二日後、もう少し光の条件を改善しようと再訪問しました。この日は日曜日で、健康志向の走り人や散歩者、PCで有名な釣り人で賑わっていましたので、問題の不明鳥に逢えるかどうか不安になりました。
午前はソフトの練習だったので、現場到着は2時過ぎ。30分も経った頃、北の上空に現れた小さな飛翔体が、南西、上流側に消えました。
その15分くらい後、ダム湖西端の森が急に騒がしくなりました。大型の野鳥が、交尾中の声です。数百m離れていますから、相当大きな声です。
あまり経験は多くないですが、チョウゲンボウも、鉄橋の構造材の上で、相当派手な声を出して交尾しますが、音量はさほど大きくなかったような…。
他方、オオタカやサシバの交尾も目撃していますが、何れも静かな営みでした。
程無くして、トビが飛び出してきました。すると、それに突っかかるようにもう一羽。これは少し小さめ。どうやら、ここ数日問題にしている不明鳥です。下図で、中央がトビ、右上が不明鳥の一部です。音量から推測して、交尾していたのはトビかな?、とも思いましたが、不確かです。
両者は一度だけ交錯しただけで、あとは、トビは木の間に、不明鳥は暫らく飛翔した後、先日と同じ古木の天辺に落ち着きました。
大きさの違いから、即座に不明鳥=ハヤブサ、と結論できました。トビとの大きさ比較と、独特の顔の模様からです。胸の模様と色から、第1回夏とでも言えましょうか?
天然の崖は見えず、崩壊防止のコンクリート製の保護斜面が有るくらいの林地で、ハヤブサ一家が生活しているとは、少し場違いな印象でしたが…。
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