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有識者会議ヒアリング終了 資料

2021-06-15 17:37:51 | 皇位継承
安定的皇位継承を考える有識者会議が行っていたヒアリングが6月7日終了した。

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する
有識者会議
毎日新聞 2021/6/8 15:09 
安定的な皇位継承策を議論する政府の有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)が実施してきた専門家らからの計5回のヒアリングが終了した。有識者会議は今後、政府による国会報告に向けて論点を整理する。だが、女性・女系天皇や旧宮家の皇籍復帰などを巡る見解はヒアリングでも二分され、国民的な意見集約の難しさが改めて浮き彫りになった。

 「国民の考えも時代により変わっていく。女性天皇の誕生を歓迎する風潮もあるかと思う」。7日に実施された最終回のヒアリングで、小説家の綿矢りささんは世論の変化にこう言及した。漫画家の里中満智子さんは女性天皇に肯定的な見解を示しつつも、「夫や子の立場について多くの国民の理解を得られなければ決められない」とも述べた。

 有識者会議は今年3月23日に初会合を開き、これまで5回のヒアリングを実施。皇室や法律の専門家でない人も含めて計21人を招き、天皇の役割や女性・女系天皇の是非など10項目について見解を尋ねた。 

女性皇族が皇位を継ぐ女性天皇を巡っては、4月8日の初回ヒアリングから専門家の意見が割れていた。 

 さらに父方に天皇の血筋がいない女系天皇については、国士舘大の百地章特任教授(憲法)が「憲法違反の疑いがあり許されない。女系天皇の誕生は、万世一系の皇統は断絶して、新たに別の王朝が誕生することになる」と反対を表明。逆に、東大大学院の宍戸常寿教授(憲法)は「憲法2条が定める世襲は女系を排除するものではなく、国事行為およびそれに準ずる活動は女系の天皇でも可能だ」と容認論を唱えた。 

戦後に皇籍を離脱した旧宮家の男系男子孫を皇籍へ復帰させることにも、賛否両論がある。ジャーナリストの桜井よしこ氏は「養子縁組を可能にすることが最も現実的な方法」と賛成したが、日大の古川隆久教授(日本近現代史)は「今の天皇ご一家とは非常に離れた血筋で、皇族だった経験のない方。手続きの問題もあり、好ましくない」と否定的な見解を示した。 

政府は有識者会議の議論を踏まえた検討結果について、国会報告の時期を次期衆院選後に先送りする方針で、どこまで方向性を示せるかも不透明だ。


「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する
有識者会議 内閣府
第1回~第5回 ヒアリング内容。

加藤官房長官
2日 衆院内閣委員会
「『皇位は、世襲のものであって』とは、天皇の血統につながる者のみが皇位を継承することと解され、男系、女系の両方が憲法において含まれる」 
3日 記者会見
皇位継承を定めた憲法2条の「世襲」の解釈をめぐり、男系、女系の両方が含まれるとした自身の国会答弁について「従前より政府がたびたび答弁をし、説明をしてきている内容で、何ら新しいことを申し述べたわけではない」 
加藤氏は、安定的な皇位の継承の維持は国家の基本に関わる極めて重要な問題だと指摘し、「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえながら、慎重かつ丁寧に検討を行う必要がある」

憲法の世襲には男系女系両方が含まれるという見解は、安倍晋三前首相が小泉純一郎政権で官房長官を務めていた平成18年1月の衆院予算委でも答弁していた。
産経新聞 6月3日



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