●五体俳句0168・骨05・清水基吉03・2014-03-30(日)
○「引き寄せて羞らふ骨や風光る」『冥府』(1972)(→清水基吉03)
季語(風光る・春)
「籏ことを落合火葬所に送る」の前書きのある句です。拾うために引き寄せた骨が恥ずかしそうにしている…作者と故人の関係が偲ばれます。すべては春のまばゆい光のなかでの出来事なのです。今日はこの句の作者、清水基吉の忌日(2008)であります。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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