性悪説

　談合が起きるのは入札業者を指定しているからで、自由に参加させれば防げるという意見がある。今まではその意見に賛成だった。
　しかし誰でも参加できるようにして、木村建設みたいな会社が異常な低価格で落札して、その価格に見合う大手抜き工事をする。偽装ホテルや偽装マンションの感覚で、ダムとか鉄橋とかトンネルを作られたら大問題だと思う。
　制限すれば談合する、自由にすれば違法工事をする……σ(^_^;)アセアセ
　ならば自由にして、厳しく監視・管轄する……といっても、その監視費用は結局、税金が使われるんだよな。なににしてもロクなもんじゃねぇ。
　やっぱり私は「性悪説」の立場を取ってしまう……。

レジ袋考

　以前、５５％が有料レジ袋に賛成という記事を書いたが、あれから約半年、買い物バッグ持参推奨、レジ袋有料というスーパーが増えてきた。ゴミを減らす取り組みは大いに賛同する。
　しかし袋の値段がバラバラ。安い店は１枚１円なのに対して、高い店は１枚６円もする。多分、１枚６円の店の言い分は、次のような物だろう。
　「袋の値段は１万枚で６万円。だから１枚６円が適正。店が便乗して価格を上乗せしているのではない」
　では袋の価格とは何か？　まず材料費と製造費。そして店名の印刷費。しかし袋に印刷されているスーパーの店名は、客にとって必要な物ではない。むしろ不要な物で、これを入れるのは店側の宣伝行為だ。
　そもそもスーパーが無料でレジ袋を配ったのは、レジ袋をぶら下げた客が町中を歩くことによる宣伝効果を期待してのもの。デパートが、スーパーよりも遥かに立派な紙袋を無料で配っているのも同様。一種のステータス確保である。
　つまりレジ袋の適正販売価格は、材料費＋製造費＋印刷費ではなく、むしろ材料費＋製造費－印刷費なのだ。おそらく１枚１円の店は、さらに宣伝費として店側が価格負担しているのだろう。レジ袋を有料化することで環境保護の立場をアピールしつつも、広告宣伝グッズとしてのレジ袋を客に買い易くしている。実に上手い方法だと感じる。
　レジ袋の価格ひとつ見ただけで、そのスーパーの経営者の経営センスがなんとなく見えて面白い。

生徒450人座り込み――法政一高

　校則強化の説明を求めて法政一高の生徒450人が校庭で座り込みしたらしい。こういうニュースを聞くとワクワクしてしまう（笑）。昔の青春を思い出して……。
　『イソップ寓話』に着飾るカラスの話があるが、おしゃれやファッションの本質ってアレだろう。もっと突き詰めれば、いかに同世代の異性の気を引くか？って事。これは動物の本能で、クジャクが羽根を広げたり、猿が発情色を示したりするようなもんでしょう。
　大人が「高校生らしくない」なんて言ったところで無駄。だって彼らは大人に気に入られようとしているのではなく、同世代の異性が対象なんだから。タッキーや翼、あるいはKAT-TUNくらいの容姿でも持ち合わせてれば別だけど、不幸にして並みやそれ以下しか持ち合わせていなければ、せめてORANGE RANGEやDA PUMPみたいな格好でもしなきゃ望み薄だろwww男だけでなく女子高生にしても、あんな短いスカートはいてるのは別に盗撮オヤジや援交オヤジの気を引くためじゃなくて、やはり同世代の異性が対象です。
　そもそも髪型とか服装なんて物は異世代には到底、理解できない物だろうと思う。こういう意見に反発する層が理想とする高校生の外見像って、甲子園に出てくる球児みたいなんだろうけど、暴力事件に飲酒・喫煙などが大会の度に出てきてる現実を見れば、「服装の乱れが非行に繋がる」なんて意見は時代錯誤も甚だしい。
　どうしても、茶髪やピアスなんかが許せないって人たちは、校則みたいなんで高校生を縛ろうなんて「安直な手段」は考えないで、時代を変えてくれ。「ジャニーズなんかちっともカッコ良くない。茶髪はダサい。ピアス開けるヤツはアホ」という風潮が根付けば、校則なんか無くたって、彼らは止めるよ。一時期、増殖した山姥ギャルが絶滅したのは、決して校則で禁止されたからじゃなくて、同世代の異性から評価されずに物笑いの対象となったからだろう。
　いくら「そんな格好はみっともない」と言ったところで、時代が変わらなければ無意味でしかない。ペなにがしなんてのに夢中になってる母親が、ORANGE RANGEやDA PUMPもどきしてる子供に注意するのもおかしな話だが……ww
　まあ法政一高の生徒さん達には「がんばれよぉ～～」とエールを送りたい。他に何かしてやる気も無いが。

どうするアイフル

　イマ『サラ金』なんて言葉を使ったら「古臭ェやつ」って馬鹿にされる雰囲気。すっかり「消費者金融」、「消金」という言葉が根付いた感があるが、これにはマスコミが大きな役目を果たしたと感じる。なんてったって、消費者金融会社は大スポンサーだからねぇ……。テレビも雑誌も……新聞すら。うがった見方をすれば、ニュース番組で、よく「恐怖の闇金」といった内容が頻繁に取り上げられてるのも、「消費者金融と闇金は、全然違いますよ。闇金は怖いけれど、消費者金融は怖くないんですよ」というキャンペーンだったのかも？――などと思う。
　昨今、印象に残っているＣＭも、消費者金融が圧倒的に多い。アイフルは安田美沙子だけでなく、チワワまで大ブレイクさせた。あのおかげでチワワの売れ行きが数倍に伸びたとか。無名だった小野真弓をアイドルに伸し上げたのはアコムだし、さらには熊田曜子まで起用、いっぽうプロミスも井上和香と、かつてならサラ金のＣＭはタレントイメージにマイナスになるだろうと敬遠したであろう層のタレントまで起用できているのだから、「躍進めざましい業界」と言えるだろう。
　そんな中に起きたアイフル全店業務停止。読めば読むほど「未だに怖いじゃん」www――ここまでの努力が水の泡になるか？
　まあ「ニコニコと優しく金を貸す」なんて奴はいないって事だ。むしろマスコミの今後の出方にこそ注目。「これは極めて例外的な一部」というニュアンスで、大切な大スポンサーを庇うのか？
　そういえば米国政府も「背骨を混入させた業者は、極めて例外的な、ごく一部」って言ってたな……。

KDDIメタルプラス加入者不足で苦戦中？

もう、いちいち断るのも煩わしくなるほど、迷惑なセールス電話がある。ＫＤＤＩ代理店からのメタルプラスへの切り替えセールス電話。これまで、のべ10回以上は掛かってきている。

５度めくらいの時に「前に何度も断ってる。五月蝿いからセールス・リストから外しとけ！」と言ったら、向こうも気分を悪くしたのか「では、ずっと高い料金のまま、お使いになってください」などと捨て台詞を残して切られた（爆）。
気分が悪かったが「これで、もう掛かって来ないだろう」と思っていたが、その後も何度も掛かってくる。どうやら複数の代理店を使っているらしい。

それにしても、これだけ頻繁にしつこく掛けられると「よほど加入者不足で、苦戦しているのか」と思えてならない。仮に移行を検討していても、逆効果にしかならないと感じる。
業績を伸ばしたいならば、代理店の指導はきっちりしといた方が良いと思いますが……。＞ＫＤＤＩさま


★参照リンク一覧
http://mystique.at.webry.info/200603/article_12.html
http://blogs.dion.ne.jp/lady_millie/archives/3083784.html
http://blogs.dion.ne.jp/takaz/archives/3111736.html
http://blogs.dion.ne.jp/think/archives/3112400.html
http://blogs.yahoo.co.jp/unicorn8282/31447224.html