時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

いよいよ引越し

2006年11月23日 22時35分24秒 | 社会・経済
引越しまで、あと3日。
現在の我が家は足の踏み場も無い状況で、部屋の至る処にダンボール箱が積み上げられ、いっぽう本棚などはガランと隙間だらけになっている。
人間にとっては不便極まりない部屋なのだが、ネコにとっては今までよりも良い環境になったらしく、なんだか活き活きとダンボール箱に跳び乗ったり、本棚の隙間に入り込んで眠ったりしている。

そういえば物の本で読んだ記憶だと、犬と猫の祖先は同じ動物で、広い草原で暮らすようになって犬に進化し、いっぽうの猫は森の中の生活に適する進化をしたとか。ライオンやチーターよりはトラやヒョウのような生活が、そもそもネコ科の動物の住環境らしい。ネコにとっては整然と片付けられた部屋よりも、今のように色々と障害物がある部屋のほうが住みやすいのか。

♪雪やこんこん あられやこんこん……という歌に「犬は喜び庭駆け回り 猫はコタツで丸くなる」というフレーズがあるが、あれも単にネコは寒がりというだけでなく、犬は広い場所で自由に駆け回るのが好きで、猫はコタツの中のような狭い場所に潜り込むのが好きという、それぞれの生態を言い表わした動物学的に深い考察が盛り込まれた歌詞なのかもしれない(爆)。

なんて下らない事を書いてるから、いつまでも片付けが捗らないんだよな(自省)

SPAM対策が行われたようで何より

2006年11月19日 06時40分00秒 | ネット・IT
半角英数字のみのTB・コメントを規制する機能が追加されたようですね。
長く、こうしたSPAMに悩まされ続けた身としては、非常に喜ばしい限り――祝着至極に存じまする(笑)。

どうせならば、一部のブログからのトラバ文字化けも直してくれないですかなぁ……。
そうすれば、また「時代のウェブログ」を再開するんだが……。
だって、ここバツグンに軽いのよ。gooへ移ったんだけど、夜はメチャ重で困ってんだよね……。


おいでよどうぶつの森

2006年11月19日 06時28分00秒 | 趣味
最近やってるゲームが『おいでよどうぶつの森』(NintendoDS)。
まったり系ゲームで、やらなければならないことが何ひとつないのが良い。
ただ村を散歩してて村人と会話したり、魚を釣ったり、昆虫を捕まえてればいい。もちろん魚や昆虫を全種類捕まえようとか、村を最高の環境にしようとか思ったら、一転して超ハードなゲームになるのだが、そんなことを目指さなければ、ただのんびりしてるだけでオッケ。
その意味では『ぼくの夏休み』(PS)に通じるヌルポ感が有るが、ぼく夏が夏休み期間中という期日制限があるのと比べると、永遠にまったりプレイできるところがミソ。
DSといえば、今は『FF?』が旬だろうがファミコン時代にやっちゃったから、しばらくはどう森でまったりやってく予定だ。


【どうぶつの森独自研究】
◎永住処理と会話の不整合についての考察
 『おいでよどうぶつの森』で「永住処理」と呼ばれるウラワザがある。攻略wikiを初めとする様々な攻略サイトで紹介されているからご存知の方も多いだろう。
 散歩・貝拾い・ガーデニングが趣味の住民から他の住民へ届け物を託されるイベントがある。流れは、
 1.住民Aから住民Bへ届け物を委託される。
 2.委託された品物を住民Bに渡す。
 3.届けたことを住民Aに報告すると、Aからお礼が貰える。
 これでイベント完了となるのだが、わざと届けた報告を行わない。そうするとお届けイベント継続中となり、イベント未完了のために住民AとBは永久に引越し準備を始めないというものだ。
 これを利用して引っ越していって欲しくない住民を永久に村に引き止める。

 当村でもお気に入りの住民をこの方法で定着させているが、長くプレイしていると、住民との会話でおかしな点が出ていることに気付いた。
 例えば家具集めが趣味の住民がいる。この住民と家の中で話した時は家具探しを依頼されるのだが、外で出会った時にはありきたりの会話となり、何度話しかけても依頼がない。
 因みに関所を開門して家の中に入れて話しかけると依頼されるので、趣味が変わったわけではない。

 なぜだろう?――と考えて、心当たりとなったのは「永住処理」かもしれないと考えた。
 たとえば、こんなケースはどうだろう?
 住民Aの趣味が散歩、住民Bの趣味が家具集めとする。
 まず住民Aに話しかけたところで住民Bへの届け物を依頼される。それを引き受けて住民Bに会ったとき、「お届け物です」を選ばずに「なにか話して」を選ぶ。すると住民Bから家具探しを依頼されてしまう。
 こうなると、次に住民Bに話しかけるとき、選択肢が4つになってしまう。
 すなわち「お届け物です」と「この家具いかが?」と「なにか話して」と「なんでもない」だ。
 しかし通常、住民に話しかけて出る選択肢は3つとなっている。だから選択肢が4つになるのを防ぐために、お届け物イベント継続中は、家具探し(魚釣り・虫採り等)の依頼は出ないように仕様がなされているのではないか?
 ではなぜ室内に入ると依頼してくるのかは不明だが、この会話の不整合は永住処理が原因ではないかと思われてならない。
 そもそも永住処理が製作者が意図していないイレギュラーなプレイだから仕方ないのかもしれないが……。
 なお、この会話の不整合性以外の不具合は現在のところ確認されていないので、そんなに気にしなくても平気かと考える。


更新してないのに……

2006年11月13日 07時39分59秒 | 音楽・芸能
全然、更新していないのに、ときどき覗いてくださっている方々がいらっしゃるようで、なんとも申し訳ない&有り難い気持ちで一杯です。
私事のほうは、ようやく新居が見つかり、今月末には転居の予定です。
でも色々と慌しくて、多分、もう暫くは更新が無理だと思います。
書きっ放しならば、週に1~2度、書くだけはできそうですが、あとは放置という杜撰な管理はしたくないので、ちゃんとできるようになってから、きちんと再開したいと思います。

でも、せっかく見に来てくださっている方々に申し訳ないので、今日は他ではちょっと聞けないような裏話をご披露したいと思います。

漫画家のはらたいらさんがご逝去されました。
はら氏と言えば、皆様が最も記憶に残っているのは『クイズ・ダービー』の回答者ではないでしょうか?
あまりにも正解率が高いため、「はらたいらは、事前に正解を教えられている」なんていう噂が広まりました。
ダービーのスタッフではないので断言はできませんが、おそらくそういうヤラセは無かっただろうと考えています。
では、どうして、はらたいらはあんなに何でも解ったのか?
それは漫画家(とくに四コマ)という職業と放送作家という職業の類似性が成せる業だったと思います。
四コマ漫画で重要なのは、ネタ探しです。ネタが八割を占めると言っても過言ではないと思います。ですから、そういう職業はアンテナを広く張り巡らせています。新聞はほとんど全紙を購読している。主要雑誌も全部買っている。
もちろん大きなニュースは全紙に載ってます。しかしネタ探しとして大切なのは、小さなネタ。例えば社会面の片隅に、独自の小ネタが載ってたりします。そういうのが大切な訳です。
兵庫のド根性ダイコンとか、立つレッサーパンダのフータくんなどのトピックスは、おそらく発端は、どこかの1社が見つけてきた小ネタだったはずです。それを「これは面白い」っていうんで他社も取り上げて、全国的に知られる大トピックスになったというのが実態ではないかと思います。
実は放送作家も似たような人種で、ネタ探しの為に、常にアンテナを張り巡らせています。会議などで「どれだけ面白いトピックスを知っているか」が試金石だったりするわけです。
クイズ問題なんていうのは、新聞・雑誌の小ネタあたりから作られる事が非常に多いのです。
「先頃、○○県○○市で、ちょっと変わった”あるもの”が作られて話題になっています。普通は金属で作られる物なのですが、これは地元特産の食品で作られました。さて、それはなんでしょう?」
なんていう問題は、新聞・雑誌のトピックスあたりがソースであることが多いのです。放送作家は、そういう所からネタを拾って問題を作っている。しかし、はらたいらも漫画ネタ探しのために、そういう物に目を通している。だから答えが直ぐに解る。つまり、はらたいらは答えを知っていたのではなく、問題のソースを知っていた――これが真相ではないかと思います。
ついでに言えば、ダービーは超長寿番組だったので、やっているうちに問題作家のクセも解っていったのでしょう。
「ここにはサンデー毎日と東京新聞から、よく作る作家がいるな」みたいに(笑)。そうすれば、それらのソースは特に念入りに目を通したはずです。

ところで、クイズ・ダービーに限らず、クイズ番組で事前に正解を回答者に教えているか?――は、多くの人が一度は抱く疑問ではないかと思います。
もちろん全ての番組において、そういうヤラセは無いと断言する自信はありませんが、「回答者に正解を教える」というような”幼稚なヤラセ”は、ほとんど無いと言って良いと思います(ここからが、わざわざ、こんなブログを読んで下さってる方への特別サービス)。
「では、クイズ番組に演出は無いのか?」といえば、これも”No”です。
例えば複数の回答者が早押しで争うクイズ番組。誰か一人がダントツに正解を続けていては興醒めです。追いつ追われつでこそ、最後まで見てもらえるのです。
下地の演出としては、知識量が同程度の出演者を揃えるなど、ディレクターによる演出があります。しかし、それでもワンサイドゲームは避けられません。
では、どうするかと言えば、「接戦になるように問題構成を行う」――これがクイズ番組の主要な演出です。
回答者の興味や知識に合わせて、問題を作るのです。
一般人が出演するクイズ番組には、予選会というのがあり、ここで調査票というのを書かせます。「特異なジャンル」や「苦手なジャンル」はもちろん、趣味・特技から家族構成・出身地など、様々なデータが集められます。これを元に問題を作るのです。
Aさん・地域の合唱サークルに所属
Bさん・大阪府岸和田市出身
Cさん・高校時代テニス部に在籍
Dさん・今スイーツ作りに熱中
なんていうデータが上がってきます。でもって、
「合唱で女性の高音パートはソプラノですが、では女性の低音パートはなんでしょう?」、「オリックス清原選手は、地元の有名な祭りの名を取って”何ファイター”と呼ばれているでしょう?」、「硬式テニスの得点で0の上は15点、15点の上は30点ですが、では30点の上は何点でしょう?」、「ワインのアドバイスをする職人はソムリエですが、ではスイーツ作りのプロである菓子職人はフランス語でなんと呼ばれるでしょう?」……なんていう問題を組んで行くわけです。これで”接戦”が演出されます。

また、芸能人が出演するクイズ番組では、よくプロダクションから「1問も答えられないとイメージが悪いから、配慮して欲しい」なんていう”要望”が出されることがあります。芸能人の場合、一般人よりも遥かに膨大なプロフィール・データがあります。そういうのを調べ上げて、きちんと正解できる問題を作ります。芸能人の場合は、出身地や趣味などは広く知れ渡っているので、ご当地問題などを安易に出すと、配慮したことがあからさまにバレてしまうので、広く知られていないようなところから出しますが……。また芸能人とスタッフは、日頃から付き合いがあるので、「この前、××市へロケで行って、○○を食ったけど、すごく旨かったよ」みたいな雑談を覚えていたら、「××市の名物料理で……」みたいな問題にする訳です。答えは、もちろん○○です。

結論を言います。クイズ番組で事前に回答者に正解を教えるなんていう幼稚なヤラセは行われていません。クイズ番組の演出は、もっと前から、もっと大掛かりに仕組まれているのです。
――正体バレたら業界から消されるかな?……まあ、もう別に困らないんだけど(謎)

では、そのうちに本格的にブログを再開するので、もう少しお待ち下さい。