西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

蛍の光は歌わない

2007年05月04日 20時18分00秒 | Weblog
 6連敗する阪神タイガースをTVで観戦した。

 今日は広島のフェルナンデス投手が投げるナックルボールに翻弄されてしまった阪神打線だったが……。
 私が気になったのは、その好投していたフェルナンデス投手が、故障して降板する際の阪神ファンの態度である。
 両脇を抱えられる様にしてベンチに姿を消したフェルナンデス投手に対し、スタンドの阪神ファンは、いつもの「蛍の光」の大合唱を浴びせたのだ。

 ケガをして退場する選手に、何故あんなに楽しげに「蛍の光」が歌えるのだろうか? 阪神ファンの品格を疑いたくなる。
 これは昨年、阪神OBの江夏氏から提言された問題でもあり、その後随分と議論されたはずなのだが……、結局未だに問題は解決できていないように思うのは、私だけだろうか?

 その後試合は阪神のボロ負け6連敗。しかも選手会長である赤星がケガで途中退場するというオマケ付きっとなってしまった。


 私は阪神ファンである。だが決して人の不幸を嘲笑うような、阪神ファンではない!