あれほど恋い焦がれていたクマタカに、比較的容易に逢えるようになって、また半月経ってしまいました。
日誌風に振り返りますと;
4/1、午後到着し車を止めるころ、北西上空でじゃれ合って飛んでいた2羽のクマタカが、当方に気付いたように南北に別れ、1羽は、林の陰に隠れてしまいました。(撮影の暇なし。)
約25分後、気が付くと、東上空で、例のハト畑を偵察するように一羽旋回しています。よく観ると、別れたものの、まだ時々啼き交わしているようです。
4/2、遠回りして、営巣林らしい所に接近しようと試みたが、殆ど廃道らしく、急傾斜地の石ころや水に阻まれて断念。通常のルートに戻ると、カラスに纏わり付かれて「ピューイ、ピューイ」と啼きながら、南西から北東方向に、逃げ惑うモノ有り。撮影するも、逆光が厳しく、ノスリか、クマタカか判然としない。
4/4、午後、南東の高空を旋回するモノ有り、 4/6、昼前、到着直ぐ、枯林の陰を低く飛ぶモノ有り。どちらも、撮影できず。
以上2枚は、64x1.4で撮影し、リニアに2倍に拡大したもの、以下の5枚は、リニアに4倍拡大。
4/9、狙い通り、少し北奥に注目していて、そこへ現れた瞬間。普段通り遠いが、狙いが当たって嬉しい。
4/11、正面で陰になるところを見透そうと、裏山の杉林を上ってみた。気が付くと、林越しの近い空を、左羽が破れた、見慣れたクマタカが、私を警戒するように旋回している。直線距離で、数十mから100mだろうか。残念ながら余りの急坂に、この時ばかりは、撮影機材を持っていなかったのだ。それにしても、見込みの反対の杉林を、テリトリーにしているのだろうか?
なお、正面の見通しは、確かに開けることが判ったが、急坂であるし、杉林越しであるし、距離も遠ざかるし、再挑戦するかどうかは、一考を要する。
4/13、例によって、北の遠方からお出ましの図。
この飛び方が、体を派手に反らせている風でもあるし、4/1のようにカップル飛行でじゃれ合っている風でもあるし、まだ本格的営巣に入ってないかもしれないと思われた。
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