横浜駅西口の地下街が、消防法によって設備改築を余儀なくされ、シャルが閉鎖されたのが何年前でしょうか。
シャルの開発は進んでいないようですが、今度はダイヤモンド地下街やジョイナス地下街が改築で、閉店や移転が続いています。
コーヒー23は、かーさんが更年期鬱の頃から通いだしたお店です。
良くコンサートの後など、余韻を楽しみたい時に寄ったものです。
また ユキがいなくなった後のウサフェスで、思い出して号泣しながら寄った店でもあります(^^;;
41年前 国鉄スワローズ 23番の飯田徳治氏が開店したコーヒー専門「コーヒー23」。
小さな店内ですが、一枚板の重厚なローズウッドのカウンターに座ると、丁寧に淹れたコーヒーが、棚にずらりと並ぶ大倉陶園のティーカップたちによって供されます。
店内は照明をやや落とし、静かなジャズが流れる別世界。
Y氏と、若いO氏のお二人は、白のシャツに黒のベストとズボンといった服装をスレンダーに着こなして、ベテランと言えるしぐさがかっこよかったものです。
無駄口はなし。ほとんどアイコンタクトで仕事が進むのを見るのは、気持ちが良かったものです。
大倉陶園に魅せられたのも、このお店があったから。
通うほどにお気に入りのカップが見つかり、それを迎えた時の喜びはひとしおでした。
気に入ったカップ(ただし販売しているもの)は、Y氏にお願いすると取り寄せてくださったのです。
だんだん目が付くものは廃盤のものが多く、がっかりすることもあったのですが・・・
でも かーさんが長らく愛用していた桔梗ちゃんは、Y氏のご厚意で迎えることができました。
大倉陶園についてのみならず、陶器のうんちく、コーヒーのうんちくも豊富なY氏のもと、とても楽しいひと時を過ごしました。
一時期オーナーが亡くなって壱番館に引き継がれて、がらりと雰囲気が変わってスタッフも女の子になり、ポップな曲が流れてから行かなくなりました。
でも 常連さんが離れたのでしょうか、いつの間にかマスターともいえるY氏が戻り、次第に元の雰囲気に戻っていきました。
そこへ消防法です・・・
移転するところも多いのですが、閉店するお店も大変に多い。
すでに改築済んでリニューアルオープンした部分も、多種多様なお店から、若い子向けのブティックや靴・アクセサリーといった偏った構成になってきています。
手芸屋さんなんて3つともなくなりました。画材屋さんも狭くなった。
そうそう ダイヤモンド地下街は、1/3は有隣堂の世界です。 ま これはいいか。
高島屋の品ぞろえも偏って品薄だし、西口行っても買い物の楽しみがなくなりますね。
9月7日の閉店をひかえて、このところたびたび会社帰りの買い物後に寄っています。
ええ 桔梗ちゃんをお迎えしてからは、加賀菊ちゃんにご執心。
黙って座れば、加賀菊ちゃんにモカが出てきます(^^)
大倉陶園のカップは、すべてこのスタイルのものをお迎えしています。
安定して持ちやすく、優雅で品があります。
京友禅ではなく、加賀友禅の趣が、何とも素晴らしく癒されます。
最近の大蔵陶苑は、友禅ではなく、光琳っぽいのが多いのですよね。
この絵付けをした方は、お亡くなりになったそうです。
描き手がいなくなるのも、ご時世でしょうか。
ボケちゃいましたが、この棚のほとんどは大倉陶園。
数個違うのがありますが、ブランドものです。
女の子がいた頃に、だいぶ割ってしまったそうです・・・
もう手に入らない、開店当時から大事にしていたものもいくつかあったそうで。
久しぶりに行った時に、なんとなく棚がすかすかした気がしたのは、気のせいではなかったのでした。
なんと もったいなくも恐ろしい話!
閉店に際して、Y氏がどうなさるのか気になっていました。
ひところは「まだ決めていません。どこかで働こうとは思っていますが。」とおっしゃっていたのですが。
お店に閉店のお知らせが貼られた時に
「この店で40年コーヒーを入れてきましたYも、港南台店で皆様においしいコーヒーを提供し続けます。」
わぁ~ 港南台にいらっしゃるんですね♪
そりゃそうだわ。こんな得難いベテランを手放すのは、どう考えてももったいなさ過ぎです。
迷ったようですが、結局はオーナーの要望通りに移動するそうです。
良かったぁ~♪
「Oも港南台店にいます。高島屋の2階ですが、雰囲気が全然違いますよ」
わぁー!! ツートップじゃないですか!!
きっとそのうち雰囲気が違ってくるのじゃないかと思いますよ。
で カップたちは・・・
「オーナーの考え次第ですね」
うーーん もったいない気もしますが、価値の分からないスタッフがいたら、また割られるのがオチだし・・・
Y氏とO氏がまた二人並んで仕事するなら、上等としましょうか。
ともあれ、9月7日の閉店まで、毎日とはいきませんが、加賀菊ちゃんに会いに通います。
それにしても、たびたび写真に撮っているかーさん。笑われそうですが、もう二度と出会えないであろうこの娘をしっかり残しておきたいのですよ。
ついでに最近の話題は、一枚板の5m以上はあろうかという深い色味のローズウッドのカウンター。
オープン当時に、トラックもって浜松から運んで来たそうです。
このご時世じゃ、とてもじゃないけど手に入らない。
廃材とするなら(いや 業者は喜んで転売するでしょう)、切り売りしない?なんて(^^;;
だってこの長さのままじゃ家に入らない。
同じ長さに切って向い合せにすると、立派な食卓にもなりそうです。
短くても、窓辺にカウンターなんてね(^^;;
それに、壁に貼ってある厚さ1cmちょっとの大理石のプレート。
「以前建築家の方が、この石はもう手に入らないと驚いていました」というもの。
ねぇねぇ 廃材にするなら、一枚売って下さらない?(笑)
故飯田徳治氏が、どれほど丹精込めて贅沢に作った店か・・・それを思うと、お店がかわいそうになります。
最後の日には、お花を持って行きましょうかしらね~
シャルの開発は進んでいないようですが、今度はダイヤモンド地下街やジョイナス地下街が改築で、閉店や移転が続いています。
コーヒー23は、かーさんが更年期鬱の頃から通いだしたお店です。
良くコンサートの後など、余韻を楽しみたい時に寄ったものです。
また ユキがいなくなった後のウサフェスで、思い出して号泣しながら寄った店でもあります(^^;;
41年前 国鉄スワローズ 23番の飯田徳治氏が開店したコーヒー専門「コーヒー23」。
小さな店内ですが、一枚板の重厚なローズウッドのカウンターに座ると、丁寧に淹れたコーヒーが、棚にずらりと並ぶ大倉陶園のティーカップたちによって供されます。
店内は照明をやや落とし、静かなジャズが流れる別世界。
Y氏と、若いO氏のお二人は、白のシャツに黒のベストとズボンといった服装をスレンダーに着こなして、ベテランと言えるしぐさがかっこよかったものです。
無駄口はなし。ほとんどアイコンタクトで仕事が進むのを見るのは、気持ちが良かったものです。
大倉陶園に魅せられたのも、このお店があったから。
通うほどにお気に入りのカップが見つかり、それを迎えた時の喜びはひとしおでした。
気に入ったカップ(ただし販売しているもの)は、Y氏にお願いすると取り寄せてくださったのです。
だんだん目が付くものは廃盤のものが多く、がっかりすることもあったのですが・・・
でも かーさんが長らく愛用していた桔梗ちゃんは、Y氏のご厚意で迎えることができました。
大倉陶園についてのみならず、陶器のうんちく、コーヒーのうんちくも豊富なY氏のもと、とても楽しいひと時を過ごしました。
一時期オーナーが亡くなって壱番館に引き継がれて、がらりと雰囲気が変わってスタッフも女の子になり、ポップな曲が流れてから行かなくなりました。
でも 常連さんが離れたのでしょうか、いつの間にかマスターともいえるY氏が戻り、次第に元の雰囲気に戻っていきました。
そこへ消防法です・・・
移転するところも多いのですが、閉店するお店も大変に多い。
すでに改築済んでリニューアルオープンした部分も、多種多様なお店から、若い子向けのブティックや靴・アクセサリーといった偏った構成になってきています。
手芸屋さんなんて3つともなくなりました。画材屋さんも狭くなった。
そうそう ダイヤモンド地下街は、1/3は有隣堂の世界です。 ま これはいいか。
高島屋の品ぞろえも偏って品薄だし、西口行っても買い物の楽しみがなくなりますね。
9月7日の閉店をひかえて、このところたびたび会社帰りの買い物後に寄っています。
ええ 桔梗ちゃんをお迎えしてからは、加賀菊ちゃんにご執心。
黙って座れば、加賀菊ちゃんにモカが出てきます(^^)
大倉陶園のカップは、すべてこのスタイルのものをお迎えしています。
安定して持ちやすく、優雅で品があります。
京友禅ではなく、加賀友禅の趣が、何とも素晴らしく癒されます。
最近の大蔵陶苑は、友禅ではなく、光琳っぽいのが多いのですよね。
この絵付けをした方は、お亡くなりになったそうです。
描き手がいなくなるのも、ご時世でしょうか。
ボケちゃいましたが、この棚のほとんどは大倉陶園。
数個違うのがありますが、ブランドものです。
女の子がいた頃に、だいぶ割ってしまったそうです・・・
もう手に入らない、開店当時から大事にしていたものもいくつかあったそうで。
久しぶりに行った時に、なんとなく棚がすかすかした気がしたのは、気のせいではなかったのでした。
なんと もったいなくも恐ろしい話!
閉店に際して、Y氏がどうなさるのか気になっていました。
ひところは「まだ決めていません。どこかで働こうとは思っていますが。」とおっしゃっていたのですが。
お店に閉店のお知らせが貼られた時に
「この店で40年コーヒーを入れてきましたYも、港南台店で皆様においしいコーヒーを提供し続けます。」
わぁ~ 港南台にいらっしゃるんですね♪
そりゃそうだわ。こんな得難いベテランを手放すのは、どう考えてももったいなさ過ぎです。
迷ったようですが、結局はオーナーの要望通りに移動するそうです。
良かったぁ~♪
「Oも港南台店にいます。高島屋の2階ですが、雰囲気が全然違いますよ」
わぁー!! ツートップじゃないですか!!
きっとそのうち雰囲気が違ってくるのじゃないかと思いますよ。
で カップたちは・・・
「オーナーの考え次第ですね」
うーーん もったいない気もしますが、価値の分からないスタッフがいたら、また割られるのがオチだし・・・
Y氏とO氏がまた二人並んで仕事するなら、上等としましょうか。
ともあれ、9月7日の閉店まで、毎日とはいきませんが、加賀菊ちゃんに会いに通います。
それにしても、たびたび写真に撮っているかーさん。笑われそうですが、もう二度と出会えないであろうこの娘をしっかり残しておきたいのですよ。
ついでに最近の話題は、一枚板の5m以上はあろうかという深い色味のローズウッドのカウンター。
オープン当時に、トラックもって浜松から運んで来たそうです。
このご時世じゃ、とてもじゃないけど手に入らない。
廃材とするなら(いや 業者は喜んで転売するでしょう)、切り売りしない?なんて(^^;;
だってこの長さのままじゃ家に入らない。
同じ長さに切って向い合せにすると、立派な食卓にもなりそうです。
短くても、窓辺にカウンターなんてね(^^;;
それに、壁に貼ってある厚さ1cmちょっとの大理石のプレート。
「以前建築家の方が、この石はもう手に入らないと驚いていました」というもの。
ねぇねぇ 廃材にするなら、一枚売って下さらない?(笑)
故飯田徳治氏が、どれほど丹精込めて贅沢に作った店か・・・それを思うと、お店がかわいそうになります。
最後の日には、お花を持って行きましょうかしらね~