八溝山行が早く終わったので、武生(たきゅう)神社近くの林道に立ち寄ってみました。
実はこの道は、最近家族と迷い込んだ道で、余りに新しくきれいな道だったので、足を延ばすうちに、道の真ん中にシャープに割れた石が落ちていて、それを避け切れずに、タイヤの脇腹を切られ、携帯が利かずに、近所の民家の電話を借りたり、修理業者を呼び出したり、大変な目に遭って、良い印象は無かったのです。
しかし、雰囲気は悪くない道だったので、先を探ろうと乗り込みました。途中、展望所で眺めると、昔、宮崎県小林市の小学校時代の遠足で経験したような眺めに出逢いました。山の向こうにまた山が有るのです。
昔職場の文化祭で、詩吟のグループの一人が、「山を過ぎてまた山に分け入る」というような趣旨を吟じたのを聞いた記憶が有り、その通りの感情です。
あるいはまた、カールブッセの詩、「… 山のあなたのなお遠く 幸棲むと人の言う 」の気持とも通じます。
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