憂国の花束

右でも左でも無く、上でも下でも無く。

祖国日本よ! 誇り高くあれ。

3日 悠仁殿下成年会見

2025-03-04 01:42:07 | 悠仁殿下

28日に発生した長野県上田市の山火事 3日午前10時半ごろ鎮火


26日発生した山梨県大月市の山火事 3日午後2時30分鎮火


発生6日目岩手県大船渡市の山火事 鎮火の目途たたず


質問への回答に先立ち、岩手県などで発生している山林火災の被害を案じております。被害を受けられた方々に心からお見舞い申し上げます。この火災が一日でも早く収まることを願っております。”



殿下の緊張をほぐそうと記者が放ったジョークにお笑いになった殿下

撮影は15分ほど、3つの質問にお答えになった時間は13分ほど。
その後、撮影のないやりとりが15分ほど。全部で30分の会見。
この時間配分は愛子さまの成年会見と同じです。
今上は既に愛子さまと悠仁殿下に対する微妙な思いを露わにしているが、愛子さまと悠仁殿下を巡って含むところある報道も続いている。そのような現状、今上ご夫妻にも、愛子天皇派にも余計な刺激を与えないよう会見のスタイルは愛子さま以上でも以下でも無い路線を取ったのだろうと、思われる。
それでも、アンチは叩くででょうが。
私の見るところ、あどけない愛子さまとは違う悠仁殿下らしい聡明さが隠しようもなく現れていた良い会見でした。
何よりも真摯な努力家でいらっしゃることが感じられたことが嬉しい。

記者会見全文
<抜粋>
問1 成年を迎えられたお気持ち、今後、成年皇族として公的な活動にどのように臨まれたいか、抱負をお聞かせください。皇位継承順位第二位である悠仁さまは、象徴天皇の存在、皇室の在り方はどうあるべきとお考えでしょうか。天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻、ご両親から学ばれていることもあわせてご紹介ください。 

公的な活動についてですが、大学在学中は学業を優先させていただきながらにはなりますが、少しずつ携わっていくことになると思います。周りの方々から御助言を頂きながら、一つ一つに丁寧に取り組み、成年皇族としての自覚を持ち、皇室の一員としての役割をしっかりと果たしていきたいと思っております。これまで、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下が、公的なお務めにお心を込めて取り組まれているお姿を拝見し、また、お話を伺う機会もあり、大切なことを学ばせていただいてまいりました。また、両親や姉からも、実際に行事に出席した方や、訪問先でお会いした方々のお話を聞き、また、その土地の文化や風土についての話も聞き、ときには両親に同行することによって、活動の在り方を間近に見ることによって、学んできました。

象徴天皇の存在につきましては、上皇陛下がお考えになってこられ、天皇陛下が先日の記者会見でおっしゃっていましたように、常に国民を思い、国民に寄り添う姿なのではないかと思います。また、皇室の在り方につきましても、天皇陛下のお考えのもと、人々の暮らしや社会の状況に目を向け続けていくことが重要であると思います。そして、出会いを大切にして、人々の幸せを願い、気持ちに寄り添い続けることが重要であると思います。 

 **問題は寄り添いかたでしょう。一口に「国民に寄り添う」と言っても寄り添いかたはいろいろです。
「人々の暮らしや社会の状況に目を向け続けて行く」という言葉に秋篠宮ご一家らしさを見ることができます。
今上は即位後の会見で「具体的にはどのように寄り添って行くのか」と質問され「災害の被災者に寄り添う。その場合被災者の代表に会うことも寄り添いになると考えている(主旨)」と答えておられました。
(はっ!だから、令和になって災害が多いのか??)

問2 悠仁さま自身についてお尋ねします。ご自身の性格、長所・短所について具体的なエピソードを交えてお聞かせください。日々の生活で興味のあることや趣味、国内外の関心のある出来事もお教えください。皇族としての立場をどのように受け止め、お考えになっていらっしゃいますか。
 自分自身の性格は分かりにくいものですが、さまざまな場面で緊張することがあるように思います。皆様とお話をしていましても、緊張しております。

続いて、長所、短所についてですが、長所は興味のあることを徹底して追求することができるところだと思います。言い換えると心惹(ひ)かれるものに対して、没頭できるということです。例えば、夏の休日に、お昼過ぎから、林の中や池の周りでトンボを観察していますと、気が付いたら日が暮れてしまっていたということもよくありました。ただこれは、見方を変えてみますと、短所と捉えることもできます。それはときとしてこだわりを持ち過ぎてしまうということです。場合に応じて、柔軟に対応できるようにしていきたいと考えております。

最後に、皇族としての立場の受け止めや考えについてですが、頂いたお仕事の一つ一つに心を込めて丁寧に取り組むことが大切であると考えています。また、お役に立てるよう努めてまいりたいと思います。 

問3 将来についてお尋ねします。ご両親は悠仁さまに将来留学することをお勧めしていると話されましたが、海外留学についてはどうお考えでしょうか。ご自身の結婚についてのお考えと理想とする時期やお相手像についてもお聞かせ下さい。 
 
はい。まず海外留学についてですが、海外に行くことによって、今までとは異なる経験をすることができたり、様々な国や地域から集まった人々やいろいろな文化に出会えたりすることができると思います。また、学問の面でも、新たな学びの視点を得ることができると思います。以前に父や姉も留学をしていたことがありましたし、母も海外で生活していた時期がありました。家族の意見もよく聞いて検討してみようと思います。
続けて、結婚についてですが、理想の時期や相手についてまだ深く考えたことはありません。


😐 撮影はここまで

問4 来月、筑波大学に進学されます。高校までの学生生活で印象に残っている出来事や友人との思い出をご紹介ください。筑波大学の生命環境学群生物学類を志望した理由と大学で学びたい分野や希望する生活スタイルについてもお聞かせください。幼い頃から続けられてきたトンボの研究の魅力についても併せてご紹介ください。
 
 <要旨>
幼稚園から中学校まではお茶の水女子大学の付属学校・園に通い、12年間同じキャンパスで学び、遊んで過ごした日々を懐かしく思っております。幼稚園の時にはヘビを捕まえて先生に渡そうとしたら、驚かれてしまったということもありました。

筑波大学付属高校で特に印象に残っているのは桐陰祭と呼ばれる文化祭です。昨年はクラスで一緒にピザ窯を作り、ピザを焼きました。普段とは異なる学校の雰囲気を楽しむことができました。

 高校2年生の修学旅行で沖縄を訪れ、歴史や平和を考える機会となりました。沖縄の文化や風土について感じることもできました。

 筑波大学生命環境学群生物学類を志望した理由は、興味を深く探求したいと考え、生物を学べる環境が自身に適していると考えたため志望しました。学問をしっかりと修め、課外活動にも取り組めたらと思っております。

 トンボは身近な昆虫でありながら、まだ解明されていない部分もあり、新たな知見を得ることができたり、トンボの分野からそれ以外の分野につなげることができたりするところも魅力です。

問5 ご家族についてお聞きします。ご両親、姉の小室眞子さん、佳子さまはそれぞれどのような性格で、悠仁さまにとってどのような存在でしょうか。成年にあたって、ご家族からかけられた言葉やふだん話されている会話についてもご紹介ください。 
😊 殿下のお話には秋篠宮ご一家の仲睦まじさと殿下の家族への愛情があふれています。

はい。まず家族の存在についてですが、家族は一人一人が、大切な存在であると考えています。
続いて、家族の性格についてですが、性格を一言で表すのは難しいので、幾つかエピソードを御紹介しようと思います。まず父は、植物に気を掛けたり、ほこりがたまっているところの掃除をこまめにしたりと几(き)帳面でまめな一面があると思います。ときには、卵料理を作ってくれることもあり、そのかたさにこだわるなど、そのような一面をかいま見ます。気難しい一面がある一方で、ときには、家族で話しているときに冗談を言って楽しませてくれることもあります。母は、休日に室内で刺繡(しゅう)やキルト作りをしていることもあれば、庭の果実を使ってシロップやジャムを作っていることもあります。ときには、高校の花壇を整備するグリーンボランティアに参加して緑に触れる機会を楽しむなどアクティブな一面もあると思います。姉たちは年が離れていますので、両親が国内や海外に出掛けているときに一緒に遊んでくれたり、本を読んでくれたりして、世話をしてくれることがありました。御料牧場に家族で行った時には、イチゴを収穫して一緒にパフェを作ったことも忘れられない思い出です。
成年に当たって家族から掛けられた言葉についてですが、特にはなかったように思いますが、これまでも一つ一つの頂いたお仕事に心を込めて丁寧に取り組むことを大切にするように、と言われることがありました。最後に、普段話していることについてですが、日々の天気や食事、出来事や旅行など、様々なことです。

関連質問1 今年は先の大戦から80年の節目です。戦後生まれの人が大半を占める今の時代に悠仁さまは戦争の歴史とどう向き合われてきたでしょうか。今年1年をどう過ごされるかなど、成年皇族としての務めはどのようにお考えでしょうか。後もう1点、上皇上皇后両陛下や御両親の秋篠宮御夫妻から聞いた話、戦争関連のエピソードなどがありましたら御紹介ください。よろしくお願いします。 

はい。まず私は幼少の頃から戦争に関する資料館を訪れたり、沖縄、長崎、広島といった地を訪問したりする機会がありました。その中で戦争について、詳しく学んだり戦争を経験された方の話を伺ったりする中で、戦争によって多くの方々が命を失い、またつらく苦しい思いをされたことは言葉で言い表すことができないほど痛ましいものであると考えました。
また、先月、舞鶴引揚記念館を訪れた際にも、引き揚げのお出迎えの経験者の方や学生語り部の方からお話を伺う機会がありました。その中で当時の人々の思い、そして当時の状況をしっかりと深く受け止め次の世代に語り継いでいくことの重要性を感じました。その上で一人一人がお互いの立場を理解し合い、学びを深めて平和の実現に向けて努めていくことが大切であると思いました。これからも平和について実際に書籍を読んだり、その場所を訪れたりすることを通して考えていきたいと思っております。あとは、、、

上皇上皇后両陛下から戦争のお話を伺ったりだとか、その関連するエピソードがありましたら御紹介ください。
はい。上皇上皇后両陛下にお会いした際に戦争についてのお話を伺う機会はございました。詳細についてお話は控えさせていただきたいと思います。

関連質問2 先ほどの5問目のお答えの中で、秋篠宮様が卵料理を作ってくださってかたさにこだわりをお見せになったとお話がありましたが、それがどのようなお料理だったかという点と、こだわりというのは先ほど悠仁様御自分の性格でもおっしゃっていましたので、似ているところがあるとお感じになっているのか、あとこれは成年の御会見で、これまでお姉様達の会見でも秋篠宮様の導火線の長さというのが度々話題になってきましたけれども、今悠仁様から御覧になって殿下の導火線の長さはどのくらいか、そして、悠仁様御自身の導火線の長さですとか、あと空間認識についても殿下がお誕生日の会見でおっしゃっていたんですけれども、悠仁様の空間認識はどのような感じかと捉えていらっしゃるかお聞かせいただけたらと思います。盛りだくさんですみません。
 
まず、卵料理についてですけれども、スクランブルエッグを作っていました。かたさもふわふわにできるようにというところで、こだわりを見せていたように感じます。そうですね、私もときにはやはりこだわりを持つこともありますし。ほかは何でしたでしょうか。

殿下もこだわりがあるとおっしゃっていたので、似ていらっしゃるなと感じていらっしゃるかどうか。 

似ているか、そうですね。ときには似ていることもあると思います。それから、、、 

導火線の長さと空間認識。
はい。ときには、やはり導火線の長さが短くなってしまうことがあるといいますか、かっとなってしまう部分もあるようには思います。
空間認識についてですが、普段も地図を見たりすることもありますので、父よりはあるのではないかというふうに思います。それから、、、

導火線の長さは。今、秋篠宮様の導火線の長さは今どう感じてらっしゃいますか。
そうですね。以前よりは、幾分か丸くなったといいますか、と思います。

関連質問3 お年頃らしい質問を柔らかいのを聞きたいなと思って。好きな女優やアイドル、音楽などありますか。 
そうですね。具体的にどれという、どの曲だったり、どの方というわけはないですけれども、広く音楽を聴いたりすることもございます。
 
😊 カメラが退出してからのやりとりは、アドリブのようですね。
殿下がご家族を語るところが聞きどころです。
できればカメラの前でして欲しかったです。ん?愛子さまの会見では、カメラが退出してからの、このような一問一答は公表されなかったのではなかったような?カメラが退出してから後もメモ無しでお答えになった、と報道は伝えていましたが…

動画:会見の前半と宮内庁が成年会見に合わせて発表した映像がみられる
悠仁さま成人会見と近況映像…質問記者が解説!成年行事は?【皇室ちょっといい話】(191)

宮内庁書陵部を訪れられた悠仁殿下




金属製カッターとセラミックカッターの重さを比べられる殿下





和歌の資料をご覧になる殿下
和歌の資料をたくさんご覧になったようです。
テレ東ビズの解説では来年の歌会始には歌を詠まれるようです。