ウラ技・バレーボール技術・戦術研究会

実際に使って来た9人制バレーボールの技術・戦術のウラ技。ママさんバレー、一般のクラブチームではかなり通用しますよ。

9人制バレーにおける高速サーブへのチーム対応イメージ

2010年06月21日 11時32分26秒 | サーブレシーブ
http://sports.blogmura.com/volley/
ここまで、サーブの性質や、ポジションごとの意識や対応方法について考えてきましたが、これをチーム全体レベルに組み合わせるとどうなるかというのを図面にしてみました。


4番(中衛レフト)
サーブが来ると思われる範囲の左側端のラインに(オレンジのラインで表示)左肩が接するような位置にポジションをとり、オレンジ色のスペースに飛び込んでくるサーブを処理する構えです。
ピンクの軌道のボール(で表示)は4番の選手の左側を通過したので、見送ってアウトにしています。

5番(中衛センター)
コート中央を前衛ライト(3)とともに守り、黄緑のスペースに来るサーブを処理する構えです。黒い軌道のボール(●で表示)は、構えた位置よりやや右ですので、レシーブはバックに任せてもよいのですが、この図のように思い切って取りに行く場合もあります。
参考記事
中衛選手のサーブレシーブ瞬間ワザ(サーブの軌道の見極めと対応方法)

3番(前衛ライト)
セオリーどおり、正面のサーブ(で表示)はオーバーカットしていますが、やや右に来たサーブについて、バックにまかせています。 前衛ライトは時間差のセミクイックを打ったり、Cクイックにも入りますので、レシーブの負担は軽くしたいというのがありますね。
参考記事
中衛選手のサーブレシーブ瞬間ワザ(サーブの軌道の見極めと対応方法)

6番(中衛ライト)
肩口に来たサーブでオーバーカットできる範囲ですが、右側通過なので見送ってアウトにしています。

7番(後衛レフト)
4番(中衛レフト)と5番(中衛センター)の間が守備範囲ですから、ここに来たボールをアンダーでカットしています。

8番(後衛センター)
アンダーで取れる軌道の青いボール(で表示)について、アンダーでカットしていますね。それよりボ-ル一個分くらい高い軌道の赤いボール(で表示)については、見送ってアウトにしています。高速サーブがアンダーで処理できないコースに来たら、見送ってアウトにできるポジションについているからこのプレーができますね。
参考記事
後衛選手のサーブレシーブ瞬間ワザ(サーブの軌道の見極めと対応方法)」
 

9番(後衛ライト
中衛ラインでサーブレシーブに入っている3番(前衛ライト)の選手は正面に来たボールしかサーブカットしていないので、その選手の右肩付近を抜けてきたボール(で表示)については、9番の選手が横に動いてレシーブしています。
参考記事
中衛の選手がオーバーカットすると、後衛がレシーブするボールがなくなる?

以上です。ありがとうございました。
よかったらぜひこちらも覗いてくださいね。
<script language="javascript" src="http://ranking.kuruten.jp/rankbanner.php?s=1" type="text/javascript" charset=euc-jp></script>
<noscript><a href="http://ranking.kuruten.jp/rankin.php" target="_blank">くる天 人気ブログランキング</a></noscript>


最新の画像もっと見る

コメントを投稿