日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

遠隔地農場の昨今

2018-04-14 11:28:55 | シニアライフ

野良仕事、事始めを含めて今月3回ほど、通ってます。

畑の東側隅から展望した農場の全景です。

手前が宅地、それに地続きの雑種地です。

何故、雑種地?

その理由説明には、40数年前のニュータウン開発の

土地買収の経緯に至ります。

高度経済成長の真っ最中、日本全国至る所で土地購入が盛んでした。

地元バス会社の不動産部が団地開発を手がけました。

地元専業農家がその計画に賛同せず、計画区域の土地買収が出来ませんでした。

こんな事、よくあることです。

ところが買収済の宅造計画地に農道が含まれていたのです。

その農道、移管手続き未完のままの個人名義のものです。

地元専業農家から農道として、残すよう農業員会に異議申し立てがされます。

当然のごとく、採択されます。

買収地から農道部分が開発対象外になります。

どこでどう間違えたのか?

不慣れな宅地開発業者と地元専業農家の不和が原因で

協議が出来ないでおります。

双方冷静に話し合えば、状況は良い方向に変わっているはずです。

宅造業者の買収地に面した農道、一部買収地もあります。

宅造道路計画でこの農道を拡幅し一般道路にすることにより

双方に図ろ知れない利益があります。

それを実行しなかった。

余程、感情的な対立が生じていたのでしょう。

農道を避けた宅造道路が作られております。

それが、私の所有地向けの道路です。

農業員会から開発区域外にされた農道はそのまま残されてます。

宅造道路と農道の接点には車一台分の「公園」の地目が設定されてます。

境界線にはコンクリート塀が構築され、車の往来が出来ません。

何故、こんな幼稚な事をしてしまったのか?

不思議でなりません。

さて、開発区域外になった買収地、その後の処理は?

当時の土地買収、殆ど田圃、農地買収です。

農地転用許可が取得するまでは、仮登記付きで土地買収資金が支払われていました。

つまり、土地を担保に貸付金の処理です。

本来は土地売買の精算手続きが必要のはずですが、

農道部分を分割登記をして、そのまま放置をしております。

民有地の農道は仮登記付き物件、ややこしい問題を抱えております。

農道の拡幅、一般道路との接続など、市当局の担当窓口は

至って非協力的。

そんな訳で、宅造道路に面してない箇所が雑種地です。

農地転用済の土地ですので、固定資産税が宅地並み課税です。

後日談ですが、宅地開発に協力しなかった地元専業農家の方

代替わりしましたが、今も田圃を耕しております。

相続税の宅地並み課税問題で苦慮させられております。

民有地の仮登記付き農道の仮登記解除について、

いろいろ知恵を絞って、関係先に協力をお願いして処理しました。

宅地開発業者の企業が既に解散しているので、その手続きが大変でした。

将来に向けて、周辺土地の利用形態に支障にないように配慮しました。

これを機会に、遠隔農場の小作人が地元の専業農家に受け入れられました。

今年の野良仕事、至って順調に推移してます。

雑草の駆除作業もほぼ終了。

土壌中和剤の散布、

丹波黒豆の畑づくり、肥料散布

後は、種まきをするだけ。

よくよく調べたら、丹波黒豆の種まきは6月上旬

小豆の種まきは7月です。

早まる気持ちを抑えるのが大変です。

それぞれ、昔から言い伝えられている時期があります。

それを無視するわけにはゆきません。

でも、気になることがあります。

「連作被害」のことです。

毎年繰り返しておりますが、

何が「連作被害」か、見当がついてません。

趣味の世界の事です。