uparupapapa 日記

今の日本の政治が嫌いです。
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警察は本当に捜査怠慢で動いてくれないのか

2016-06-14 14:27:40 | 日記
~元警官が明かす「犯罪から安全に身を守る法」~


5月下旬、東京都小金井市のイベント会場で芸能活動をしていた冨田真由さん(20)が、

ファンだった27歳の岩崎友宏容疑者に刺された事件。

冨田さんはもともとは事前に警視庁武蔵野署に相談をしており、

被害に遭う直前にも110番に通報していました。

しかし、報道によれば、警察は携帯電話の位置情報を確認する操作をせずに、

警察官を被害者の自宅へ急行させていたと言います。

警察庁の金高雅仁長官は記者会見で

「事前に相談を受けながら重大な結果を防げなかったことは

重く受け止める必要がある」との認識を示しましたが、

覆水盆に返らずとはこのことです。

埼玉県警に28年間勤務した私がまとめた拙書

『警察は本当に「動いてくれない」のか?』(幻冬舎)でも触れていますが、

近年、警察の捜査怠慢を世間から指摘される事件が後を絶ちません。

「警察は動いてくれない」――。

そんなイメージを持っている日本国民は少なくないでしょう。




警察の「常識」は、一般の人の「非常識」




警察官として働く人がどのような日常を送っているのか、

一般にはあまり知られていないでしょう。

まず、現場の警察官のほとんどはとても多忙です。

事件が起これば捜査にあたるのはもちろん、

それに伴って膨大な量の書類を作成しなければなりません。

殺人事件のような凶悪犯罪の場合には、

積み上げたら天井に届くほどの量の書類を作ることになるのです。

また、警察では国民の安全・安心を守るために

検挙件数などの目標も決められているので、

普通の企業のサラリーマンのように

目標に向けて必死に仕事に取り組まなければいけません。

そのような殺人的な忙しさとプレッシャーにさいなまれ、

現場の警察官にはうつ病などの心の病に陥る者が少なくありません。

最悪の場合には、自ら命を絶ってしまう例もあるのです。

最近取りざたされる警察官の不祥事も、

心を病んで半ば自暴自棄になった結果であるケースは多いことでしょう。

とりわけ、警察官は仕事に熱心でまじめな人ほど疲労困憊しており、

悩み苦しんでいる傾向が見られます。





警察を味方につける方法




【警察を味方につけるには、相談する「目的」と「時間」が重要】



警察の対応が悪くなってしまうことの背景には、

警察内部の「非常識」な実情があるわけですが、

実はそれ以上に「相談する側」に誤解や勘違いのある場合も少なくありません。

警察を味方につけ、「動いて」もらうためにはコツがいるのです。

まず、相談する側が意識すべきポイントは大きく2つあります。

相談する「目的」と「時間」です。

まず「目的」については、

警察にどんな動きをしてほしいのか明確にしたうえで相談に行くことが重要です。

「○○に暴力をふるわれた。被害を受けたので、

●●を逮捕してほしい」「いなくなった息子を探してほしい。

最後に話したときに自殺をほのめかしており、なんとしても止めたい」といったように、

なるべく具体的に相談をすることで、

話を聞く警察としても次のアクションが明確になります。

また時間については、

普通に仕事をしている人が土日や夜間の相談を選びがちなところに落とし穴があります。

もちろん警察は24時間365日活動をしていますが、

現実には「いつ行ってもコンビニのようにまったく同じ対応」というわけにはいきません。

警察は平日の17時以降と休日・祭日はすべて当直体制となっており、

そのとき従事する警察官は平日昼間の1~2割程度です。

そのうえ、特に夜間は昼間と比べものにならないほど事件が多くなり、

110番通報を含めた警察署の電話は鳴りっぱなしといっても過言ではありません。

そのため、夜間や休日に相談に行っても

満足な形で応えるのが難しい状況に置かれている可能性もあるのです。

したがって、緊急性の非常に高い相談を除いては、

事前に電話で予約をしてから平日の昼間に訪れるのがベストでしょう。


       ー中略ー


犯罪被害から身を守るためには?




犯罪の脅威から平穏な生活を守るためには、警察を味方につけるだけでなく、

自ら被害を招かないよう犯罪を遠ざける心得も身に付けておきましょう。

まず、犯罪を犯す可能性が高そうな人にはなるべく近寄らないことです。

たとえば、政治家などの名前をやたらと出して信用を得ようとしてくる人物は要注意。

偉い人の名前を出して相手を信頼させるのは詐欺師の常套手段です。

さらに、身近にいる人物の言動や服装が以前と比べて

明らかに変わったような「異変」が見られたら、

しばらく距離をおいたほうがいいかもしれません。

自分自身が犯罪者に狙われやすいタイプかどうか知っておくことも、

被害を避けるために役立ちます。これまで私が見てきた経験から言うと、

犯罪被害を受けやすい人には次のような共通点が見られます。



① 簡単に人を信じる

② 人よりも欲深い

③ ルールを守らない

④ 優柔不断で嫌なことでもはっきり断れない




もし、自分自身を省みて上記のタイプにあてはまるようなことがあれば、

くれぐれも気をつけてください。

怪しい人物が近づいてきたら、

念のためやりとりなどを記録として残しておくことをおすすめします。

犯罪被害を遠ざけ、もし被害を受けても警察を味方につけることができれば、

平穏な生活を脅かされるリスクは最小限に抑えることができます。

日本人が犯罪を知り、警察を知ることで、

犯罪による悲劇が二度と繰り返されなくなることを願ってやみません。



-東洋経済オンライン-







「警察は忙しいので、事前に相談をしていても

犯罪を防ぐことはできず、被害者を守ることができなかった。

それは仕方ないことなのです。」

そう言っているように聞こえる。



その原因は、事件が起これば捜査にあたるのはもちろん

膨大な量の書類を作成しなければならないこと。


警察では国民の安全・安心を守るために

検挙件数などの目標も決められているので、

普通の企業のサラリーマンのように

目標に向けて必死に仕事に取り組まなければいけない。




だから犯罪を防げなくても仕方ない。




そんな論理で、すがりつく人を見殺しにしても仕方ないというのか?


膨大な量の書類?

そんなの必要なの?

人の命より大切?

どれほどの重要さがあるかわからないが、

書類の作成に忙殺され、本来業務が疎かになっている現状を放置する

今の態勢はどう見てもおかしい。









gooブログのメンテ工事のため

せっかくアップした内容のかなりの部分のデータが消失しました。

またアップし直す気力がないので、このままにします。


悪しからず。