西向きのバルコニーから

私立カームラ博物館付属芸能芸術家研究所の日誌

マル暴の男たち

2008年06月14日 21時05分00秒 | Weblog
 本日は、大学の後輩でありご近所さんでもある、くだっちゃん監督の自主映画『ケース・アバウト・ケース』の撮影。

 さて今日の私の役どころは、マル暴の強面男。

 以前『修羅の門』(劇場版?Vシネマ?)という作品で、マル暴男役のエキストラ経験はあったのだが、台詞ありの本格的マル暴役は、今回が初めて。

 「大人しそうに見えて、実は怒ったら怖い(笑)カームラさん」と最近一部で評判の、偏屈オヤジと化している私。
 はてさて、怖さの演技力は、いかがなものであろうか……?

 私の登場シーンは、本日のみの撮影。順調に進み、無事終了! あ~、楽しかった!
 早や、作品の完成が待ち遠しいばかりである。


 くだっちゃん監督を始め、大芸YAMATONスタッフ、キャストの皆さん……、楽しい現場を有り難うございました。

河南町のフタ(町章)

2008年06月12日 14時23分00秒 | マンホール
 大阪府南河内郡河南町(かなんちょう)のマンホール。

 三つ矢印模様の真ん中に、町章。
 町章は、「カ」「ナ」「ン」の三文字を図案化。内部の4つの空白は、合併した4つの旧村を表し、これらの村がひとつの輪(和)に包まれ、昇る朝日の如く、町がいよいよ発展する意義を含めている。1957(昭和32)年1月10日、一般公募により決定。(河南町HP参照)。


 2008(平成20)年6月7日、同町大宝にて撮影。

森と野鳥に古代をおもふ

2008年06月11日 19時26分00秒 | 関西ですねん!
 先日、大阪府南河内郡河南町にある「大阪府立近つ飛鳥(ちかつあすか)博物館」へ行った。

 実は10年ぐらい前にも一度行ったことはあったのだが、橋下知事による府政改革の一環として見直される箱物のひとつとして、最近話題になっていたこともあり、今回は妻を案内する形で、改めて訪問してみた。

 近つ飛鳥博物館は、一言で言うと古代史博物館。「日本古代国家の形成過程と国際交流をさぐる」をメインテーマに、地元の一須賀古墳群を始め、南大阪地域の古墳や遺跡からの出土品等が展示されている。

 建物は、建築家の安藤忠雄氏の設計。見るからに個性豊かなこの建物は、日本芸術大賞も受賞しているとか。コンクリートの壁に囲まれた通路では、「鳴き龍」と呼ばれる残響音も、耳に心地よい。
 大阪芸大OBの私としては、大学の学舎にも似た雰囲気があり、親しみを感じる。

 最寄りのバス停「阪南ネオポリス」から、森の中の遊歩道を歩いていると、様々な野鳥の声がする。

 ホ~~~、ホケキョ! ケキョケキョケキョケキョ……、ホ~ホケキョ!

 あんなリアルなウグイスの声を、私はかつて効果音CDか江戸家猫八師匠でしか聞いたことがない。

 10年程前に来た時に比べて、周りの自然にも溶け込んでいて、森林浴や野鳥の声を楽しみがてら、古(いにしえ)の世に想いを馳せるのに相応しい場所になっている。お陰で私も、落ち着いたいい一日を過ごせた。

 取り敢えずは、維持存続が決まった「大阪府立近つ飛鳥博物館」。
 大阪へお越しの方は、是非この癒しスポットで、一息つかれることをお勧めしたい。


 以上、一大阪府民からのPRとお願いでした。

近鉄河内松原駅

2008年06月11日 00時03分00秒 | ステンショから
 近鉄南大阪線「河内松原(かわちまつばら)」駅。

 初めてこの駅を利用したのは、1980(昭和55)年の5月だったと思う。大学の友人の下宿する、アパートを訪ねたのがきっかけ。
 アパートはその名を「いずみ荘」といい、駅から北へ1kmばかり歩いた所。海泉池という溜池の畔にあった。

 いずみ荘には、同じ大学同じ学科で同じクラブの友人が2人。その他にも同じ大学の学生が4人住んでいた。

 私がいずみ荘を訪れて、2度目だったか3度目だったか……? 4号室にいた学生が、早々と引っ越して出ていったという。そこで友人にも勧められて、私がその4号室に入居することになる。丁度、河内長野の下宿が不便で、適当な下宿先を探していた私にとっては、渡りに舟の話であった。

 そして6月初めから、このいずみ荘4号室に入居。

 風邪で寝込んでいたら、連日先輩たちが数人でやってきて、料理を作ってくれたり、深夜までカラオケに興じたりしたこともあった。
 恋愛話で、ハッキリしない発言をした私に、友人が突然激昂。落ち込んだこともあった。数日後、私の部屋にその友人からの手紙が入っていた。友人の詫びと激励の文面に、涙が止まらなかった、などという思い出もある。
 初めて出来た彼女を招待した(連れ込んだ?)のもここ。
 何度か飲み会もしたなあ……。

 しかし、さすがはボロアパート。やがて2階からの排水が、土砂降りの雨のように漏り、私の部屋は何度も水浸し。管理人さんに直してもらったものの、日当たりの悪い部屋は、なかなか匂いが取れず。おまけに私が所属していた放送研究会の会長を、翌年度から務めなければならくなり、そういったことが引き金となって、より大学に近い富田林の喜志へ引っ越すことになったのが、その年の12月。

 松原市に住んでいたのは、結局、半年間であった。

 何年か前に、この思い出多き松原を、探索したことがる。
 駅は1993(平成5)年に橋上駅舎化され、駅前には大きな商業施設も出来ていて、昔とは随分景色も変わってしまっていた。


 勿論の如く、思い出がたくさん詰まった、あのアパートいずみ荘も、今ではその跡形も残ってはいない……。

唇を熱くさせるのが好き

2008年06月08日 20時39分00秒 | ドリンク
 変わった味の飲み物を見つけては、果敢にチャレンジして飲んでいる、少々自虐的な一面を持つ私だが……。

 そんな私が本当に好きな飲み物と言えば、それは、ジンジャーエール!

「甘いのにしますか? 辛いのにしますか?」

 店によっては、注文時にこう尋ねられる場合もある。そんな時私は、間髪を入れず……。

「辛いの!」と答える。

 飲むとまず唇がカッと熱くなって、それが口の中全体に広がって、飲み込んだ後、最後に喉がまたカッと熱くなる。そのまま息をハーッと吐き出すと、軽く火を噴いたような感じがして、ちょっぴりゴジラ気分。
 喉にも良さそうだしね……。

 特に好きなのは、ウィルキンソン! でもこれが身近な所では、なかなか手に入り難い。
 その代替品として買うのが、カナダドライのEXTRA! これなら、比較的手に入り易いし、まずまずゴジラ気分になれるし……。
 けど近くのスーパーの店頭から、最近このEXTRAの姿も消えてしまった。さて、今度はいつ飲めるであろうか……?


 好きなんだけどなぁ~!

大阪府のフタ

2008年06月07日 23時49分00秒 | マンホール
 大阪府のマンホール。

 JIS企画模様の真ん中に、府章。
 府章は、太閤さん(豊臣秀吉)の旗印、「千成びょうたん」を図案化したもの。「OSAKA」の「O」を基礎に、希望(明るく)・繁栄(豊かで)・調和(住みよい)を上に伸びる3つの円で表している。昭和43年6月21日の「府政100年の日」に定められた。(大阪府HPより引用)。


 2008(平成20)年6月、同府南河内郡河南町大字東山にて撮影。

広島とうかさん

2008年06月06日 17時06分00秒 | Weblog
 今から10年程前の話。
 私は、広島のとある声優学校で、講師をしていた。

 ある日、講義が早く終わって時間が出来たので、広島の街を散策することにした。
 すると、私に一人の生徒がこう言った。

 生徒「先生、それなら〈とうかさん〉へ行ってみたらどうですか?」
 私「〈とうかさん)って何?」
 生徒「今日、お祭りなんですよ。着物のお姉ちゃんもいっぱい見れますよ」
 私「へー、じゃあ〈とうかさん〉って、どこのお祭り?」
 生徒「さあ……? 商店街のお祭りじゃないですかね?」
 私「え? じゃあ〈とうかさん〉って、どんな字書くの?」
 生徒「さあ……?」

 その場にいた何人かの生徒は、誰も答えられず、私は何も分からないまま、街へと繰り出してみた。
 恐らく、どこかの神社かお寺のお祭りなのではないかと思ったのだが、その時は分からず仕舞いであった。

 結局「とうかさん」が、広島円隆寺の御神体「稲荷(とうか)大明神」を崇敬するお祭りで、別名を「ゆかたの着始め祭り」とも呼び、広島に夏を告げるお祭りであることを知ったのは、それから数年後のことだった。

 http://www.toukasan.net/


 今日の日めくりカレンダーを見て、そんなことを思い出した。