確立したブイチューバーが廃れることはないと思われる。廃れるとすれば、ファンが必要以上に中の人に固執してしまった時だろう。ミッキーマウスは中の人がいないからディズニーランドは夢の国なのだ(笑)

回転寿司テロとフィリピンのルフィのニュースから色々考える

2023年02月13日 19時28分43秒 | 社会・経済
最近巷を賑わしてるニュースが回転寿司で悪質な行為をした動画の炎上事件と、フィリピンでルフィを名乗っていたと見られる男たちの強制送還。
回転寿司の件が明るみに出てから出てくる出てくる類似事件。
最初の事件に刺激を受けた便乗犯という見方が強いが、報道では「数千万とか数億の損害賠償請求されることも有り得る」と報じられているのになんで次々と出てくるんでしょうねえ?

いっぽうルフィといえば数十万円で実行犯を雇って強盗事件をさせていたとか?
私の脳裏で悪魔がささやいてきた。
大人雇って強盗させるよりも、高校生に十万くらい渡して迷惑動画を撮らせたほうがはるかに良くね?
迷惑動画が撮られた企業の株価が百数億円暴落したらしい。
それが予め分かってたなら株で大儲けできるはず。
強盗で数千万盗むよりよほど割がよさそう。しかも強盗殺人は無期懲役か死刑しかない犯罪。いっぽう偽計業務妨害は3年以下か罰金程度の刑罰。
どっちがコスパがいい犯罪化は明白。
てか、すでに誰かやってんじゃないの?
と思いたくなるほど連日動画が増え続けているなあ

老女殺害容疑者札幌で逮捕

2022年09月26日 05時16分36秒 | 社会・経済
東京・北区の特別養護老人ホーム「浮間こひつじ園」で今月15日から16日にかけて入所者の山野辺陽子さんを殺害したとして指名手配されていた施設職員の菊池隆容疑者が25日午後3時すぎ、札幌市内で警視庁に逮捕されました。同容疑者は馬鹿などと罵られてカッとなったと犯行動機を供述しています。

なんとも短絡的な理由で一生を棒に振ることをしでかし、我慢できなかったのかと多くの方が感じたのではあるまいか。
この事件を詳しく調べていないので何も言及できないが、今日は筆者の体験談を語る。

年齢的に身体のあちこちに不具合が生じ、最近はよく入院する。自分で言うのもおこがましいが、頭脳はまだしっかりしていると思うのに、年齢的に後期高齢者がほとんどの病棟に入れられる。差額料金を払い個室に入院できるような身分じゃないので大部屋に入れられる。そこで感じたのは入院患者の態度の酷さだ。ちょっと気に食わない対応をされると看護師に罵詈雑言の嵐を浴びせる。「アンタを嫁にする男なんか一人もいないわよ。もし孫が連れて来たら塩まいてやる」
ナースが私のベッドに来た際に小声で愚痴る。「あそこまで言われる様なことしてない。決められた通りに対応してるだけなのに」私も小声で慰める。「戦前育ちだから男尊女卑が染みついているんだよ。犬が吠えてるだけと思おうよ」
まともな成人なら相手の尊厳を傷付けるから発しないような言葉を高齢すぎるとブレーキが効かなくなるらしい。認知の影響かもとか言うと多数の認知症の方々から苦情が来そうなので控えるが、ともかくまともな判断が鈍るようだ。
そういう高齢者に対して「そのような言動は慎め」と注意しても無駄だろう。ならば解決法は働く側の待遇改善しかない。ストレスが溜まりにくい環境作りだ。一番手っ取り早いのは報酬か。看護や介護の職員の給与は恵まれていない。「えっ、看護師って給与いいまよ。知らないの?」とか言われるかもしれないがドクターと比較したら雲泥の差だ。なにもドクター並みに払えというのではなく、現状が決して恵まれているというほどではないということだ。介護職などはもっと低い。
ともかく、こういう方々が気持ち良く働いて行ける環境を整備しなければ高齢化は進む一方のわが国の未来は暗い。


損得勘定はポリシーを越える?!

2022年09月22日 01時17分50秒 | 政治
旧統一教会と政治家とのもたれ合い関係の報道を見ていると、同団体の信者の組織票を当落が危うい候補者に割り振る差配をしていた元締めは故安倍元総理な様子。
その統一教会だが、霊感商法やら高額献金で数々の問題を起こしているのは主に日本だけで、他外国や本国の韓国ではそれほど反社会的行動はしていない様子。
これには故文鮮明教祖の信念が強く反映されているようだ。すなわち「日本はかつて韓国に大きな迷惑を掛けたので、日本人から多額の金銭を吸い上げて韓国の信者に還元するのは正しい」。そういえば教団の合同結婚式で結婚した夫婦の日本人妻が韓国人の夫からDVを受けていた話もよく耳にする。もしかすると従軍慰安婦問題や徴用工問題の復讐かもw
一方故安倍元総理の考えは文鮮明とは真逆。日韓の賠償問題はすでに解決済みで日本が韓国への謝罪ももう済んだ。韓国が従軍慰安婦や徴用工問題で今更ごちゃごちゃ言って来るのはお門違いだしもう謝罪などする必要もない。
こうした水と油の両者が結託した唯一の理由が互いに利用するのが両者の利の一点のみ。損得勘定はポリシーを簡単に超えるということか?w


昨今の統一教会報道について

2022年09月07日 19時37分01秒 | 政治
山上徹也が参院選中に元首相射殺という蛮行に及んだ時、マスコミや有識者は口々に「民主主義に挑戦する暴挙」と非難した。
しかしその後の世界平和統一家庭連合(※旧統一教会・今後当HPでは理解しやすいように統一教会の旧称を使用する)と政治家の関わりについての報道や、政治家たちの行動を見ていると、まるで山上徹也が大きく社会を動かした変革者のように見える。
だが彼はヒーローでも変革者でもない。ただの殺人犯でありテロリストだ。
「民主主義国家では言論で主張するべき」とか「暴力での変革は断じて許されない」というならばマスコミは山上の蛮行が起きる前に現在のような報道を社会に報じるべきだった。政治家は現在のような態度を取るべきだった。
要人暗殺という暴挙が起きなければ社会が変わらないとするなら第二・第三の山上が現れ、第二・第三の犠牲者が生まれる。
現在の日本が抱える問題は統一教会だけに限らない。そういう問題を被害者たちが言論で訴えているうちに真摯に対策に取り組まなければ、社会を変えるには暴力以外にはない国になってしまうだろう。


本能寺の変の真相

2022年02月08日 19時16分08秒 | 学術・教育
『本能寺の変』とは、どんな事件だったのか?
それは、織田家臣明智光秀が主君織田信長を裏切って殺害した謀反だった。
・・・「なんだ、ただの釣りか?」「炎上商法に引っかかった!」そんな不満と怒りが聞こえる(笑)。
ちょっと待ってほしい。御歳64歳を迎える筆者が約半世紀に渡って研究した本能寺の変の真実をここに発表する。

まずは本能寺の変が発生した天正十年の時代背景を考えてみよう。この頃の一番大きな出来事は甲斐の武田氏の滅亡だ。信長が一番恐れた大名が武田晴信(信玄)だった。敵対関係にならないよう贈り物を何度と贈り、偶発的にも戦闘とならないように松平元康(徳川家康)と同盟して領土が接しないように配慮しつつ盾に利用した。信玄が病死後も武田二十四将と呼ばれた戦国最強の家臣団の騎馬軍団は健在だった。その武田家を織田・徳川連合軍は長篠の戦いで打ち破り、ついには武田勝頼を自刃させて武田家は滅亡する。東には、まだ上杉・北条などの強敵は残っていたが、信長にとって東で一番気を付けなければならない勢力、それは徳川家だったろう。
徳川の強さは浅井・朝倉や武田との戦いで身に染みてわかっている。武田亡きあと、その徳川家は武田の遺領を一部併合し、また信長が恐れた武田家臣団の武将たちを召し抱えている。元々、信長は同盟者とはいえ家康の力を恐れていた部分があり、家康の正室・築山殿や嫡男・信康を家康に殺すように命じたりして徳川家が必要以上に力をつけることを防いでいる。

ところで、天下統一のしかたには二種類ある。ひとつは日本全土を自分の領土とすること。もうひとつは日本全土を自分の領土か自分に服従した者の領土とすること。豊臣秀吉や徳川家康が達成した天下統一は後者だ。では信長もそうした天下統一を目指していたのか?否、彼は天下布武(武力で天下を治めること)を公言して領土拡大を実行している。浅井長政・松永久秀・荒木村重など信長を裏切った武将は降伏もさせずに攻め滅ぼしている(松永久秀は一度は許された)。また、信長との戦いに敗れて降伏してきた相手を何度も無下に惨殺している。日本全土を自分の領土にする天下統一など不可能と考えるのは凡人の歴史学者の発想で、凡人には想像もできないスケールの信長は考えられない計画を実現しようとしていた。

閑話休題。武田家が滅亡した状況で武田への盾とした徳川家の役割は終わった。むしろ家康に力をつけられて第二の武田家に成られるのはまずい。そこで信長が考えたのは徳川家康暗殺。武田氏との勝利を祝すという名目で家康を安土城へ招き、饗応役を命じた明智光秀に毒殺させる。これが信長のシナリオだった。
徳川家康も信長を100%信用していたわけではない。裏切りが日常茶飯事の戦国時代、いつ自分が裏切られて殺害されるやもしれぬと、常日頃から考えていたろう。武田という強敵が亡くなってすぐの信長からの招きに、暗殺計画かもしれない危惧を当然抱いたはずだ。かといって招きを断れば謀反の疑いとの口実で大軍で攻められることも考えられる。行かない訳にはいかなかった。しかし安全に大軍で出向けば、また謀反の疑いと言われかねない。家康は生命を賭けた博打に応じるしかなかった。
家康毒殺を命じられた光秀は着々と準備を進めていた。そして信長・家康・光秀が顔を揃えた饗宴の席で、家康の家臣が騒ぎ出す。「この魚から異臭がする」と。そのままでは「殿(家康)が食する前に某がお毒見奉る」などと言い出しかねない。それで毒見した家臣が毒死すれば、信長の家康毒殺計画が露見してしまう。咄嗟に信長が機転を働かせる。饗応役の光秀を「徳川殿に腐った魚をお出しするとはなんたるうつけもの!」と殴る蹴るの暴行。光秀も信長の芝居と瞬時に察して抵抗しない。憤慨した振りをした信長は宴は中止と言い放って引っ込む。これでなんとか毒殺未遂は露見を免れる。因みに光秀ほどの武将が毒殺しようとして異臭に気付かないはずがない。この騒ぎは毒殺を恐れた家康が毒見を合理化するために仕組んだものだろう。

しかしこれで信長が家康暗殺を諦めたわけではない。家康に「安土まで来たついでに堺を見物して行ってはどうか?」と持ち掛ける。それで「自分も中国攻めをしている羽柴秀吉の陣中視察に出かける」と伝える。ここで信長が数万の兵を率いて中国へ向かうと言えば、当然家康は堺見物など警戒して承諾するはずがない。自分は数十名の親衛隊と出立して京で茶会など開き信忠率いる本体を待って合流する予定であると言って家康の警戒を解く。実は家康暗殺の実行部隊は、丹波亀山を出た明智光秀率いる数万の大軍だった。

ここまでは、信長と家康の立場で歴史を見てきた。ここからは明智光秀の立場で見て行こう。光秀は信長を100%信用していたのか?否、光秀も信長を完全には信用していなかった。用済みとなった家臣が何名も粛清されるのを目の当たりにしている。佐久間信盛の追放がこの時期に近いので挙げる人が多いが、長年信長に仕えた林秀貞(通勝と記してある書物が多いが誤り)などは信長が機内統一を果たす頃になって、尾張統治を争っていた頃に自分でなく弟の信行に味方した罪を問われて処分されている。光秀もいつ信長から不要として処分されないとは限らない。そして、それは役立たずとして処分されるよりむしろ家康のように「自分にとって脅威の存在」とされた挙句に処分されかねない。例えば、信長から皆殺しにしろと命じられた丹波平定で降伏した波多野氏の助命を嘆願したり、四国平定に置いて長曾我部氏の降伏を認めるよう信長に進言したり、あとから難癖を付けようと思えば付けられるような行動を光秀はいくつかしている。そんな自分にとって最も脅威的な存在である織田信長が僅かな供回りだけで京に投宿している。しかも秀吉の援軍ではなく「家康を討て!」は他ならぬ信長の命令だ。光秀の大軍が中国ではなく東に進んでいる情報が仮に信長の耳に入ったところで何の疑いも持つはずがない。
光秀にとっては千載一遇の好機だった。それは巷で言われるような「自身の天下取りへの好機」ではなく、将来の不安の元凶を葬り去る好機だった。信長暗殺後の光秀のもたもたした行動がそれを物語っている。秀吉の中国大返しが当時としては奇跡的な進行速度だったとしても、天下取りが目的の謀反ならばもっと足場を固める時間はあった。

つまり本能寺の変とは信長の描いたシナリオ通りに織田信長も明智光秀も行動していたが、最後の最後で将来の不安を払拭するために光秀が信長を討った事件である。

最後に、筆者は明智光秀が南光坊天海になったとする説には必ずしも賛同はしないが、歴史にロマンをお持ちの方々にリップサービスするならば、本能寺の変の真相を光秀から聞かされた家康が命の恩人である彼を参謀として取り立てたという話はどうだろうか(笑)?


東京オリンピックであれこれ考える

2021年07月29日 21時24分26秒 | トピックス
五輪の体操を観戦中。
「これはD難度。続いてE難度です」などと解説者が言っている。
1964年の前回の東京五輪を思い出す。
当時は体操の技の難易度はABCの3段階だった。ところがC難度より遥かに難しい技が披露された。
当時の実況アナが絶叫する。
「これはウルトラCだ!!」
もし1964年に新語流行語大賞があったら大賞は「ウルトラC」か「東洋の魔女」のどっちかが取っていただろう。

話は変わって、特撮の神様・円谷英二は米国で放送されていた空想科学ドラマ「トワイライトゾーン」のような摩訶不思議な世界を舞台にした特撮ドラマの企画をTBSと進めていた。
トワイライトとは魑魅魍魎が跋扈する「たそがれ時」を指す。たそがれ時が持つ摩訶不思議な時間帯の意味は新海誠監督の大ヒット作「君の名は。」で詳しく説明されているのでそちらをご覧になってください。
ともかく「トワイライトゾーン」のようなドラマということで企画段階の仮タイトルは「ミステリーゾーン」とつけられていたが、「ウルトラC」という爆発的な流行語が誕生した結果、急遽タイトルが「ウルトラQ」に変更される。
「ウルトラQ」といえば怪獣が大暴れするドラマの印象が強いが元々は不思議な世界を描いたドラマだったために怪獣が出てこない回もいくつかある。土地不足を解消するために人間を1/8サイズに縮小する「1/8計画」。零体離脱のスピリチュアルな世界を描いた「悪魔っ子」。遭難した男が過酷な環境を生き抜くために体を変化させる「変身」など。
しかし「ウルトラQ」で高視聴率だったのはカネゴンやガラモンなどの怪獣が登場した回だったために、「ウルトラQ」の次の番組として放送されたのは宇宙から来た巨大ヒーローが怪獣と戦う「ウルトラマン」だった。

ウルトラマンという名前はアメリカン・コミックの有名ヒーロー「スーパーマン」を超越するヒーローとして考案されたと思っているかたが多いだろう。
その理由が皆無とは言えないが、「ウルトラC」→「ウルトラQ」→「ウルトラマン」の流れが本流である。

あれから五十年余り。二度目の東京オリンピック開会式には日本が世界に誇るゲーム音楽が使用された。
日本がこれほどゲーム大国、アニメ大国になった一因にウルトラマンが果たした役割が大きいだろう。
その起源が前回オリンピックにつながっているのは、なんとも感慨深い。
・・・・・・にしても人生で二度もオリンピックを見ることになろうとは夢にも思わなかったw

ゲームソフトの過剰演出

2020年09月15日 23時48分22秒 | 趣味・遊び
任天堂スイッチのゲームソフト「あつまれどうぶつの森」はウィズ・コロナの時代に相応しい良質なソフトと感じる。
ゲーム内容とかストーリーとか良く出来ているが、毎日午前五時をまたいでの最初の起動時のうんざりさだけは閉口物。
まずロード時間が異常に長い。そしてようやくロードしたかと思うと変な犬が出てきて「洗濯機の隅から靴下が片方見つかった」とか「昨夜のテレビにお気に入りの俳優が出ていて楽しかった」など意味のない話を延々としてからゲームが始まる。
かつて半導体の価格が高騰していた時代、ハードならスーパーファミコンの時代、ゲームソフトの価格は1万円もしていた。ソフト価格が高価だった光栄の作品だけではない。どのメーカーのゲームソフトもそれほど高価だった。にもかかわらず容量を十分に取る事ができずに、ソフトメーカー各社はゲーム内容を充実させるために、どれだけ余分な演出をカットするかに苦心していた。ファミコン後期に遡るが、歴史的行列ソフト「ドラゴンクエスト3」がゲーム内容を確保するためにタイトル部分を音楽も入れない動かない文字だけで済ませた話は有名。
それだけ容量確保に苦労していた時代だが、ゲームのテンポはむしろ今よりも快適だった印象。余分な演出を徹底的にブラッシュ・アップして内容のみを追求してた姿には好感が持てた。
それに比べると半導体の価格が安価になった現在は、とにかく演出を随所に加えておけば、ソフトがボリューミーに見えるだろうという製作者の安直な開発意識が垣間見えてしまう。
ゲーム開発者は猛省してもう一度、自分が作ったゲームを見直してほしい。

N国党一議席獲得。おもしろくなってきたぞ。

2019年07月29日 17時34分53秒 | マスコミ
たった一議席獲得したくらいで何も変わるわけがないと思ってる国民がほぼ100%だろう。
だが同時に改憲勢力が2/3を下回ったってところがおもしろい。
国民民主党あたりからの切り崩しを狙ってるようだが、どうしても改憲に一議席ふやすのが必須になったら、NHK放送スクランブル化を認めてる代わりに改憲に賛成させるって取り込みが絶対にないとは言い切れない。
そういう予想外のハプニングが起こるのも政治ね。