時代のウェブログ

イマを見つめて
提言します

サダム・フセインに死刑執行

2006年12月31日 18時11分00秒 | 政治
大晦日というのに、朝刊のトップニュースは「サダム・フセイン元イラク大統領に死刑執行」だそうで……。今年の漢字はだったけど、最後までハマってますね。
死刑は仕方ないな。だって戦争に負けたんだから。
一応、フセインを裁いたのはイラクの司法となってるけど、戦後イラクはアメリカの意向で統治されてんだから一緒。
東京裁判だって、そうでした。――なんて言うと「お前は、日本を正当化するのか?!」なんて怒られそうですが。
ほとんどの戦争(戦い)って、どっちも「自分(自国)が正しい」という「正義」の下に行われるもんでしょ?
「多分、こっちが間違ってるけど戦う」なんて言ってたら、誰も戦場なんか行かない(笑)。

ひとつ前の「真犯人なら逮捕されて当然とも思うが」のエントリーにも書いたが、価値観とか倫理観、宗教観なんかが全く違うんだから、どっちが正しいなんていう問題じゃない。でも勝負が付いたら決着を着けなければならない(いわゆる「落し前」ですな)から、敗者を「悪」として裁かなければならない。
確かに言われてるような大量虐殺や少数民族弾圧などは、死刑にされても当然の、とんでもない悪行であると感じるが、それも日本人である筆者の感性なんだよな。

フセインだって、ブッシュだって、金正日だって、ヒトラーだって、多分、己の物差しの「正義」に基づいて色々やってんでしょ?

最近は自重しているが、かつて「夢が叶うなら、何を望みますか?」という類の質問をされると「世界征服」と答えて、時々笑いを取っていたが、100%冗談では無いからアブナイ(笑)。


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真犯人なら逮捕されて当然とも思うが

2006年12月26日 08時32分00秒 | 社会・経済
静岡県でブラジル人母子3名が殺害された事件の展開が注目されている。ブラジル人ネベス・エジルソン・ドニセチ容疑者が、すでに国外に出国してしまっているため、日本国警察による逮捕は難しいらしい。
そんな馬鹿な――と感じる方も多いかも。日本に来て犯罪を実行したら、逮捕されて当然だ、と。

極論の例え話をする。タリバンも真っ青の超イスラム原理主義国家が誕生したと仮定する。その国では「豚肉を食べた者は死刑」。日本の商社マン一家が赴任した。年端も行かない子供が、毎日「カツ丼が食べたい」とグズっていた。見かねた母親が日本から『カツ丼の具』を、こっそり取り寄せて食べさせた。やがて一家が日本に帰国したあと、当該国でこの事実が発覚し、相手国政府は日本国政府に、一家の引き渡しを要求してきた。引き渡せば、子供も含めて全員が死刑に処せられるのは、ほぼ確実である。世論はどうなるか?
たとえ相手国との国交が断絶しても、一家の生命を守れ!
という世論が主流になるのではないだろうか?

話は逸れるが、イラクやアフガニスタンに出掛けて行って、生命を落とした日本人が何名かいた。とても悼ましい事件であるが、あえて言えば、当事者の認識に大きな原因がある。

現在、日本人の多数の認識は、最も重い犯罪は、他者の生命を奪うことだろう。しかし、他国では、それよりも、愛国心の欠如とか、宗教的不信仰などのほうが重いと考える人達もいる。

日本人の常識や価値観は、日本国内のみで通じる物であり、決してグローバル・スタンダードではない。

海外でトラブルに巻き込まれる日本人や、日本に入国して犯罪を起こす外国人は、今後はますます増加していくだろう。そうしたトラブルを防ぎ、解決するためには、そうした価値観の相違にどう対処していくかという問題を解決しなければならないだろう。
単に容疑者引渡し条約を結べばいいという問題ではない。

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みんな悪いのだが……

2006年12月26日 08時15分00秒 | 社会・経済
横浜市でトラックに詰まれたショベルカーのアームが電線に引っ掛かり、街路灯が倒れて1歳の女児が亡くなった事故が物議を醸している。ショベルカーのアームを十分に下げていなかった運送側のミスだけでなく、電線を設置した業者が規制値よりも低く張っていたことや、それを行政側がチェックしていなかったという二重・三重のミスが露見した。

不謹慎だが、むかしやった心理テストを思い出す。ディテールは忘れたが、夫の留守中に妻が浮気していた。それを見た隣人が、夫に告げ口する。浮気を知った夫は、妻と間男を射殺した。一番悪いのは誰か?――という内容だった。
夫・妻・間男・告げ口した人間を、悪いと思う順に並べる。それによって、愛情とかモラルとか、その人が重視している物が解るという内容だったと思う。

この事故について、損害賠償訴訟が行われるらしい。それぞれが自己の過失に比べて他者の過失のほうが大きいという主張をするのは想像に難くない。判決によって賠償額が決まるのだから仕方ないが……。
被告側の弁論が、責任のなすり付け合いとなることは疑いない。――この裁判自体が、ご遺族にとって、また新たな怒りを呼び起こす物となることも想像に難くない。

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若槻千夏とオグリキャップ

2006年12月24日 16時24分00秒 | 音楽・芸能
有馬記念、感動した。
ディープインパクトが有終の美を飾ったのは勿論だが、MCの若槻千夏がディープ―ポップロックを馬単一点で的中させたことに(笑)。
元々、若槻の「スーパー競馬」と「うまッチ!」のMCにはずっと反対だった。嫌いだからではない。逆に好きなタレントだったから。
ついに若槻がキレて番組ボイコットと報じられたが、無理もないと思った。あれだけバラエティー番組等で売れまくってるタレントだ。土曜深夜と日曜昼間の生放送はキツ過ぎる。もしも若槻が将来、MCを主たる仕事と目指しているなら、プラスになるだろうから、やるべきだ。しかし彼女はそういうタイプではない。あくまでもゲストとしてイジられて能力を発揮するタイプ。イジる側ではなく、イジられる側だ。
「スーパー競馬」でMCを務める若槻千夏を見る度に、一頭の名馬を思い出していた。その名はオグリキャップ。
オグリキャップの馬主は、確か脱税か何かで逮捕された。そのため馬主資格を失う。引退するには早過ぎると、前代未聞の処置が取られる。馬主のレンタル移籍だ。新馬主は年間何億という対価を支払ってオグリの新馬主となる。サッカー選手などのレンタル移籍とは違い、相手は馬である。新馬主は賞金を稼ぐため、オグリを走らせまくった。
9月にオールカマー、10月に毎日王冠――普通は天皇賞(秋)へのステップレースとして、どちらかを選ぶのであるが、その両方を走らせる。そして天皇賞(秋)。その先が、さらに凄まじい。マイル・チャンピオンシップに走らせ、連闘でジャパンカップに出走。そして年末は有馬記念だ。
天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念ですら「キツイ」という理由で2走に絞るのも珍しくないのに、さらに3戦加えて6戦も走らせているのだ。
故障→予後不良なんてことにならなくて本当に良かった。
若槻も、タレント生命に支障をきたす前に、キツい毎週の生放送を降板できて本当に良かったと思う。
最後の放送でのカッコいい一点的中は、がんばった彼女への神様のご褒美なのかもしれない。

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本間辞任~情けないなあ安倍内閣

2006年12月24日 10時51分00秒 | 政治
戦いにおいて情報を制した者が勝つとよくいわれる。
古くは桶狭間の戦い。信長の奇襲が成功したのは、今川軍の動きを逐一把握していたからなそうな。
太平洋戦争で日本軍の暗号は、早くから米軍に解析されてたそうで、真珠湾攻撃すら米国に誘い出されたという説もある。

最近で情報力の凄さを実感したのは民主党・永田議員の偽メール問題。当日に小泉総理が「ガセネタ」と言い切り、二日後には平沢議員が同じメールを持ち出し、黒塗り部分を明かして見せ「なんで、ここを黒くしたんでしょうか?」と反撃。あの時点で、与党と野党の情報力の差は歴然で、民主党の負けは見えていた(むしろ永田元議員がハメられた感じすら受けた)。
対外比較はともかく、国内においては政府(与党)がナンバーワンの情報力を有しているのは当然で、逆にそうでなければ怖くて政権なんか任せておけない(笑)。
それが当然だから、ウォーターゲイト事件みたいなのも起きる訳だ。

それを考えたら、今回の本間税調会長の一件は「お粗末」としか言えない。敵じゃなくて味方でしょ? そんな事も見抜けなかったのか? あるいは知っていながら起用したのか?
どっちにしても凡ミス。

元々、安倍政権は小泉政権に比べたら遥かに劣ると予想していたが、造反議員の処理といい、今回の一件といい、お粗末過ぎる。支持率が下がり続けているのも無理はない。
機転が利かないんだよな。「首相にとって、今年の漢字一文字は?」と質問されて「変化」と答え、「一文字で言ってください」で、さらに「責任」って……さ。天然?
今回も「一身上の都合」を13回くりかえしたそうな。小泉さんなら、うまく交わして答えてたろうな。
かといって民主党ほか野党には入れたくないし……。
いっそ小泉さんが、武部さんや小泉チルドレンを引き連れて新党でも結成してくれないかな。そしたら入れるんだけど(笑)。民主党よりも数いきそう。いや、自民党も超えるかも(笑)?

【追記】
「お前、全然わかってないね~。本間ってのは小泉―竹中ラインの後継者なんだよ」なんてコメントが付く前に追記を書いておこう。別に本間氏のポリシー等は問題にしてません。ていうか税調の方針はおおむね同意ですから。私生活が掛け離れてルーズな人だったってだけです。
問題なのは、今回のスキャンダルの出所が、野党やマスコミではなく霞ヶ関官僚による本間追い落としのためのリークといわれる部分です。霞ヶ関官僚といえば政権が支配下に置いておかなければならない者達です。もしも本当ならば、政治的ミニクーデターといってもよいでしょう。
そういうことが起きてしまう求心力の低さが嘆かわしい訳です。
造反議員の復党にしても、地元後援者は別にして、一般的に復党組に支持が集まるわけもなく、逆に佐藤ゆかりなど刺客議員の好感度が下がったように見受けられました。一番カッコよかったのは条件を蹴ったヒラヌマタケオだった……こういう所が「困ったちゃん首相」だと感じる訳です。小泉さんなら、やっぱり自分が「一番ええかっこしい」となる処理をしていたように感じます。
政治家にとって「ええかっこしい」は、ひとつの才能だと思います。J・F・Kを詳しく調べると、決して律儀で誠実な大統領とはいえない気がしますが、やっぱり現代でも一番人気があるのは、稀代の「ええかっこしい」の才能を有していたからじゃないかと感じます。

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松坂大輔がレッドソックスに入団決定したわけだが

2006年12月17日 07時16分00秒 | スポーツ
2ヶ月以上、ニュースブログを書いてなかったので、ちょいとリハビリ(笑)。

少し遅いけど、松坂大輔投手のメジャー行きが決まった。ボストン・レッドソックス。関係ないけど、ホワイトソックスってチームもあるな。なんでソックスなんだろ?
靴下に何か特有の意味が有るのかしらん。詳しい人いたら教えて(⇒普段は自分で調べて誇らしげに書くのだが、なにしろblogリハビリ中ですからwww)。

ところで、このニュースを伝える報道で、ひとつ気になったのは、日テレ系のワイドショーが、6年61億契約という部分に触れて「奥さんは大喜びでしょうね」みたいなコメントをしてたコメンテイターが居たこと。
ご存知のように松坂夫人の倫世さん(旧姓・柴田)は、元日本テレビのアナウンサーだ。
もしも倫世夫人が、マスコミとは全く関係ない出身(普通のOLとか)だったら、このようなコメントが出ただろうか?
筆者は、そうは思えない。自局の元社員だったから、こんなコメントを言ったように思える。身内だったんだから、少しからかっても構わないだろう……みたいな?

日本における雇用・就労関係のこういう部分が、筆者はかねてから気に食わない。企業と社員というのは、労働力を提供して代わりに賃金を受け取るというビジネスライクな関係でしかない。
社員といえども、プライベートな部分は、全く関係ない会社の人間と等しくあるべき。
「うちの社の人間だから、多少からかっても……」みたいな甘さが、北米トヨタのセクハラ訴訟のような事態を引き起こしているように思える。
次元は全く別かもしれないが、根は一緒と思えてならない。


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2007年1月、時代のウェブログが復活します。

2006年12月17日 06時46分13秒 | ネット・IT
長らく更新休んでました。
リアルな社会での引越しがありましてσ(^_^;)アセアセ

まだ部屋が全部、片付いてないんですが……。

しばらく、このブログを留守にしていたら、SPAM対策も行われたようで、とても喜ばしい限りです。

という訳で、2007年1月より、再び『時代のウェブログ』を再開いたします。
これまで読んで頂いていた読者の皆様、そしてこれから初めてお読み下さる皆様、どうぞ宜しくお願い致します。

  『時代のウェブログ』 ブログ主・uesama

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