西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

男らは坊さんに花束と拍手を贈った

2008年09月09日 23時28分00秒 | Weblog
 学生映画の撮影が、またひとつ、クランクアップした。

 大阪芸術大学映像学科卒業制作作品『フールプルーフ』(鈴木雄大監督)。

 私の出番は、八尾で1日、舞鶴で2日、河内長野で3日、前乗りや日付を越えたものを含めれば、撮影には全部で8日間を費やした。商業映画やテレビドラマ、自主映画や学生映画も含めて、今まで私が関わった作品の中でも、恐らく一番時間と労力のかかった作品となったであろうと思う。

 お陰で、例年になく暑い熱い夏になった。撮影中軽い熱中症を引き起こし、全身が痺れてきてぶっ倒れそうになったりもして、迷惑や心配をかけたが、なんとか最後まで演じ切ることが出来た。

 役柄は、エセ宗教家。新興宗教の教祖役である。
 キショいおっさん、キモいジジイが、我ながらよく似合っていたのではないかと思う。

 主要スタッフは、そのほとんどが4回生男子。アップ時には、キャストの2人以外は、野郎どもばかり10数人。そんな男どもから拍手喝采を受け、花束を貰った。法衣姿の私には、あまり似合わない花束贈呈シーンであった。


 さあ、これから髭を伸ばそう。また次の作品の為に……。

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