毎朝のラジオ体操の公園にアカシヤの樹木が植樹されております。
その樹木が20~25mの大きさ高さに生育しております。
その樹木の先端には藤のような感じの房状に蝶形の白い花をたくさん付けております。
「アカシヤの花」が満開です。
昨夜の豪雨でその花房の一部が地面に落下しております。
もう直ぐ、満開の時期を終えると、地面に白い絨毯を敷いたような光景が見られることでしょう。
歌謡曲、西田佐知子のヒット曲「アカシヤの雨がやむとき」が偲ばれる。
この歌が流行ったころ、「アカシヤ」そのものを知らなかった。
知らなかったよりも、知ろうとする関心を持たなかったのだろう。
我武者羅に生きた頃で、こころにゆとりすら無かった時代です。
今思うと、勿体ないことしたと反省するが、どうしようもないことです。
それよりも、今この瞬間を大事にしようと思ってます。
毎日が日曜日。こころのゆとりも十分整ってます。
無いのはお金だけ。あるだけで我慢してます。
インターネットで「アカシヤの花」を検索しました。
この花の名称が「贋アカシヤ」。
どうして、「贋」が付くの? 不思議です。
この樹木の原産地は北アメリカです。
日本へは明治時代の初期に渡来して、山地や街路樹で生育してます。
この木材は腐りにくく、鉄道の枕木や木釘、木炭、船材などに利用されて来たようです。
「贋」が付いた由来ですが、
当初「アカシヤ」の名で流通していたが、ネムノキ科アカシヤ属の樹木が輸入されるようになって
これと区別するために「贋アカシヤ」と呼ぶようになったそうです。
何となく可哀そうな気がします。
でも、あのヒット曲「アカシヤの雨がやむとき」の詠まれたアカシヤは
この「贋アカシヤ」だそうです。俳句の季語も同様とのこと。
公園脇の歩道を歩きながら、贋アカシヤの花を眺めながら、
地面を白く覆ったその花房の絨毯を踏みしめながら、
自然観賞を満喫している日々です。