食生活改善推進協議会の会員になって
地区の独居高齢者集会の昼食弁当作り。
100食の弁当作りのボランティア活動です。
女性会員が殆どで男性会員は極わずか。
会員の高齢化が進んでおります。
新規加入者が少なく、高齢に伴う退会者が続出してます。
昼食弁当を作る側より、高齢者集会のメンバーに加わっても不思議ではありません。
家内が、このボランティア活動の中核的存在の世話役を担わせられております。
いやだいやだと、愚痴をこぼしております。
脇で見ていると、半強制的な雰囲気の漂う運営です。
担当の内容によっては不向きな事もあります。
「ずうっと、そうやってきたのよ」
古参の先輩たちの口癖です。
料理に詳しい人、そうでない人、様々です。
本人の意向は通じない。
旧態以前の慣わしが罷り通っております。
若手新規加入者が少ないのも、そこに要因があるような気がします。
この会に男性会員の入会を認めたのが、5年前。
まだ歴史が浅いです。
家内が、いやだいやだと愚痴を零す理由もよくわかります。
改善すべき提案が全て、打ち消されてしまう有様です。
うっかり逆らうものなら、協力者のないところで
重荷を背負わされることに成りかねないのです。
数少ない男性会員として、物言わぬ睨みを利かせております。
そんな中、家内が華々しいデビューを果たしました。
自分に出来る範囲での協力を前面に掲げての、登場です。
この会に、新たな新風が漂うい始めた感じがしてます。
いやだいやだと、あの愚痴が何処かへ置き忘れた感じがします。
「よかったよ!」
そっと交わした言葉に、素敵な笑顔が添えられた。