山と自転車

熊本県熊本市在住の「ちよ」です。ロードバイクの事を中心に書いています。

みんなの笑顔が見たいから

2017年03月06日 15時07分00秒 | 自転車イベント
サイクリング協会に職場の後輩の旦那さんがいる。

サイクリング大会が近づいてくると、「ボランティアが足りないので手伝ってくれませんか。m(__)m」とメールが来る。

県のサイクリング大会は予算もボランティアの人数もギリギリみたい。


「いいですよ」と返事すると、
「助かります。神様、仏様、ちよ様。」と大袈裟に感謝される。


人から必要とされるのって気持ちいい。

ボランティア友達のYちゃんも今回も来るそうだ。
一昨年だめんずと結婚したYちゃんも恐らく私と同じ気持ちだろう。





3月4日(土)晴天
天草下島を目指して、10時に熊本市内を出発。
目的地に着くまで、ロードバイクでキャンプツーリングされているグループを3組見かける。


大学生かな。
荷物は重そうだけど、青春っていいなと思う。


13時に集合場所の佐伊津漁港に到着。
私と他の5人で明日のサイクリング大会の参加賞の準備や救急箱の点検をする。


他の方は道路の看板設置に行かれている。
私の担当分が終わったら、協会の会長さんと話したりして過ごす。
会長さんはご高齢。いつも裾がキュッと絞まったジャージを履いておられる。


毎回サイクリング大会には「今回で最後かもしれん」という気持ちで来ているそうだ。


協会の方は看板の取り付けに行かれていて、20時過ぎくらいまで作業をされていたみたい。




3月5日(日)曇りのち雨の予報。
天草下島サイクルマラソンの当日。

朝5時起床し、6時に佐伊津漁港に到着。


いつも参加者に番号順に並んでもらうけど、今回は番号順じゃなかったので、受付でバタバタ。
今回知っている人がたくさん参加されるので、受付しながら挨拶する。

開会式が始まり、


8時にAコースからスタート。

手を振ってお見送りをする。


見送りが終わったら、5人で昼食会場へ向かう。
今度は通過チェックとエイドの準備。


9:30に昼食会場に到着したら、いつもの元気のいいベテラン女性二人が豚汁調理中。




手作りの柚子唐辛子と普通の唐辛子と漬物と梅ぼし。




参加者が来られる前に食べていいそうなので、お先にいただきます。
私は柚子唐辛子派。
入れすぎると辛いので注意。



10:20に一番目の参加者(Bコースの方)が来られた。


今回はみなさんペースが速いみたいで、11時くらいからBコースの方が続々来られ、その後牛深まで走られたAコースの方がやって来た。


通過チェックしたり、飲み物の準備をしたり。

県の大会は予算がカツカツなので、飲み物は水と麦茶しかない。
私が出来る事は少ないパックで如何に濃い麦茶を出すか。



こちらのエイドでも知り合いの人に声かけたりかけられたり、友達の友達に声かけたりかけられたりして忙しいながらも楽しく過ごす。
赤ジャージ軍団、ブログ繋がりの方、ブログ繋がりで何年か振りに会えた方、昔一緒に走って私のことを覚えてくださっていた方、別ショップの方、カープ女子、県外のサイクリング大会でいつも会う方等々。
みなさんと話せて良かった。


話し過ぎて、麦茶の準備が間に合わなくなり、近くにいた1008さんにもお茶汲みを手伝ってもらう。
助かりました。m(__)m



参加者がほとんどいなくなった頃に一人で昼食会場に入って来られた若いお父さん。
エイドには先回りして奥さまと小さいお子さん二人が待っておられた。
お父さんが再スタートされる時に子ども達が一生懸命声援を送っていて、お父さんが笑顔でガッツポーズして出ていかれた様子を遠くで見守る。
カッコいいお父さんだなぁ。
あのカーブを過ぎた後、お父さんがどんな表情になられたか気になる。



このエイドの手伝いが終わったら自転車で走って帰るつもりだったが、雨がポツポツ降りだし、寒くなってきた。

そんなに悩まず、乗るのは止めた。
晴れた日に走りに来よう。


エイドの撤収作業をして15時にゴール会場に到着。
みなさんがゴールされる姿は見慣れた光景なのに、雨に濡れて疲れた顔を見たら感極まって涙が出そうになる。
歳のせいかな。

参加賞はボトル、かめせん(お菓子)、入浴券。




ゴールでは「あおさ汁」が振る舞われた。


私も後でいただいたけど、冷えた身体に染み渡る美味しさ。


他県のサイクリング大会のような華やかさや豪華さはないけど、手作り感があってほのぼのした熊本県の大会も素敵だなぁと思った。
それから参加されたみなさんが「ありがとう」「お世話になりました」と声をかけてくださって、それが嬉しかった。

走られたみなさんお疲れ様でした。
風邪などひかれませんように。
コメント (36)