●方法俳句0215・抽象の物質化06・関根誠子01・2015-02-26(木)
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○「春の闇指で突いて入るべし」(『浮力』2011)(関根誠子01)
季語(春の闇) 「はるのやみゆびでつついてはいるべし」(「閑中俳句日記(別館)」より引用http://kanchu-haiku.typepad.jp/blog/2011/05/%E9%96%A2%E6%A0%B9%E8%AA%A0%E5%AD%90%E5%8F%A5%E9%9B%86%E6%B5%AE%E5%8A%9B.html)
【鑑賞】:夕闇はようやく冬から脱した様子です。それにともなって闇は得体のしれない質感を持ち始めます。それが「春の闇」なのです。指でつついてから入ってください。
○関根誠子(せきねせいこ)
●好きな一句「あめんぼう吹いて五センチほど流す」(『同上』)02
季語(あめんぼう・夏) 「あめんぼうふいてごせんちほどながす」(「増殖する俳句歳時記」より引用http://zouhai.com/cgi-bin/g_disp.cgi?ids=20110509,20110602,20110611,20110804,20120528,20140522&tit=関根誠子&tit2=関根誠子の)
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