時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

国会大荒れだが民主党はいつもの拙攻

2007年05月31日 22時43分00秒 | 政治
社保庁・年金関連法案の審議で国会が大荒れとなっている。今も続いているようだ。
ひとつ気になったのは、夕方のテレビニュース(もちろん民放)で、名札が倒されて誰も座っていない小沢一郎民主党代表の議席が映されたこと。キャスターは特に何もコメントしなかったので、欠席なのか中座したのか定かではない。よって本日の行動は解らないので批判は控える(のちに事実が解れば追記する)。

小沢氏が本会議を日常的に欠席するのは既に報道されている。本人は心臓に疾患があるので医師の指示に従っていると弁明している。本会議に身体的疾患で出られない人が国会議員を続けるのはどうかという気がするが、有権者が当選させているのだから仕方ない。付け加えると、本会議を休んで地方遊説していたことは何度もある。

熊本で行われた松岡農水大臣の告別式に安倍総理は参列できなかった。民主党が党首討論の日程調整を頑として譲らなかったためだ。

年金未納問題、耐震強度偽装問題、ライブドア粉飾決算問題など、これまで何度も民主党に追い風が吹いた。しかし、その度に民主党は墓穴を掘ってきた。野球に例えると、相手が四球を連発したりエラーしてチャンスを貰っているのに、いきなり初球を打ってダブルプレー……そんな感じだ。チャンスをピンチに変える民主党……筆者の中ではそんなイメージが定着してしまっている。

今回は、どうなのだろうか?なんか攻勢を続けるのは難しそうだ。そんな印象を持ってしまう。安倍総理との強引な党首討論、そして名札が倒された小沢代表の議席、この2つを見ただけでも、ノーアウト満塁のチャンスがすでにワンナウトかツーアウトまで凡退してチャンスを潰し掛けているように映ってしまう。

【追記】衆議院テレビを見てみますと、小沢一郎さんはちゃんと出席してるようですね。大変失礼いたしました。おそらく放送のニュースの映像は休憩中とかの映像だったのかな?
それにしても、こうしてちゃんと深夜でも国会中継を自由に見られるんだから、やっぱりNHKなんか、もう必要ないよなあ……。

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内閣支持率急落32%最低

2007年05月31日 11時55分00秒 | 政治
内閣支持率急落32%最低。

安倍さんという人はマルチタスクできない人間なんだなと、ずっと感じている。物事を一面からしか見られないタイプといってもいい。
例えば松岡大臣自殺で「地検は緑資源事件で取り調べもしてないし、する予定もないと聞いている」なんてことを言っちゃう。本人は、そういうことで談合疑惑を晴らせるって事しか考えられないんだね。そんな発言をすることで「検察の捜査に圧力を掛けてるんじゃない?」って新たな疑惑を持たれるマイナス面が頭に浮かばない。
確かに政治家として有能な面は多々あると思う。しかし総理大臣には向かないタイプかな?
総理はエキスパートではなくゼネラリストでなければならない。安倍氏は1省庁の大臣クラスでいれば、なかなか高い評価を得られた政治家だったと思う(過去形か!)。

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早慶戦の学生券1時間で完売

2007年05月31日 11時28分00秒 | スポーツ
はしかによる休講が明けた早稲田大学で、発売延期されていた早慶戦の学生券が発売され、わずか1時間で1万4千枚が完売したそうだ。学生券の購入には早大の学生証提示が必要だったらしい。
筆者の学生時代、外タレが来日すると前売券の列に並ぶバイトがあった。伝統の早慶戦を楽しみにしてる早大生も多いのは間違いないだろうが、チケット販売業者によるアルバイトもかなり動員されたのではないか?あるいは自らネットオークションで一儲け狙う学生もいるだろう。
いずれにしても早稲田の学生は、これから四年間、割の良いバイトにありつけそうだ。

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NHK受信料収入3年ぶり回復。234億円の黒字に。

2007年05月30日 09時51分00秒 | マスコミ
NHKの受信料収入が3年ぶりにプラスに転じ、234億円の黒字が出たそうです。まずはお慶び申し上げますww
それでも、まだ受信契約者のうち未収分は298万件もあるそうです。もしも、この人たちが全員払っていたら大変なことになっていたでしょうね。
というのも、NHKについて定めた放送法の第9条「業務」には、1から3までNHKの教務内容が定められていますが、4には「協会は、前3項の業務を行うに当たつては、営利を目的としてはならない」と記されています。NHKは儲けてはいけないのです。もしも毎年、黒字が続くようならばNHKは受信料を下げなければならなくなります。そうならないためには、せっせせっせと無駄に使わなければなりません。企業の経営者は黒字が大きければ大きいほど有能と評価されますが、役所の出納係は収支が限りなくゼロに近いほど有能と評価されます。「234億円は次年度の繰越金に充てる」って書いてますから、支払者に還元することは全く頭にないようです。

毎年、年度末の3月になると、あちこちで道路工事が行われています。なぜ行われるかは説明する必要すらありませんね。日本の常識です。




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シェパード子供を襲う――宮城・埼玉

2007年05月30日 07時26分00秒 | 社会・経済
奇しくも29日、宮城と埼玉で似たような事件が起きた。
登校中の小学生、犬に襲われけが。
犬にかまれ、幼児ら4人けが。

犬は利口な動物だ。特にシェパードは警察犬や麻薬捜査犬に使われるほど知能が高い。
しかし当然ながら、これはシェパードが「世の中から犯罪を無くそう」と正義感に燃えて行動している訳ではない(笑)。人間が訓練することによって覚えているのだ。

「シェパードは賢いから人を噛まない」なんて平然という馬鹿な人間がいる。シェパードに限らず、多くの犬が人を噛まないのは「人間を噛んではいけない」と教えられているからだ。教えなければ野性動物と変わらない。
馬鹿なのは犬ではなく、飼い主である人間だ。

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松岡農相自殺で何故かロッキード事件を思い出す

2007年05月30日 03時37分00秒 | 政治
ロッキード事件について面白い読み物がある。あえて「読み物」と書くのは、残念ながら筆者にはそれが事実に基づいた物かどうか確認する力が無いからである。それによるとロッキード事件は田中角栄失脚を狙った米国の権力によってリークされた事件とされる。当時の時代背景を振り返ると、日本は未曾有のオイル・ショックを経験していた。このまま中東の石油のみに依存するのは危険と考えた田中は、中国に接近する。中国から石油の供給ルートを確保することで石油の安定供給を実現しようとした。これを快く思わなかったのが米国のオル・メジャー。そんなことになれば自分たちの支配力・影響力が低下する。そこでロッキード事件をリークして田中角栄を失脚させたというストーリーだ。日本の検察の力では強大な権力を持つ闇将軍を逮捕することなどできない。闇将軍を上回る権力が働いたからこそ逮捕に至ったということなのでしょう。

何故こんな話を今するかというと、松岡利勝農水相の自殺についても、こんな話が出てきそうだな……という感じがするからである。パーティー券、ナントカ還元水、緑資源機構の献金など、とかくダーティーな話題に事絶えなかった松岡農水相であるが、肝心の農業政策については高評価を与える関係者も少なくない。安倍総理が「有能な農水相でした」というのは単に死者への餞だけではない。高付加価値農産物の輸出などに見られる、いわゆる「攻めの農政」は、まさしく「農政改革」と評価する向きもある。当然、これを快く思わない勢力もある。たとえば米国の穀物メジャー。食料戦略の陰の支配者とされ、穀物は核・石油に次ぐ第三の武器とも言われる。こうした松岡農政を快く思わない権力によって次々とスキャンダルがリークされ、松岡農水相は自殺に追い込まれた――そういう「読み物」を作ることは可能であろう。

最初に述べたように、そういう話を事実かどうか確かめる力を筆者は持っていない。ただひとつだけ言えることは、ロッキード事件が完全な捏造で、清廉潔白な田中角栄が無実の罪で刑事被告人にされたとは考えられない。事件そのものは事実であると信じる。ただし、その事実が明らかになるためには日本国内の検察の力ではなく、外国の強大な力によるものだとしたら、言い換えれば日本国内の検察の力だけではこうした事件を暴けないのだとしたら、それは外圧どうのこうのと言う以上の大問題ではないかと感じる。

●関連本
角栄失脚 歪められた真実
国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて
※本は否定するために読む物ではありませんが、肯定するために読む物でもありません。読んだ後でそれぞれが考えるためのツールです。

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安倍総理の慢心

2007年05月29日 13時22分00秒 | 政治
問題大臣が次から次へと出てくる安倍内閣。
政治評論家は任命権者である安倍総理の責任を問う。
「身体検査が足りない。小泉内閣は五年間でスキャンダルで辞めた大臣はいなかった」と。
身体検査とは、叩くと埃が出ないかどうか予め調べることだそうだ。
小泉さんも安倍さんも、もちろん直接会ったことなどない。だが日頃の言動を見ると、むしろ安倍さんの方がそういう事には神経質で几帳面な印象を受ける。そういう調査もきちんとしたであろう。

これは小泉内閣と安倍内閣の成立過程の違いだろう。最後こそ独裁者にも近いような絶対権力者にように映った小泉総理であるが、最初は決してそんな安泰な立場ではなかった。小泉総理の一番の敵は、野党ではなく与党の抵抗勢力だった。野中広務や亀井静香などの党内の実力者たちが「隙あらば小泉降ろし」と虎視眈々と狙っていた。もしも現在の安倍内閣のように閣僚の不祥事が明らかになれば、たちまち総裁の座を追われていただろう。常に国民の支持を気にしていた小泉総理であったが、政争の火種になりそうな田中眞紀子外相をスパッと更迭した。案の定、この時は支持率が大きく低下した。しかし党内の反対勢力に付け入る隙を与えなかった。

いっぽうの安倍内閣はどうだったか? 総裁選前から安倍さんの圧勝が伝えられ「長い物には巻かれよ」、「寄らば大樹の陰」と、党内は安倍へ安倍へとなびいた。安倍に逆らうのは自分の立場を危うくすることになった。このような状況で誕生した安倍内閣である。多少のスキャンダルが露見しても「安倍降ろし」など直ぐには考えられない状況だ。
こうして問題閣僚オールスターの安倍内閣は船出した。
今日の安倍内閣の問題は、こうした安倍総理の慢心から生まれている。「好事魔多し」、「勝って兜の緒を締めよ」などの諺もあるが、ああいう状況で総理になった安倍さんだからこと、任命権者として慎重に運ばなければならなかった。今日の混乱を引き起こしたのは、安倍総理の「油断」であろう。

【追記】
さすがに松岡大臣が亡くなった当日に自殺を批判するのは生々しすぎるが、一夜明けた翌日(火曜日)に内閣はそういう主旨(自殺で問題は解決しない)のコメントを出すべきだった。安倍総理が相応しくなければ文科相に言わせてもいい。今後、またいじめ自殺などが問題となった時に「自殺はやめて」と言う気か? おそらく言っても無駄だ。子供は、こうした大人の都合良い使い分けをきちんと見切って舐めているのである。安倍内閣って本当にアピール下手だと思う。
女子生徒が自殺か、都立国立高で白昼首をつる(5月29日)。

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はるかイスカンダルへ はるばる臨む

2007年05月29日 04時29分06秒 | 政治
ちょっと古いニュースになるが、マレーシア首相イスカンダル開発計画に日本参加呼び掛け。

当然ながら、このニュースを取り上げてるサイトは宇宙戦艦ヤマト・ネタで盛り上がってます。へーっ、イスカンダルって地名だったのか……と素直に納得しない所が良い所でして。ちゃんと調べてみるとイスカンダルはアレキサンダーのアラビア語読みとか。そういわれて見ると、イスカンダルとアレキサンダーってスペルが似てるんだろうなと思う。正確には書けないけどね(笑)。まあ、そんな小難しい話は置いてても、飲み屋で話の口火を切る小ネタとしてはイイね。
――なんか月曜日は気が滅入るニュースばっかりなんで、無理矢理サルベージしてきた感じの話題です(自爆)。

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松岡利勝農水相自殺

2007年05月28日 18時33分00秒 | 政治
どんな方でも亡くなられた時には、先ず哀悼の辞を述べるのが人間としての礼節だと思っている。
しかし松岡氏に関しては、哀悼の辞を述べる前に、どうしても言っておきたい言葉が止められない。


無責任すぎる!


生命を絶つなら、まずその前にやるべきこと、やらなければならなかったことがあったはずだ。人によっては、自分の生命よりも地位や名誉のほうが大切だと考える方もいるだろう。だが松岡氏は政治家であった。政治家にとって最も大切なもの――それはではないだろうか?
様々な疑惑にをもって幕を引いた松岡氏。その態度は国よりも安倍内閣や自由民主党を守ろうとしたとしか見えない。
うがった見方をすれば、緑資源機構事件にはそれだけ膨大な、未だ解明されていない闇が隠されているように思えてならない。
東京地検特捜部は、この問題を徹底的に解明してほしい。それが松岡氏の政治家としての生命を再生させることになる。
最後になったが、故人のご冥福をお祈りします。

松岡農水相が自殺・議員宿舎で首つる。
贈賄会社から献金、ナントカ還元水…・松岡氏に疑惑数々。

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坂井泉水さんが死亡

2007年05月28日 11時58分00秒 | 音楽・芸能
ZARDのボーカルで作詞家の坂井泉水(いずみ)(本名蒲池幸子=かまち・さちこ)さん(40)が27日午後、事故による脳挫傷のため、入院先の東京都内の病院で亡くなったと、所属事務所が28日発表した。

坂井さんは昨年6月、子宮頸がんを患って以降、都内の病院への入退院を繰り返し、闘病生活を送っていたらしいのですが、全く知りませんでした。1年間の闘病生活という事ですから、かなり体力が落ちて弱っていたのかもしれません。ネット上では自殺説なども早くも飛び交っていますが、興味本位で亡くなられた方をあれこれ邪推するのは控えたいと思います。「負けないで」は良い曲でしたね。あの曲に勇気付けられた人も多いのでは。他にも「揺れる想い」など名曲がたくさん思い出されます。あの済んだ歌声はとても魅力的でした。今はただご冥福をお祈り致します。

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日本ダービーは牝馬ウオッカ

2007年05月27日 18時46分00秒 | 生活・娯楽
第74回・日本ダービーは、牝馬ウオッカが優勝した。牝馬の優勝は64年ぶりの快挙だ。(※日本ダービーが第74回、それで64年ぶりというのは初優勝にも匹敵する感じ)
マイルカップはピンクカメオだし、今年の3歳牝馬は非常にハイレベルだね~。

3歳牝馬がハイレベルだった年として、筆者は1991年を思い出す。(#当時の表記では4歳)
別に今日思い出した訳ではなく、本当は桜花賞直後からずっと1991年のクラシックに想いを馳せていたのだが……。この年の牝馬のレベルは非常に高かった。思いつくままに名前を挙げてもイソノルーブル・シスタートウショウ・スカーレットブーケ・ノーザンドライバー・ミルフォードスルー……。最近、聞いた名前があるはず。そう、スカーレットブーケは今年の桜花賞馬ダイワスカーレットの母である。スカーレットブーケのファンだった筆者は、ダイワスカーレットの桜花賞優勝で必然的に1991年を思い出してた訳だ。さらにウオッカのダービー挑戦も一因となった。1991年もダンスダンスダンスが牝馬ながら皐月賞に挑戦して5着と健闘した。勝てなかったのか?って?勝てる訳ないじゃん。この年の皐月賞馬はトウカイテイオーですよ(笑)!

昔の話ばかりしていても仕方ない。今年の秋はどうなるのか? まさかウオッカが菊花賞まで挑戦するとは思えない。おそらく秋華賞だろう。ダイワスカーレット、ローブデコルテとの対決を心待ちにするファンも多そうだ。ならば秋華賞はウオッカ・ダイワスカーレット・ローブデコルテの三連複を買っておけば安全か?
なんのために1991年の話をくどくどしてると思ってるんです。1991年のエリザベス女王杯(※現在の秋華賞の位置付け)は、エリザベス女王杯のわずか一ヶ月半前にようやく500万下条件戦を勝ち上がったリンデンリリーでしたよ(笑)。レベルが高い年というのは下の層も厚いのです。まだまだ波乱はあると感じます。

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みちのく殺意の旅

2007年05月26日 23時18分00秒 | 音楽・芸能
土曜ワイド劇場・西村京太郎スペシャル「みちのく殺意の旅」(テレビ朝日系)を見た。西村京太郎は昔好きで良く読んだ作家だ。「終着駅殺人事件」「四国連絡特急殺人事件」「ミステリー列車が消えた」などは今でも面白いミステリーだったと思っている。しかし次第に凡作が多くなり、つまらなくなったので最近は全く読んでいない。
けれども、これは西村京太郎先生のせいではないだろう。そもそもJRは時刻表トリックのためにダイヤ編成しているのではない(笑)。そううまく「3分間の空白」とか「5分間の逆転」なんてトリックが転がってる訳なく、トラベルミステリーの量産は不可能なのだ。出版社の原稿依頼の条件が「十津川警部が鉄道で起きた殺人事件を解決するストーリー」らしく、むしろ気の毒とさえ感じる。

さて本作品では、水戸の偕楽園を観光した被害者グループが水郡線(水戸―郡山)・東北本線(郡山―福島)と乗り継いで飯坂温泉へ行って殺害される。犯人はどうやって先回りしたのか?がアリバイトリック。答えは、上野へ戻って東北新幹線を利用した(爆笑)。
普通、観光客が列車で長距離旅行するとき、まず見るのが新幹線だろう。博多へ行こうと思えばのぞみの時刻を調べるし、秋田へ行くならこまちを見る。それが普通の感覚だ。水郡線とか水戸線なんていうローカル線を全行程乗車して旅をするなんていうのは「乗り鉄」(※列車に乗る事自体を目的とする鉄道マニア)くらいではないか?そもそも、一般の旅行客は水郡線や水戸線という在来線の存在すら知らないほうが普通ではないかと感じる。
西村先生のおもしろい作品を読むためには、先生にJRの筆頭株主になって頂き、ダイヤを編成してもらえばいいのかもしれない。


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年金保険料支払記録・紛失問題

2007年05月25日 18時38分00秒 | 政治
もうソースをご紹介する必要もないだろうが、年金保険料約5.000万件の支払い記録が紛失した。
国会ではこの問題について与野党間で激しい遣り取りが行われた。
支払った証明が必要という与党。証明できなければ泣き寝入りしろというのか?!という野党。

ひとつの事件を思い出した。
2002年9月のことである。当時は牛肉偽装問題で社会が揺れていた。
大手スーパーの西友・札幌店でも表示が偽装された牛肉が販売されていたことが判明した。
西友は「この期間中に当店で牛肉をお買い上げになったお客様には代金を返却します」と発表した。レシート等の持参は一切不要で、ただ「買った」と申告すれば代金を返却してもらえた。
その結果、期間中に販売された牛肉の売り上げが1.400万円だったのに対して、西友が返却した金額は4.900万円となった。正規に購入した客の倍以上にあたる3.500万円が実際には買っていない客(?)に返却されたのである。

残念ながら人間とはこういう欲深い生き物だ。野党がいう「証明なしでも認めろ!」の主張を飲めば安倍総理の危惧が現実となり、これまで年金を払っていなかった人間たちが「これ幸い」とばかりに押しかけることだろう。
しかし「30年前の領収書を取っておく人間がいるか?!」というのもごもっともである。

王手飛車取りだ。もうこの問題は、どちらかに目を瞑るしかないだろう。すべて認めて浅ましい人間たちにも得をさせるか?、あるいは証明を義務付けて善良な人間を泣かせるか?
この問題は社保庁のミスであるから、善良な納付者を泣かせることは許されないだろう。唯一の解決策としては、便乗して虚偽の納付申告を行った者を厳罰に処すことを付加して、納付申告を証明無しで認めることだろう。残念ながら、それ以外の解決法は思い当たらない。


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NHK受信料督促訴訟について

2007年05月25日 06時45分00秒 | マスコミ
NHK集金人が来た。そのレベルで言い合っても、殆ど意味が無いと思い、「NHKは見ませんから。契約しません」と、一般レベルのような言い方で追い返したが、数日後、不在の時に、また来たご様子。さらにメモには「今後、ご不在の場合は、早朝・深夜等に訪問させて頂くこともあります」と挑発的な文句が書いてあった。なんか、燃えてきました。とりあえず、ブログのコピーでも渡してみようか。
NHK不払い訴訟で負けて払ってる人多いよ――と、ご心配くださる方もおいででしょう。しかし受信料訴訟についてはNHKは当然だが、民放も同業者に遠慮してか、詳細は報道されていない。
巷で話題の不払い督促は、既にNHKと受信契約を結んだ人間に対する契約履行を求める訴訟である。受信契約の締結そのものを拒否する筆者とは全く次元が異なる。もしも筆者に受信契約締結を求めて訴えれば、NHKには初のケースとなり非常に興味深い展開となりそうだ。
まず現在、係争中の受信料不払い督促訴訟について、ご説明しておく。

NHKの法的督促に対して異議申し立てを行った件数は8件。うち5件が分割払いを申し出て和解した。残る3件が訴訟(地裁2件・簡裁1件)となっている。
1.Aさんは'02年5月28日にNHKとの間にカラー放送受信契約を締結。しかし'04年4月から受信料を不払いとなったため、NHKから不払い分4万7.430円を請求されている。
2.Bさんは'03年2月8日にNHKとの間にカラー放送受信契約を締結。しかし'03年8月から受信料を不払いとなったため、NHKから不払い分5万8.590円を請求されている。
3.Cさんは'03年11月8日にNHKとの間にカラー放送受信契約を締結。しかし'04年4月から受信料を不払いとなったため、NHKから不払い分4万7.430円を請求されている。
以上の例からもお分かりの様に、NHKの法的督促とは「受信契約の履行」を求める法的措置である。かみくだいて言うと「あなたは受信契約を結んでいるのですから、受信料を支払ってください」という物だ。受信契約を拒否する人間に対して、受信契約を結ぶようにという法的措置は現在のところ、まだ取られていない。
そもそも受信契約や受信料については放送法で定められている。しかし民放の番組捏造問題で放送法が話題となったように、この法律は主に放送を行う側について定めた法律である。受信契約については、第二章の「日本放送協会」(※NHKについて定めた部分)の中に、
「第32条 協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であつて、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。)若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、この限りでない。」
と定められている。問題となるのは「放送の受信を目的としない」の部分だろう。NHKはこれを「すべての放送」と解釈し、即ち「テレビを持っている人間はすべて契約すること」と受信契約を迫っている。しかし、その前の部分に「協会の放送を受信することのできる受信設備」と明記されているから「協会の放送」とも受け取れる。そもそも法律とは、それぞれの法に定めることを書くものだ。自衛隊法は自衛隊について書いてあるのだし、国会法は国会について書いている。放送法第二章は「日本放送協会」であるから、第二章つまり第7条から第50条までは日本放送協会について定められていると見なすべき。NHKがいう「民放も含めたすべての放送」をさすという解釈のほうが曲解ではないか?
すなわち「NHKの放送を受信することを目的としない受信設備」については受信契約をしなくても構わないとも受け止める。この辺は、司法がどう判断するのか楽しみだ。おそらくNHK側が「受信契約者に契約履行」という立場で不支払いを督促しているだけで、契約締結そのものを拒否する人間に対して法的措置を取らないのも、不安があるからであろう。仮に「協会の放送受信を目的としない受信機の所有者は、受信契約しなくてもよい」という司法判断が下されれば、それこそ雪崩のようにNHKとの契約解除を望む人間が現れ、大変な事態となるだろう。
ついでに言うと、第32条をNHK側の解釈に従ってみたとしても、例えばアンテナを接続せずにテレビゲームやビデオ・DVD再生のためだけに利用していれば、たとえテレビを持っていても受信契約を結ぶ義務はない。また第32条の本項の違反に対する罰則は定められていない。
菅総務相が「NHK受信料を2割程度値下げしたうえで義務化」と発言したことは多くの記憶に残っているだろう(NHKが値下げを拒否)。これを裏返せば総務大臣は、「現在はまだNHK受信料は義務化されていない」という認識だからである。

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プロ野球交流戦が始まったが

2007年05月24日 04時02分37秒 | スポーツ
プロ野球の交流戦が行われている。今年から試合数が三分の二に減った。仕方ないと思う。交流戦初年度は物珍しさもあって興味を持って観た。しかし二年目からは余り見なくなった。なんかペナントレースを一休みしてオープン戦……そんな印象さえ受ける。交流戦が終わったら、本格的に優勝争い開始!……みたいな。時期の問題もあるだろう。というか交流戦が優勝に大きく影響を与えないように、この時期にまとめて”消化”しているのだろう。やるって決められてしまったから、消化してる――これが興味が湧かない元凶かも。

Jリーグには特に贔屓のチームがない。どこが優勝しても構わない。そんな筆者が一番興味を惹かれるのがJ1とJ2の入れ替えだ。今回はこことここが落ちて、こことここが上がってきそうだ――と考えるのは優勝予想よりも楽しい。野次馬の筆者は楽しいで済むが、チームのファン、そして地元のサポーター達は必死だろう。

巨人人気の凋落は弱かったからだと言われる。オールスター明け頃にはいつも優勝争いから脱落したために、ファンが「今年はもういいや。来年、応援しよう」これが毎年、繰り返されたからだとされる。仮にではあるが、もしも野球もJリーグのようにB1とB2に分かれていて「ジャイアンツ2部に降格か?」となっていたらどうだったかと考えてみる。ファンは「来年、応援しよう」なんて呑気な事は言ってられなかったであろう。

Jリーグの昇格・降格システムがうまいと感じるのは、「優勝争い」という一番の興味から最も取り残されたチームに、もうひとつの大きな興味を持たせるシステムだからだと感じる。上と下に、ふたつの別な興味が生まれるのだ。Jリーグのチーム勝敗で一番どうでもいいのは優勝もないが、降格の心配もないという中盤のチームかもしれない。

もちろんサッカーと野球は大きく違う。なによりフランチャイズがしっかりしているからこそ、このJ1昇格やJ2降格に地元が一喜一憂するのだと思うから、現在、単純にプロ野球を2部に分けても無意味だと思う。ただ、プロ野球の交流戦を見ていると、「興行」という見地ではサッカーの方がプロ野球よりもずっと上手だなと痛感する。


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